5.25.2014

兄弟、似て非なり(その1)

ある金曜日の朝。普段から早起きタイプの次男くんですが、その日はいつもより更に早い時間に起きてきて寝ている私のベッドに潜り込みました。

「お母さん、漢字テストとスペリングテストの勉強をしようよ」

金曜日は毎週学校のスペリングテストおよび塾の漢字テストがある日です。そのため、毎週木曜日は可能な限り夜は出かけずに早めに帰るようにしている私。残念ながらその週の木曜日はどうしても外せない用事があったため、子供たちが起きている時間は帰宅できなかったのです。

次男くんは木曜日の晩単独では十分に勉強ができず(スペリングの単語を言ってくれる人、漢字の読み書きを一緒に覚えてくれる人が不在だった)、金曜日は起床直後にこれを自ら思い出し、私を起こしにきたのでした。

小3。えらいな〜。

普通の小3がどの程度のものなのか私には分かりません(のちに言いますが、長男ではこのような経験はしなかった、今もしていない)。しかし客観的にみて、我が子ながら「えらいな〜」と思いました。

もちろん、その後私は彼に10分だけ猶予時間をもらい(シャワーや歯磨きの時間)、10分後には前日の晩に一緒にできなかった勉強を始めたのでした。朝から小一時間。

そんな彼の努力のかいもあってか、先月の月例テストで塾内トップの点数をとってきました!以前書いた「なるようになれ教育」、実は放置したほうが子供は育つのか?!

長男くんはテストや他人の評価など全然気にしない。きっと自分自身の中に独自の評価システムが構築されているのでしょうか、世の中に出回っている一般的な「偏差値」「点数」などの評価方法でよい評価を得ようという気持ちが欠如しています。むろん、テストの当日に早起きして勉強しようなんて、絶対にあり得ない。自分がテストでよい点数を取ってお母さんを喜ばせようという気持ちはゼロ。

兄弟、似て非なり。続く。

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