3.08.2014

ドリアンのビデオ

さて長男がここ数週間夜なべしている理由があります。実は、Singapore International Student Film Festivalというコンテストに出品してみようというのです。

学校でアップルコンピューターの使い方を学んで以来、iMovieでいろいろな動画を作るのが好きになった長男。このブログでもいくつか紹介しました。そして、普段から柔道でメダルをもらってくる弟のことをいつも羨ましく思っている長男。今回は彼の輝く番かもしれないということで気合いが入っています。

数日前にフルーツが串刺しになっている写真をちらっと紹介しましたが、その写真はこのビデオを撮影する際に撮ったものです。しばらくうちの中がドリアンくさかったのもこの理由です。

出来上がったビデオはYoutubeにアップロードしていますので、見てみてください。声は本人と次男のみのもので、iMovieで声の高低を調整してキャラクターの声を作っています。

本人はなかなか自信ありげ。学校のお勉強とは別にたまに親子で協力してこのようなプロジェクトに取り組むのも刺激になって楽しいな〜とあらためて思いました。

おどる次男

先日のフランス語劇の日は次男のイベントがさらに盛りだくさんでした。フランス語劇を観た後、いったん家に帰り、次男のサッカー教室を見学しに学校を再往復。さらに夜は体育の発表会のために学校を往復。3度も学校を往復したのは初めてでした笑。

今年初の体育発表会、子供たちはグループを組んで好きな音楽に合わせて自分たちで振り付けを考えて発表するなかなか斬新なアイディアです。

司会者は長男の去年の担任。アドリブの効いた楽しい司会トークで会場を湧かせました。

そして審査員3人。「参加することに意義がある」このダンスイベントなので、実際審査をしているわけではありませんが、各ダンスの後に一人一人丁寧にコメントをし、子供たちを誉め称えました。3人とも役作りがうまく、かつらをかぶったLady Gaga風のキャラや、天然ボケのMiss Singapore役など、三種三様コメントを残して踊り終えた子供たちがポジティブな気持ちでステージを下りられるような工夫が見られました。

次男は長身のM君とペアを組み、Dynamiteという曲に合わせて楽しそうに踊っていました。以下動画。腰の動きが実にセクシー♡。

踊り終えて司会者に質問をされる次男
さらに審査員にもコメントをしていただきました
このようなイベントでもれなく思うこと。日本の小学校のほうが先生主導の中、生徒は練習に練習を重ね上手に発表します。運動会のお遊戯や音楽の発表会などみんなたくさん練習してから親の前でクオリティの高いものを発表します。逆に私が育った環境や現在子供たちがいるインターナショナルスクールでは子供たち主体であることが多いのと、練習時間が圧倒的に少ない!ので、必然的に発表する内容もあまり「上手」ではありません。でも「参加することに意義がある」「楽しい」ことが大事である、という考え方なので、子供も親もこれで大満足!まさに、考え方の違いです。

ちなみに、一緒に踊っていた日本人のM君。ちょうど1年前くらい前にシンガポールに引越してきた次男の仲良しくんです。二人が色違いのASICSのシャツを着ているのもM君のアイディア(次男はM君の黒いシャツを借りています)。彼は発表会のずっと前から家でお母さんにビデオを撮影してもらって踊りの練習をしていたそうです。

反対に我が家。サッカー教室の帰りに次男が急に思い出したように、
次男:「そういえば、今晩ダンスのために学校に来なきゃ!」
私:「は?」

このイベントについての親への発表は学校のサイトやクラスごとのブログに発表されていたようなのですが、私はそこまでマメにチェックしていなかったので知りませんでした。普通のお母さんならママ同士で学校の行き帰りに情報交換をするのでしょうけれども、私はそういう機会もあまりないので、イベント情報は子供との会話に頼っている部分が多くあります。次男くんはご覧のように直前まで失念。真面目なM君のように家で練習なんて絶対にあり得ない。

我が家って本当にいつもいつもドタドタ...

3.05.2014

Théâtre français

学校行事が前もって発表されると私も仕事を休んで出席できます。今回、次男のフランス語劇の日がだいぶ前に分かったので、前日が夜勤勤務になるように調節し、本日(夜勤明け)午後からのフランス語劇を観にいくことができました。

発表会に利用される体育館に去年からクーラーが設置され、今回もそこで開催されると思っていたところ、いきなり新設のAmphitheaterで行われることが分かりました。なんとそれは屋外にあり、場所によっては日よけがない!日焼け止めを塗っていなかった私の皮膚は完全敗北。

そんなことはさておき、次男くんはお母さんがひさしぶりに学校に来たので満面の笑み。「かあしゃん来てくれたの?」「りっくんは今日ナレーターだよ」などと嬉しそう。男子っていつまで可愛いのでしょうか。ひげが生えるまでが勝負でしょうか。

さて我が次男坊のフランス語をひさしぶりに聞きました。フランスにいるときは発音が本当にうまく、生きたフランス語を身につけて帰ってきていました。現在では残念ながら発音は「カナダ化」していますが、毎日少しでもフランス語を聞けて話せる環境に感謝しなければなりません。このようにうす〜くでも毎日触れていると、いざ本人が自らフランス語を学ぼうと思うときに少なからず役立つ(はず)。フランス語でなくても、似たようなヨーロッパ言語のスペイン語やイタリア語を学びたくなったときに少しは違ってくるかもしれません。

そういえば、話は変わりますが、現在我が家はドリアンくさい。なぜでしょう。ヒントは次の写真。来週くらいの投稿で答えを明かしますフフフ。

多忙ママの子育て工夫(その8)

私はおそらくシンガポールにきて初めてワークライフバランス的には満たされています。友人とのつきあいなどの面ではまだまだ理想の域ではないけれども、仕事と子育てのみのバランスを考えると今までで一番うまくいっている!

シンガポールにきてすぐは仕事も慣れず、生活も慣れず、学校にも慣れず。いろいろと忙しかったので、生活にゆとりがなく、学校行事の参加や学校のお友達との約束も最低限にとどめていました。

しかし昨年くらいから演劇の衣装も手作りできたり(今まではすべて出来上がったものを購入していた)、子供たちはたまにお弁当を持って学校に行ったり(今まではすべて給食)、お友達と遊ぶことも多くなりました。子供たちが学校で得てきた知識を週末中にさらに深く掘り下げたり、学校から持ち帰ってきたプロジェクトについて家でdiscussionすることもできるようになりました。

ここで間違えてはいけないのは、生活にゆとりが出てきたのは、私一人ですべてこなしているからではないということです。ここにはいろいろな人たちに助けがあります。

そのよい例が先週のCultural Week。これは年に一度恒例の大イベント。インターナショナルスクールというくらいですから、まさに世界各国の子供たちが集まっている学校です。1週間かけてそのdiversityをテーマにお祭り騒ぎ。楽しいイベントです。

まずはFood Fair。各国出身のママたちが協力して子供たち用にそれぞれの国の名産品を用意します。毎年ジャパンテーブルはどの国よりも大きな面積を誇り、日本人ママたちの気合いの入った手料理が提供されます。

我が家は今年カリフォルニアロールを提供してみました。本来は日本のものではないのですが(アメリカ出)、sushiであることには変わりないし、ナッツなどのアレルゲンを含まずヘルシーで食べやすいので、少しズルですが、出品してみました笑。

カリフォルニアロール、作るのも私とメイドさんの共同作業です。ずっと前にお料理教室でカリフォルニアロールを学ぶことを提案したのは私、そして今回の企画考案指示出しは私。主な材料購入はメイドさん。実際に作るのはもちろんメイドさん。仕上げの味見は私。材料の書き出しも私(学校側の指示で、アレルギーのある子供たちも楽しめるように材料を書き出します)。そして出来上がったのはこれ。

同じCultural Weekでもう一つのイベントがWalk of Nations。これは子供たちが出身国の衣装を着て行進します。我が家は毎年私の母作成の甚平を着て行っていましたが、今年は少しアイディアを変えて長男は忍者姿(やはりmade by 私の母)、次男は甚平ということになりました。

さて当日の朝。長男はおばあちゃんが作ってくれた忍者の衣装の刀用の穴がほつれていることに気付き、母(私)に家庭科能力がないと即座に判断すると、早速ソーイングセット(やはりおばあちゃんにもらった)を使って自分で縫い直していました。そして無事刀を携帯していける格好になりました。以下その写真。
長男のクラス写真。長男は最前列中央。
Walk of Nationsがリアルタイムでネット配信され、アメリカにいる私の母もこれを見ることができました。次男がJapanのサインを持っています。
私が仕事で忙しいときはWalk of Nationsのことをすっかり忘れるということもあったし、朝覚えていても「とにかく甚平でも持って行きなさい!行ってきます!」といった感じでした。しかし、最近はOutlook Calendarにすべての予定(仕事の予定も子供の予定も)を記入するようになって、子供たち関連のイベントのことを忘れることも少なくなりました。

面白いのは、私は学校行事やイベントを忘れなくなったけど、実際はあまり「手出し」はしていないということ笑。カリフォルニアロールを作るのはメイドさんだし、衣装作りはおばあちゃん(+お直しby長男)。

みなさんいつもいつもご協力ありがとうございます。

企画考案私、実行ほかの方。これからも我が家ではこのパターンでいきます。これが私のワークライフバランス法。

「多忙ママの子育て工夫」シリーズ、またネタが集まるまでしばらくお休み。

3.04.2014

多忙ママの子育て工夫(その7)

「不可逆的事件」。

残念ながら親の目があまりない我が家。子供たちはメイドさんの中途半端な監視下で家にいる時間はどうやって過ごしているのでしょうか。

実は私の中ではシンガポールに来てから一度だけ「取り返しのつかない出来事」がありました。そのとき私は仕事中で後になって報告を受けました。

中途半端な監視のメイドさんでも、いないよりはいるほうがましです。しかし来星当時私はさらに我が家の治安を強化するつもりで日本人女性を家庭教師に雇っていました。その女性は家が遠いにも関わらず快く我が家での仕事を引き受けてくれました。

しかし。

ウマが合わないとはこのことか。長男は初日から彼女と一緒に勉強をしようとはせず、ずっと椅子で寝そべっては狸寝入り。次男は要領がよいので一応最低限のお勉強を彼女とこなしていました。

そして事件の日。家庭教師中に兄弟喧嘩。次男がいつも通り挑発的な発言をし、長男が怒りさらに挑発的な発言し、次の瞬間に次男が勉強用に私がぎんぎんに削った鉛筆を武器に長男の顔を刺しました

それが左目からわずか5mmの近距離のところ。これが眼球に当たっていたらどうなっていたのか。私は今でもそのとき長男の刺された場所が目と鼻の間だったからまだ幸運だったと思います。その晩、家で麻酔をかけて注射針で鉛筆の芯を除去しようと試みましたが、あまり効果はありませんでした。
長男の左目より鼻寄りにある鉛筆の芯の色。これが刺された部分です。
その後私は暴力的次男とは48時間しゃべりませんでした。

そしてそんなことがあったにも関わらず、その報告を電話ではなく帰宅後に受けたことと、そんな事件があったこと自体に驚き、その家庭教師の女性の存在はまったく我が家に「プラス」として働いていないことに気付きました。今では家庭教師なしで日本語のお勉強は塾+親の二本立てでこなしています。最初からこうしていればよかった。

超美男子を目指しているわけでもありませんが、長男の顔に不要な「ほくろ」を作ってしまいました。私はショックがでかすぎてしばらくはレーザー治療などのことを調べ上げていました。しかし、当の本人はあまり気にしていない様子。女優を目指すおしゃれな女児でなく、自分の容姿に関しておおらかな性格の長男であることに感謝しつつ、今では私もこの「ほくろ」があまり気にならなくなりました。

さすがに次男は48時間も母からしかとされ、二度と同じような暴力的な行為には及ばなくなりました。しかし今後もこのようなことが起きるかもしれません。それだからといって常時べったりと二人についていくわけにも行きません。

さて私はこの事件から何を学んだのか。鉛筆は削らずに、キッチンナイフはすべて隠し、机のカッターも鍵をかけてしまい込み、はさみなしで生活するのか?!

現実的には、とにかく相手を傷つけることがいかにひどい行為であるかを二人にたたき込み、毎日二人の無事を祈るだけです。



2.19.2014

多忙ママの子育て工夫(その6)

(写真がアップできなかったため『不可逆的事件」の投稿はしばし見送ります)

子供に病気をされると途端に日々の生活が忙しくなります。幸い我が家のお二人さんは昔から比較的健康で流行ものにもかかりにくいし、大病をした経験もありません。

それは私が医者だから普段からしていることが少しは関係しているのではと考えています。しかしそれよりも何よりも母親としての鋭い感覚がもっと大事です。

例えば。

1. 薬は出し惜しみしない
薬局で買える程度の薬ならオーバードースでない限り早めに使い始める。ちょっとした鼻詰まりや発熱でもすぐに対処します(ただの対症療法だと分かってはいても)。抗生物質のように処方が必要な薬でも、どうせ必要になるのであれば、症状の軽いうちに使い始めます。

2. 毎日帰宅後に「診察」
我が子に関しては自分以上に体の特徴をつかんでいる母親としての自分がいます。長男は1歳と2歳のときに頭をぶつけたときからのおでこの陥没が二カ所あり、次男は私と似て肩甲骨が異様に突出しています。長男はクーラーに対して寒がり、次男はプールで寒がる。

そこで毎日帰宅後に「5秒診察」をします。おでこで熱をはかり、アトピーの様子を見て、顔をみてから抱きしめます。これでだいたいその1日の体調がうかがえます(もちろん、子供さんによってはいろいろとその5秒間の使い方が変わってくるのでしょうが、我が家の場合ごく軽度の喘息とアトピー、あとは常夏環境的には脱水や発熱などになりやすいので、5秒診察の使い道がこのようになっています)。

例えば今日の帰宅後。長男がテレビを見ながら私の帰りを待っていました。毎日校外学習がある今週は普段と違う行動をとっているので特に体調管理が大事です。5秒診察の結果、普段より少しだけ体温が高いと判断しました。実際に熱をはかってみると37.1℃。たいしたことがないように思えますが、彼の平熱は36.5-36.6℃。ほんの少しだけですが、普段より高い。小児の平均体温範囲内だからって、これを無視するのか、有所見とみなすのか。大げさなようですが、我が家では一応「要注意」として対処します。むろん、「対処」とはいっても別にこの程度なら解熱剤などはoverindication。今日の場合は校外学習で普段ほど水分補給ができていないのだろうと判断して夕食時に水分補給を促した程度でした。

3. シャワーでじっくり観察
海外ではこれくらいの年齢になると自分たちでシャワーに入るようです。私も外国の友人に「そろそろ一人で浴びさせたほうがよい」と促されて最近は子供だけで浴びさせるようにはしているのですが、今でもたまに私自身がきれいにしています。これも実は私のひそかな観察タイムで、身長(目分量)・体重(目分量)・陰部の皮膚・全身のアトピーなどを細かくチェックしています。普段と違う部分があれば要注意事項とみなし、その後早めに対処します。

まだ二人とも小さいので学校で嫌なことがあると、たいてい寝る前までにはそれを話題に挙げます。今後の課題としては、思春期を迎えて口頭で私に報告をしなくなったときにいかにそれを行動や様子で私が読み取るか、です。客観的な症状が出現しているうちはまだマシなのかもしれません!

2.17.2014

多忙ママの子育て工夫(その5)

親がいない中、フィリピン人のメイドさんの指示だけで子供たちはその日の勉強ノルマをこなせるのか?これまた永遠のテーマ。

我が家では最近新しい試みが始まりました。インターナショナルスクールの宿題はさほど多くありませんが、週に一度通っている早稲田アカデミーシンガポールの宿題がわりと多めなので、計画を立ててこなしていかないと終わりません。

これまでは私が予定を立てて一週間できっちり終わるように日々のノルマを決めていました。出勤前にその日の予定をメモ書きにし、学校から帰宅した子供たちが分かりやすいように教科書やワークブックのページをわざわざ開いておき、その日の宿題ページに付箋を付けておき、削った鉛筆と消しゴムを用意して置いておき、ブルネイ王国王子の机(?)のような至れり尽くせり状態でお勉強をしていただいていました。

しかしやはりこのままでは自主性が養われないと思い、最近二人にそれぞれ書き込み式の手帳を購入しました。新しい試み。

2月から子供たちはこの宿題手帳に自分で一週間の勉強予定を書き込むようになりました。土曜日の朝はみんなで一週間の宿題をテーブルに並べて全体量を見ながら、一週間の家族の予定を考慮しつつ(旅行やBBQなどのイベントの日は勉強できない)、毎日どれくらいの量をこなせば提出日までに終わらせられるかを考えます。自分で手帳に書き込むことで多少なりとも責任を感じ、これで徐々に自主的にノルマをこなせるようになることを私は願っていました。

結果。

いまのところ80%成功!

やはり他人に言われて勉強するよりも、いやいやでも自分で書き込んだ手帳に書いてある自分の字の指示のほうが説得力があるようで、思いのほか日々のノルマがこなせています。

残りの20%を今後どうするのか。宿題手帳導入で計画の立て方を改善したからといって子供たちの性格や能力が一夜にして変わったというわけではないので、相変わらず根性なし、諦めが早い、字が汚い。これは「石の上にも三年」的な気分で待つほかなさそうです。これを改善する方法を知っている方はぜひ教えてください!

ちなみに、今でも鉛筆は削ってあげています。

次回は親の目がなかったときに起きた我が家での不可逆的事件について。今も心が傷む...