5.06.2014

お引越し(その8)

バンコク異動に向けての準備は続く。今回は子供の日本語教育編。

シンガポールでは週に2回(国算)子供たちはバスで早稲田アカデミーに通っていて、なんとかぎりぎり日本語を学んできました。授業は週に2回だけなので、あとは毎日毎日宿題をして頑張っていました。私の中では国語が必須でした。また、子供たちにとってインターの算数よりも難しい塾の算数はよい気分転換になっていたようです。そして、早稲アカの先生方の指導はすばらしく、子供たちはいやな顔一つせず通っています。「おかあさんよりも教え方がずっと上手」だから好きだそうです。
早稲アカの授業。最前列の青いパーカーが長男です
さて日本人人口5万人と言われているタイ王国でも日本語教育環境はシンガポール並みに整っているはずです。

ということで、まずはインターネット調査。

すると出てくるわ出てくるわ。大手(河合塾四谷大塚早稲田アカデミー学研)と提携したり教材をシェアしている塾が市内にはたくさん!さらに、バンコクには世界でももっとも歴史の古い日本人学校があります。生徒数3000人!日本人学校に通いながらいずれは日本で受験することを考えている生徒さんがたくさんいそう。

なかなか期待できそうなバンコクの日本語教育環境。

次に現地調査。シンガポールの早稲アカで大変お世話になった先生が数年前にバンコクで開塾したので、情報収集も兼ねて先生に会いに行ってきました。

バンコク市内の主な塾は平日の放課後に授業があり、生徒さんは塾バスやタクシーや自家用車で送迎されているそうです。国算だとやはり週に2度通うことになります。ところが、送迎の環境がシンガポールほど安全安心ではなく、渋滞や季節的な洪水のためごく近隣に住んでいる生徒でも通うのが困難だそうです。遅刻は当たり前。
こうなったらもう塾どころではない!
結論:市内に住居を構えている生徒なら市内の塾に通うことができるが、遠くから通うのは無理だろうとのこと。渋滞と季節的な洪水のため、いくらドライバーさんが自家用車で子供たちの送迎をするとはいえ、平日の放課後に週に2度もISB周辺の我が家から市内に通うのは子供にとって過酷。

おっと、バンコクに住み始める前から大きな壁に打ち当たってしまった。

次回に続く。

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