9.20.2012

信じられないシンガポール

シンガポールに住んでいると、地球上にこんな楽園があったのか!と好意的に考えることが9割、そして不思議な場面に遭遇すること1割。本日はその1割を紹介します。

用を足しながら会話続行
仕事中にトイレで知り合いに遭遇することがあっても、トイレの個室に入った途端に日本人であれば会話は中断します(男性は知らないケド、少なくとも女性は会話ストップ)。しかしそこは効率の良いシンガポール人の国民性。排尿・排便中も時間がもったいないのでしょう、その時間も会話続行。私もたまに会話続行を暗に強制されると非常に、非常に困ります。一方で「じょ~」と言わせながら、もう一方で通常通りの会話....ってみなさんできますか?

公共交通機関ではパーソナルスペースが広くなる
ラッシュアワー中の東京のバスや電車の中を想像してみてください。知らないおじさんの背中に体を押し付けられながら、自分の背中には知らない誰かさんのかばんや%&*$などが押し付けられている状態。電車に乗ろうとしている人がいれば自然と車内の奥のほうに移動します。

シンガポール人、普段はパーソナルスペースの感覚が日本人よりも狭く、結構な距離まで迫ってくる国民性です。列に並んでいると、中国人ほどではないにしろ、後ろから押される感覚をたまに味わいます。

日本ではとりあえずバスに乗ろうとしているお客さんは全員乗せてあげようという暗黙の了解があるので、乗ろうとしているのに乗れなかったという経験はあまりなかったように思えます。ところがシンガポール人、混み合っているバスや電車ではパーソナルスペースが広くなるようで。なかなかバスや電車の奥まで進んでくれません。更に運転手自身も「満員だ!」と判断した瞬間に、まだ乗ろうとしている人がいても強引にドアを閉めてしまいます。

まだまだたくさんの人が入りそうなバスのドアが、急いでいるとき限って、目の前で強引に閉まるときにちょっとカチンとくる私です。

全身麻酔から覚醒直後に食事許可
5月に次男が良性腫瘤摘出のため全身麻酔下で手術をしました。私も初めて親として手術室前で待機する気分を味わいました(以前は手術室内で親を待たせているほうだった)。

さて無事手術終了、病室に戻ってきたときに、いきなり看護婦さんに「少しずつ水を飲ませても大丈夫です」と言われたことに驚きました。日本では全身麻酔後しばらく飲食禁止です。そして2-3時間経過してから看護婦さんが聴診器でお腹の音を確認し、まずは水や麦茶から始めます。食事もおかゆなどから始まって徐々に普通食となります。しかし、シンガポールでは水は許可されるわ、食事は普通の中華料理が出てくるわで、驚きの連続。

しかし驚きつつも「ちょっと面白いな」と思った私は言われた通りに次男に水を飲ませて、出された食事を食べさせてみました。興味半分。人体実験。

しばらくしてから見事にすべて嘔吐。あぁ、やっぱり私が受けた日本での臨床医療教育は間違っていなかった....と確信した瞬間でした。


次回はシンガポールを持ち上げるようなエントリーをしなければ(笑)。

9.17.2012

バイリンガリズム8~現実~

さて、「バイリンガルに育てる生活 ~現実編~」。

(正直言ってネタ書きに疲れて中休みが長引いているだけ)。
 
 フルタイムの学校(インターナショナルスクール)及び平日の放課後は週に何度か早稲田アカデミーに通っているお二人。週末は勉強三昧(といっても一日最長でも2時間程度)。

二人揃って「もうこれ以上勉強はイヤだ!」と週末はグレてテントで家出(実際はリビングルームにテントを張っている)。寝ているときはズボンに手を入れてこっちのイライラを際立たせる。

 
意志の弱い親はご褒美としてたまに子供にオモチャを買い与え、勉強をする気にさせる。現在は年に二度の試験結果待ち。国語算数合わせて140点以上だったらまた何か買わされることになる。
そして親はもうこれ以上子供の勉強に付き合えない!となると、週末は昼間からプールサイドでお酒に溺れる。

さてそろそろちゃんと書こうかな.....