ちょうどペットを欲しがる年齢のボーイズx2人。シンガポールでは水槽を購入して自分たちですくってきたグッピーを2匹飼っていました。ちなみに、このグッピーは当初40匹以上いたのに、方程式y=n/xくらいのペース(?)で日に日に減って行き、淘汰されて生き残ったのは2匹。今も健在(という報告メールがシンガポールから昨日届いた)。
シンガポールのコンドにいたグッピーちゃんたち |
さてタイに到着してから二人ともやはり何かペットが欲しいと言い出しました。我が家は3人とも中等度のアレルギー持ちで、残念ながらは犬や猫は飼えません。というわけで、彼らは思考をこらして、カエル、亀、魚、ハムスターなどなど希望してくるのですが、長期の旅行や出張が多い我が家ではなかなか簡単に同意できません。
そんな中、引越してきてあることに気付きました。
我が家には既存の「ペット」がいるではありませんか!「ペット」のおおまかな定義を「自分の家にいる動物」だとすると、我が家には今思い当たるだけでなんと3種類以上のペットがいますよ。
1. 爬虫類代表:ヤモリ
この近所でヤモリが出没しない家はありません。その名の通り、「家守」は「家を守っている 」らしいので、本当は仲良くしなければならないようです。急に部屋の電気を付けたとき、彼らに出くわしたときのドキドキ感(動悸)や高揚感(くらくらする感じ)、やみつきになりそうです。
昼間でも堂々とキッチンに出没。このあと排水口を駆け下りていった彼のその後を私は知らない。 |
光を求めてやってくる虫を狙って毎晩このように我が家の窓(の外側)に張り付いている。 |
2. 両生類代表:イモリ
ヤモリは神出鬼没な感じで、家の中をくまなく闊歩している印象を受けるのに対して、イモリはキッチンを中心に活動しています。単独行動が多いヤモリとは違い、イモリは子イモリもいて、家庭的な雰囲気を醸し出しています。家族を大事にしている感じ。
ちなみに、本当にイモリかどうかあまり自信はありません。そもそも両生類を満足させるような川や沼が庭にないので、むしろヤモリの一種かもしれません。本当はあまり興味はないのですが、一応我が家の「ペット」なので、どなたかこの動物の種類を教えてください笑。 |
最後に紹介する我が家の「ペット」、実は目撃したことがありません。屋根裏で何か忙しそうに作業している音が毎晩聞こえるだけです。その足音やせわしない感じからリスかネズミだろうと予想はできるのですが、現在のところ誰も勇気がなく、確認はできていません。きっと我が家のどこかからちゃんとご飯を与えられているのでしょうし、あちらも行動範囲を拡大する気配もないので現在の住環境に満足しているのでしょう。#1や#2のペットのように堂々と姿を現すこともなく、地味でけなげな印象を受けるこの#3ペット、このまま同居を続ける予定です。
この他、周囲のご家庭にはヘビ(含む毒ヘビ)やカメレオンや大トカゲもいるようです。
そんなアニマルフレンドリーな住環境および日常的なドキドキ感を提供してくれるこのタイの田舎生活よ、ありがとう。
そして我が家に本当のペットを迎え入れる日がまた少し遠のきました、とさ。