12.16.2015

科学の実験

長男くんが友人と一緒に科学の実験を完成させました。二人とも頑張って放課後や休日にお互いの家を行き来して実験していました。

ドライアイスを用いた実験で、ドライアイスが気化するときの白煙をドーム状の形になるように細工したら、何秒でドームが破裂するか、ということをドライアイスの量を増やしていって実験します。

そのときのビデオがなかなか面白い。iMovieを使うのがうまい最近の子供たちはこのような短いビデオを作成するのはお手の物。PowerPointのスライドも簡単。

さてこの実験に使用されるドライアイスを入手するのが結構楽しい・大変な経験でした。まず「ドライアイス」をタイ語で何というかを調べたら、Naam Khaeng Haeng(水+固い+乾燥)。そのままでした笑。そして次はアイスクリーム屋さんがたくさん立ち並ぶ近所の大型ショッピングセンターへ。事前に聞き込みをしたらアイスクリームを販売している○○と××という店はドライアイスを単品で売ってくれるらしいという情報が入ってきました。どの店もやはりドライアイスは商売道具。いっぺんにたくさんのドライアイスを単品で売ってしまうわけにはいきません。ということで、目標量のドライアイスが確保できるまでには何軒がまわりましたが、なんとか成功。

今度は常夏の国タイでドライアイスがあまり気化しないように大急ぎで友人宅へ向かって早速実験開始。冷たいドライアイスを配達するのにどれだけ汗をかいたことか(外気は30度以上)。

その甲斐あって実験は大成功。楽しそうなビデオができあがりました。

めでたしめでたし。

12.14.2015

近所に引越し(その9)

前の家の敷金が全額戻ってくるように前もって周到に手配をし、やっと新しいおうちに引越しました。これでもうあのお化け屋敷とはおさらばだ!

新居にもいろいろと問題はあります。しかし私の前にそれを直しておける人がいない新築だから許せます(壊れていても怒らない。この器の大きさはタイ在住で得た)。前の家は直前まで家主が住んでいたにも関わらずとんでもない数のものが壊れていました。冷水で髪の毛を洗っていた2ヶ月間は一生忘れません。

いろいろと壊れやすいタイで自分が住む家の賃貸契約。すべての修理が家賃に含まれている契約を選んでいるのですが、現在の家は大きな会社がバックについているので、修理業を派遣するスピードが速い!

あぁ、よかった。これで平和に暮らせる。

といかないのがアメージングタイランド。

契約書には退去後○ヵ月以内に家主は敷金を返納しなければならないと書いてあります。前に家の敷金がなかなか会社の口座に振り込まれなかったため、会社側が家主に問い合わせたところ、「敷金2か月分は返さないことにした」とのこと。

私は会社側にこれ以上迷惑をかけたくなかったため、敷金が全額返納されることを確信した上で、壁のペンキや床の研磨代など、言われたままの金額を家主の口座に振り込みました。それを、敷金2か月分は返さないと言ってきたのです。

さすがアメージングタイランド。通常ではあり得ないことが起きます。

次につづく。

12.09.2015

近所に引越し(その8)

8月13日に引越しすることが決定しました(今度こそ)。

さて駐在員のため、会社が私の敷金を立て替えています。一年間住んだこのお化け屋敷、子供たちが傷つけた床、手形を残した壁などの処理を敷金から差し引いて欲しくなかったため、不動産屋に査定してもらって前もって家主の口座に言われた通りのお金を振り込み、敷金は全額戻ってくるように周到に準備しました。

余談:新居は自分用のパラダイスとなるよう、まずは壁の色から好みの色に塗りました。
家具を運び込む前に2日かけて壁にペンキを塗ってもらいました

天井が高いから大変そうだった

家全体が青なのに、次男くんだけなぜかオレンジを希望しました

引越して落ち着いた様子☆☆
そして、最後に敷金全額が返金されて終わると思うでしょう?

そうはいけないのがアメージングタイランド。

次に続く。

12.07.2015

近所に引越し(その7)

読者のみなさま(そんなにたくさんいないけど、一応「読者のみなさま」☆)からはその後近所に引越しする件はどうなったのか、という問い合わせがたくさんありました。

その後どうなったのでしょうか。

実はその後この件関連のごたごたが実に多くあり、つい先月(!!)決着がついたので、あらためましてブログにアップデートできることになりました。終わりの見えないままアップデートすることにやや不安があったため。

そして前回の続き。

1ヶ月以上かかって返信あり、家主も8月10日の退去で合意したことが判明しました。ま、希望より少し早いけど、この時点でだいたい自分の希望通りになっていました。夏休みから帰った次の日に引越しするのでやや落ち着かないですが、1ヶ月分重複する家賃を払わなくてもよいので経済的には助かります。

さらに1ヶ月経過してから、このメール。
We can confirm the move out date for you and your family to be the 14th August as you originally requested. Please confirm that you are Ok with this.

は?

10日で合意してまた変更するの?ということで、私からの返信。
Thank you for your email.  After the recent communication, my understanding was that we would plan for a move out on August 10 (by the afternoon).  The movers, painters, our travel plans, hotel arrangements were all aligned to this date already.
However if it is important to stay a few more extra days, I can agree to staying until Thursday August 13, with a handover of the house in the afternoon on August 13.
Would that work for you?  As I will be extensively travelling in the coming weeks, I would appreciate it if you could continue to communicate with XXX and YYY about the details and the final decision.  Thank you very much.

Thank youで書き始め、Thank youで締める私はなんて大人。ぽんぽん言い分を変えてくる相手に対してこみ上げてくる$#@#%な感情を抑えるためにはこちらから大人な対応をするのが一番。

このメールが受け入れられ、8月13日で合意。

次回に続く。

12.05.2015

Eco Trip

アウトドア大好き長男くんが2泊3日で学校主催のEco tripに行ってきました。この旅行は学校の体育顧問の先生が同行するもので、カヤック、ロッククライミング、自炊、テントなど、長男くんにとっては初めて味わう本物のアウトドア体験となりました。 
出発前日
テントと寝袋とマット準備完了

出発のときは振り返りもせず

宿泊の様子
右側にあるオレンジ色のテントに長男くんはお友達と寝ました

このキャンプ体験でお友達が増えました

食事はすべて自炊でした
5人グループで長男くんと他もう一人しかご飯を作るのに協力しなかったらしい?!
でも長男くんの作ったスパゲッティーはおいしいとほめられたとか
全体的に食事の量が少なくてお腹がすいたとのことで、
次回からはおやつをもっとたくさん持たせようと思いました。

農作業中

初日はバスを降りてからキャンプ場までカヤックで移動したそうですが、長男くんに言わせると何時間もこぎ続けて疲れたとか。上の動画で横切るように青いカヤックの後ろに乗って少しだけ写っています。

さて2泊3日して帰宅した彼は擦り傷や虫さされだらけでした。トイレが自動水洗ではなく、手動水洗だったため、前の人のう○ちが浮いていたとか、カヤックのとき疲れたとか、食事のときは班のみんなが作業をさぼっていたとか、ケガをたくさんしたとか、テントに砂に入ったとか、よく眠れなかったとか、さまざまな困難があったようです。

数年前なら期待と違う環境に置かれた場合や、困難に直面したときにはヘソを曲げてどうにもこうにもならなくなる彼でしたが、同行した先生からのメールでは今回まったく問題がなかったとのこと。

12歳になってやっと人並みとなりました、とさ。

12.04.2015

アユタヤ学習旅行

遅くなりましたが、10月中旬に次男くんがクラスでアユタヤに1泊2日旅行をしてきました。

アユタヤは有名なユネスコの世界遺産。バンコクから北へ70kmのところにあります。我が家から行くと運転して一時間程度。1351年から1767年にビルマとの戦争で滅びるまで400年以上タイの王都として栄えました。そこにある日本人町は多いときで1500人の日本人が住んでいたらしい(含む山田長政)!

ということで、あまり歴史とか遺跡とかに興味のない次男くん。どんな感想をもって帰ってくるのかと楽しみにしていました。宿泊はなんとお寺(残念ながらその写真はなし)。
クラスの仲間と集合写真
右端にいる彼はあまり嬉しそうではない
一日目はこのようなbargeに乗ってお勉強
Bargeは日本語で荷足り船とでもいうのでしょうか
ぷかぷかとチャオプラヤー川に浮いています
何やら説明を聞いています

食事は豪華

仲間と勉強しているみたいです


帰宅後の彼の感想は:なんだかお勉強みたいで嫌だった。お寺で寝るときにクーラーが効きすぎていて寒かった、ご飯はおいしかった、もう二度と行きたくない。だそうです。

遊ぶだけの旅行が好きなのね。


11.26.2015

吹奏楽コンサート

本来のお勉強以外の活動、特に音楽などいわゆるperforming artsが大変充実しているISBです。長男くんが昨年参加した音楽の発表会もクォリティが高かったですし、小学部のミュージカルも上出来でした。

さて2年ほど前シンガポール時代に始めたサックス。昨年バンコクに来てから始めた個人レッスンは先生が時間を気にせずレッスンをするので長男くん(本人はA型人間だったのか?)は嫌気がさしてしまいました。今年度から学校の音楽授業が「コンサートバンド(吹奏楽)」、長男くんはサックスで参加します。そして最高に運のよいことに、そのバンドの先生が日本人!安定感・信頼感が違いすぎる!

ピアノの練習はいやいやするくせにサックスはやはり仲間がいるためか、比較的練習に励んでいます。学校の授業だけでは上達が足りないと思った本人は今年度も個人レッスンを月に2度しています(先生をアメリカ人に変えて安定感倍増☆)。

そしてつい数日前にバンドの発表会がありました。長男くんが所属しているバンドは中学部にある3つのバンドの中で真ん中のレベル。「経験者だけど、まだそこまでうまくない」レベルとでもいうのでしょうか。

3つのバンドはそれぞれユニフォームが違います
ステージで練習しているのはbeginners' bandクラス、
黄色いシャツは長男くんが所属しているconcert bandクラス
そして写真の次男くんは自分が発表しないものだから余裕の笑顔
 実際の演奏はこんな感じ。合計3曲演奏してくれましたが、この曲が一番ダイナミックで長男くんのお気に入り。実は長男くん、年度初めに少し出遅れたようで今回のコンサートはサックスの中では「末席」に座っています。末席だと演奏中は見えないし、まだ背が低いので立ってもほとんど見えません!
 
 

 
ウォリーを探せその1
ウォーリーを探せその2
本人は次回のコンサートから第1サックスに少しでも近づけるように努力をする予定とか。確かに、見ている側としても、観客に一番近い第1サックスのお隣くらいに座ってもらうのが嬉しい。

ちなみに、安定感たっぷりの日本人の先生、とても素敵な音楽の先生ですが、なんとこのコンサートの1週間ほど前までデング熱で入院+自宅療養をしていました。東南アジアならではというかなんというか。しかし本番に間に合って本当によかったと思いました。先生お大事に。

3月のコンサートが楽しみです。