シリーズ「楽しい子育て」を書き始めて間もないですが、ちょっと許しがたいことがあったので緊急中断します!
シンガポールでは子供でも日本では通常受けないB型肝炎やA型肝炎などなど予防接種を受けることが薦められます(本来ならば渡航前にするのですが、私の怠慢のせいで来星2年近くなる今頃になって焦って現在注射打ちまくり)。
毎年のように細かく変化するワクチン事情。新ワクチンが出たり、昔から打たれてきたワクチンが急に副作用続出のため中断されたり。
そんな中、なかなかさっぱりした小児科医を見つけたのでいろいろとアドバイスしてもらいながら子供たちの予防接種を打ってもらうことになりました。
本日2回目。2種類注射されたにも関わらず、長男次男ともに涙ゼロ。嬉しそうに絆創膏を見せてくれました。そしてお会計を待っていると先生にまた呼ばれ...
先生: 「実は看護師のミスで間違った薬を打ってしまいました」
私: 「何をどう間違えたのでしょうか」
先生: 「HBV(B型肝炎)を打つつもりがHibワクチンを打ってしまいました」
私: 「確かHibワクチンは5歳までに打つワクチンですよね」
先生: 「そうです、その通りです」
(Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンが日本で導入されたとき我が家はすでに日本に住んでおらず、結局二人とも現在5歳以上の年齢になってしまって打ちそびれた状態。5歳以上の年齢では通常打たない)
私: 「正直に教えていただきありがとうございます。打つはずだったHBVは?」
先生: 「1ヶ月後にまた来てください」
私: 「分かりました」
とまあ、無駄な薬を打たれたショックはあるものの、致死的な薬を打たれたわけでないし、通常は大きな副作用のない医療ミスだったので安心したのが正直な気持ち(ごくたまにワクチン接種後髄膜炎・脳炎はある)。看護師が「B」のつく薬同士を間違えて持ってきたようですが、医師も箱に明記されている薬剤名を再確認しなかったなど、なんとまあお粗末この上ない。1ヵ月後にまた仕事を休まなければならないのが面倒。まあ、なにはともあれ二人とも無事。
そしてお会計。
会計:「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」
次回に続く。
アナタは関西人の血が入っているねぇ。
返信削除