4.21.2014

お引越し(その2)

昨年7月に初めてバンコクに降り立ちました。「異動」を意識した出張、タイムリミットは2週間。この2週間でなんとかバンコク滞在に対する自分自身の中でのネガティブなイメージを払拭し、よい方向にもっていくことが(会社の)目的でした。

ちなみに、約3年前、同じようにシンガポールを初めて訪れたときは空港からのタクシーの中で既にシンガポールの「パラダイス度」を確信していました。きれいに整っているタクシーの待ち列、高速道路沿いにある色とりどりの南国植物、渋滞ゼロ。

今回はバンコクに降り立った瞬間、空港の騒然とした雰囲気、空港からの道は渋滞、緑なんてない!第一印象は最悪….

そこでまずは街並拝見。無数の電線に挟まれたでこぼこ歩道、ヒールで歩くのは危ない。自転車も見かけない。全体的に活気はあるが、混み合っていて市内は決して清潔感はない。BTSやMRTなど最近できた公共交通機関はあるが、市内全体を網羅しているわけではないので、どうしてもタクシーや自家用車が必要である(前も言ったようにバス移動という選択肢はない、少なくとも初めは)。川の水はきれいではないが、一応Chao Praya川が流れている。高級マンションの隣りは汚いゴミ捨て場。バンコク市内の人であればなんとか英語で会話ができることが多いが、少し田舎に行けばもう話せない(日本の田舎と同じような感じ)。世界各国の企業が集まってきていて外国人は多くみかける。伊勢丹が進出してきているので日本食材などの調達はできそう。

確かにバンコク市内のマンションはきれいです
マンションは一室一室(無駄に)広い印象を受けました。

ジムやプールもそれなりについていて、
市内には高級感のあるマンションが多数揃っています

市内にあるマンションでは、トゥクトゥクで駅まで送ってくれる。
けっこう便利じゃない!
...しかし、それは駅までの道が歩きにくいでこぼこ道、
バイクや車が錯綜していて危ない!ということです

海や川が好きな私はChao Praya川のフェリーにも乗ってみました。
観光客もいるけど、ローカルな雰囲気を味わうにはもってこいでした

外国産の日本米ではなく、日本産の日本米が伊勢丹で入手できることも確認

市民の足BTSもたくさん利用しました。
バンコク市民の電車マナーは日本人のマナーと似ていました

有名なタニヤ通り。私も日本が懐かしくなったらここに来ようかな。
え?ここはおじさん専用なの?
あ、なるほど、夕方以降はタイ人のおねえちゃんが客引きしてるわしてるわ。
(私はジムトンプソンの店に行くため通りがかっただけ)

モール内でウルトラマンガイアを発見。
ついつい同じ日本人として挨拶したくなりました。
「おお、お前も遠くまで来たなぁ」

バンコク市内のマクドナルドの味も確認しておきました。
世界どこに行っても同じ味とサービスを常々目指しているマクドナルドに脱帽

「バンコクではどんな日本人がいるんだろうか?」という疑問を持って
日本人会主催のコンサートに出かけました。
タイ人ミュージシャンが奏でる日本の音楽に思わずほろり

日本人会の奥様合唱団。一体感があってとてもきれいな歌声でした。
「なるほど、バンコクにはこのような日本人がいるんだな」
まとめ:マンションはきれいで広いし、日本のお米は入手できるし、何かあったらウルトラマンが守ってくれる。

しかし、でこぼこ道をトゥクトゥクとBTSで通勤して、風俗街を見てみぬふりして、マンションの隣りのごみ捨て場からのにおいは無視できるのか?

やはりまだまだ納得できないぞ。

気を取り直して翌日からいくつかの学校訪問。続く。

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