11.27.2014

海釣り経験(その5)

「海釣り経験」シリーズ最終エントリー。

釣ったはよいものの、その後その魚たちはどうなったのでしょうか。

翌日日曜日の朝、長男早起き。勉強も遊びもそっちのけ。なんと、すべての魚のうろこを取り除き、内臓とエラを洗い出してくれました。

我が家のキッチンの主(メイドさん)が日曜日は休みのため、まずはうろこ取りが見つからず。インターネットで代用品を検索したら、ペットボトルのふたがよいとか。早速試したらとてもよくとれた!

うろこが上手にとれて嬉しい様子。

流れ作業的に、彼が魚をさばき、
私が下味をつけた
(写真手前、これくらいは私にもできる)

お昼ご飯は小物6尾+エサに使用していた新鮮なイカ。
魚は塩+コショウ+イタリアンハーブ各種で味付け、オーブンレンジで20分。
イカはお馴染みバターソテー+しょうゆの味付け。
夕食は大物3尾。一番大きいものは次男、他の2尾は長男が釣ったもの。
ごま油+しょうゆ+料理酒、フライパンで蒸し煮風に。
 ふぅ~満腹満腹。初めてづくしの海釣り経験+その後の料理でしたが、すべて大成功!

途中経過の苦難はありましたが、それもすべてブログのネタになります☆

めでたしめでたし。あ~楽しかった+おいしかった~。

次は釣り堀でルアーフィッシングをするそうです。

「海釣り経験」シリーズここでいったん終了。

11.26.2014

海釣り経験(その4)

さてへそを曲げた次男くんはそれからどうしたのか?ちなみに時間でいうと、へそを曲げ始めたのはまだ午前10時くらい.....

代わる代わるスタッフの方々(タイ人&日本人)が気を遣ってなんとか彼に釣らせてやろうと工夫してくれました。普段けんかしているお兄ちゃんまでが応援してくれました。

次男くんもへそを曲げながら頑張りました。10分やってはあきらめ10分やってはあきらめ。

段々と気力と体力も消耗して、あるときリールを巻いても巻いても手が疲れてなかなか上がって来なくなったので、大人の人に任せてしまいました。ちょうど昼食の時間だったので「ちょっと休憩したら?」と言われて彼が食べ始めようとしたら、「釣れてるよ~」という声。彼が疲れてあきらめた糸の先には我が家の最高の大物が釣れていました!
1分前まで超ご機嫌斜めだったとは思えない満面の笑みです。
(もしかしたら後ろのおじさんが急いで釣ってくれたのかもしれませんが、
そこらへんは深くつっこまず)
(多分)自分で釣れた魚を持って大満足。
お兄ちゃんは場所を変え、えさの大きさを変え、テクニックを変え(?)
自分でいろいろと釣り上げるようになりました

一匹釣ってからは彼も普段通りの彼に戻り、
小物を何匹か釣ってくれました!

帰港したときは午後3時半、みんな大満足。
小物6匹、大物(?)3匹。さて釣った魚はその後どうなったのでしょうか?

自慢ではないですが、私はぬるぬるした物体にさわれません。帰宅しても前途多難。

続く。

11.25.2014

海釣り経験(その3)

さてう○ちは引込んだことだし、いよいよ我々も船に乗り込みました。

海沿いで育った私としては海に出るだけでも楽しいし、船にゆられるだけで気持ちがよい。

さあ、ビールでも飲んで気分よく波にゆられて….. といかないのが我が家の海釣りツアー。我が家にはあと約1名機嫌を損ねる可能性の人がいます。

今回のツアー参加者は7名+1匹、駐在員や旅行者、いろいろな日本人の方々がいました。ボートを一艘貸し切り、港から1-1.5時間くらいのところに停泊して釣りを楽しみます。
7人+1匹の参加者
幸い船酔いはしなかったけど、移動時間が長くて最初からやや不機嫌だった次男くん。
我が家のボーイズ2人は釣り経験ほぼゼロ(釣り堀程度)なので、初めはスタッフの方々に手取り足取り教わりました。釣り竿などもすべてレンタルです。

たぶん釣りというのは一匹釣れてしまうと後は楽しくなるものなのでしょうね、我が長男、ビギナーズラックで重りが海底に触れてまもなく「あ!」と言って釣れました。これは食べられない魚種だったのでcatch and release。でも一応釣れました!釣りを始めて1分以内に釣れた彼は以降やる気満々、絶好調。
う○ちが引込んでからは普段通りの彼に戻りました。
一人タイタニック。
彼は一匹釣ってからは自分の工夫も加えながら
楽しんで釣りができていました。
さすがお兄ちゃん。
ところが次男…. 頑張っても頑張っても釣れません。何が悪いのか、重りがだめなのか、エサが古いのか、彼の微動が魚に伝わるのか。そして段々「帰りたい〜」モードに。船の上だから帰れないと説明してもだめ。

「もう帰る」とごねて一時間経過。スタッフが気を遣って
「昼寝するか?」「一緒にやってみるか?」などなど言ってもだめ。
一組だけ船を下りるわけにもいけず、ここはみんなで我慢大会。
前途多難。小学3年生に海釣りの楽しさを伝えることはできるのだろうか?

次回に続く。

11.24.2014

海釣り経験(その2)

タイトルに「海釣り」とあっても必ずほかのどこかで苦難に直面する我が家のこと。釣り以外の話も出てきます。

まず長男。午前5時起床ということもあって出発前に体調を整えられなかったのでしょうか。行きの車、途中で「う○ちしたい」と言い出しました。大丈夫、運転手さんはすぐに行程に数々あるガソリンスタンドの一つに止まってくれました。このガソリンスタントはタイのドライブ旅行の強い味方。

でも、日本のサービスエリアのトイレを想像してはいけません!まあだいたいこんな感じです(写真)。

使用方法を簡単に説明すると、まず手前を向いてまたぐ(らしい)。
私はどうしても壁に向かってまたいでしまう(ジャパニーズスタイル)。
トイレットペーパーを流してはつまるので、緑色のゴミ箱に捨てる。
もちろん自分でティッシュを用意しなければいけない。
終わったら右側の水桶から水を汲んで2回ほどトイレに流して「徒手的に」トイレを流す。
「う○ち」の場合うまく流れないこともあるけど、これはご愛嬌。
水桶の水でついでに手も洗えてしまうというこの便利さ。
床は常に濡れているのでスリップ注意。
そして万が一トイレを詰まらせてしまった場合は「マイラバーカップ」もあるこの周到さ。
さて、今まであまりタイでドライブ旅行に行っていませんでしたので、長男は今回初めてこのトイレを使用しなければなりませんでした。さらに、普段のう○ちは学校でもよおしてもいったん引込めて(?)帰宅するまで待つタイプ。うちのシャワートイレを使用したいのもあるのでしょう。普段は20分ほどトイレにこもるタイプなので、静かな環境を求めているというのもあるでしょう。

そんな彼がこのタイ式公共トイレを使用できるのだろうか。もっと小さければ女子トイレに忍び込ませて手伝うところですが、彼ももう140cmを超えているし、小学校5年生の日本人男児がいくら母親と一緒とはいえ、女子トイレに入ってきたらタイの人たちも驚くだろうと思い、早口で使用方法を説明した上でここは「かわいい子には旅を」させました。

これが間違っていました。

早めに終了した彼は「半分」しか出せなかった、ドアのロックが壊れていて途中で誰か入ってきた、洋式ではなかったなどなどとにかくいろいろと嫌な思いをしたらしいです。

そこから到着まではこんな感じ。

こりゃあ残りの半分を船で出さないといけないかもと思い、ツアー会社の女性に釣り用の船のトイレは洋式か、きれいかなどなど電話で再確認しているうちに集合場所に到着。もし彼の機嫌・体調が整わなければツアーキャンセルか?と一瞬頭をよぎりましたが、到着した途端に「あとの半分は引込んだ」と行って桟橋に向かったので、とりあえず次にもよおしたら船のトイレを使おうと決心し私も船に乗り込みました。
サタヒップ港に到着。
この桟橋は手作り感(?)あふれる。
いよいよ出発!
ただの日帰り釣りツアー以上のドキドキ・ワクワク感を味わえることに乾杯(完敗)。

続く。

11.23.2014

海釣り経験(その1)

生まれて初めて「海釣り」なるものを経験しました。

「えぇぇ、釣り好きなの?」と驚く方も多いかもしれません。驚かれることに驚きません。

何が楽しくて日焼けして朝早く起きて多くて2匹くらい釣って、おまけにぬるぬるした物体….私はあまり釣りは好きではありません。

が、我が長男。なぜか釣りが好き。釣り堀でニジマスを釣った経験は何度かあるよう。「サンタさんに頼みたいもの」「お誕生日に欲しいもの」は必ず#1が「釣り竿」です。

彼はなぜかこういった渋い趣味のほかにアーチェリー、裁縫、園芸などを好んでやりたがります。私としては本当はサッカーや野球やバスケットボールなどメジャーどころの趣味をもつ子供をもつのに憧れていたのですが、彼はちょっと「おじさん・おばさん好み」の趣味が多い。

ということで、Mokoleyさんの海釣りツアーに参加してきました。

海釣りなんて心配性の私にとって恐怖そのもの。酔ったらどうしよう、トイレが汚かったらどうしよう、道具を貸してもらえなかったらどうしよう、迷ったらどうしよう(船が)、途中で帰りたくなったらどうしよう、ビールが途中でぬるくなってしまったらどうしよう(これが一番つらい)、釣れなかったらどうしよう、私は教えられないから「先生」がいなかったらどうしよう、どうしようどうしようどうしよう。

サイトを熟読し、事前にメールでのやりとりを重ねた上で臨みました。日帰りツアーです。

出発午前5時半ということで子供たちは目覚まし時計を5時前にセットし、前夜はいつもより少し早めに床に就きました。

さてどんな冒険が待っているのか。

次回に続く。