副作用はかわいそうだけど、あまりにも大変で、薬にすがりたい親。
そんなとき患者本人が一言ぽろり。
「薬は性格が変わりそうだから怖い」と言いました。
なかなかよく分かっているではないか。しかし患者本人が内服は嫌だと言っているので、これは他の方法を考えるしかありません。
そしてあまりにもボーダーラインなので、先生側も処方をするかどうか迷っていたようで、家族側が内服に同意しないと伝えるとほっとしていました。
そこで提案されたのは小児発達障害を専門に扱っている作業療法士さんのもとでのセラピー。これなら内服不要。通院はしなければならないけど、内服するよりは「もとの問題」を解決してくれそうだ。内服を嫌う日本人、侵襲の大きな治療法よりは「リハビリ」を好む日本人にはぴったりの治療方法。
早速スタート。セラピストさんは経験豊富な男性セラピスト。名前は「わいみん」。患者本人も「わいみんわいみん」と言って楽しみにセラピーに通い始めました。
セラピーに通うのは一見「マイジムか?!」と思うような遊具が揃っている大きな作業療法室。小児患者さんにもいろいろなサイズがあるので、その子に合わせてアクティビティを調整できるように工夫されています。
セラピストの「わいみん」とうちの患者さん |
続く。
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