1.18.2013

楽しい子育て(その4)

最近自分の中で発見したことがあります。それは自分自身の感情起伏が正規分布の形をしていることです。


正規分布の例
怒りの端 喜びの端


我が家では上の図の白い部分は次男担当、オレンジの部分は長男担当です。

次男は本人の感情の起伏も比較的少なく、字もきれいで優等生タイプ。まじめに宿題をするし、先生にほめられようという努力が見られます。親としては彼に癒されることも多いのですが、その代わり次男くんはやんちゃ坊主で、お兄ちゃんをいじめることもあり、暴力をふるうので注意することも多くあります。彼は図の白い部分担当、私は多くの場合彼のことで喜んだり怒ったり悲しんだりしています。内容は平均的。

長男はこれまたヒステリック(親似)でunpredictable。字は汚いし、勉強はあまりしません。最近になってようやく「宿題はするもの」というコンセプトが本人の中で定着したよう。自分の中でのタイミングがあり、決してこれより早く物事を進めません。彼は暴力的ではありませんが、たまに信じられない羞恥の的となることがあり、先が全く読めません(いったん怒ると手がつけられない、2歳児のようなときもある)。その代わりごくごくたまにですが、感じたこともないような喜びを味わわせてくれるのは彼で、従って彼は上の図の極端、オレンジの部分担当です。内容は極楽か地獄。

今日ひさしぶりに仕事が休みだったので学校に行きました。すると先生に呼び止められ、「お宅の長男さん、写真が掲示板に貼ってありますよ。見に行ったらいかがですか」と。

ん?ついに指名手配か?

ドキドキしながら掲示板を探すと、ありましたよ。ど真ん中に顔写真。
もう少し近付いてみると、どうやら何か書いてあります。


訳しますと、
4年2組のカワバタヒロくんは遠足に行く途中で自らごみを拾っていました。なぜそのようにしているのかと聞かれると、彼は「テレビでごみが鳥に害を及ぼすと知り、ここの鳥たちには害を及ぼしたくなかった」と答えました。
こういうときは私の気分は正規分布の右端、オレンジの部分。

今後もこの正規分布で感情を表現していこうかな。「左端オレンジの部分」の日はみなさんお近付きになりませんよう。