7.14.2015

近所に引越し(その6)

契約書に書かれている日付よりも1ヵ月半も早くこの家を出ていくことを求められた私。

さらに、その後始まったセキュリティサービスをストップするという契約不履行。

今からまだこの家に1ヶ月間ほど荷物を置いておく必要があるので、今後どのような意地悪を重ねてくるか分かりません。幸い私はその1ヶ月間ほどんとタイにはいないため、その意地悪にも遭遇しなくてもよさそうです。

ちなみに、セキュリティサービスをストップするというのは、この写真にある2つの赤いゲートの開閉をしてくれなくなるということになります(主に)。ま、運転手さんや自分が通過する度に自分たちでころころ転がせばよいだけなので、あまり影響はありません。

ということで、仲介のおじさんに返信:
Interesting that you mention that I must leave on July 31, as I believe my rental contract states that I must stay in this house until September 14, 2015.  I am not in the country on July 31 and therefore moving out on July 31 would not be possible. Although I would prefer to move out on August 14 as stated in my email below, I would be happy to vacate the house on August 10 as the owner is requesting.  I return from the US on August 8 and will negotiate with the moving company if they are willing to move my furniture out on August 9 and 10 (it takes two days).  I assume my rent for August will be prorated.

意訳:
契約書には9月14日までこの家に住んでいなければならないと書いてあるのに、7月31日に出ていくように求められるのはなんとも「interesting」です。7月31日は国内におりませんので、残念ながらご希望に添えません。8月14日に出ていくことを一番希望していたのですが、もしさらに日程を早めることを求められるのなら8月10日に出ていくということでいかがでしょうか。

うつわでかい?

次回に続く。

7.12.2015

近所に引越し(その5)

契約書に書かれている日付よりも1ヵ月半も早くこの家を出ていくことを求められた私。

しかも7月31日といったらちょうど帰省していて私はタイには不在。

初めは自分不在で家の引越しなんてできるのかしら、メイドさんと運転手さんだけで引越しできるかしら、などと考え始めてしまう自分がいました。

違う違う。何でもかんでもあちらの言いなりになることはない。私は間違っていないのだから、無理に受け入れることはないのだ。

せっかくあちらから契約不履行を仕掛けてきたので、それにしっかりと大人の回答を用意して、こちらにはスキのないように心掛けよう。さらに、ビジネススクールや今までの人生経験を培ってきた交渉技術を存分に使って交渉に挑もうとしたそのとき。

メイドさんからの次の情報が入りました。

「家主がセキュリティハウスに支払う代金を滞納しているから、通常出入りのときにゲートを開けたり閉めたりしてくれていたのが、してくれなくなるらしい」

タイ式イジメか?!

私の契約ではそのセキュリティハウスに支払う月々の代金を家主さんが支払うことになっています。しかし、私に早く出て行かせようとしているのでしょうか、イジメ(?)という形でガードさんたちは私の「お世話」をしなくなるらしいです。通常子供たちの登下校の時間に自転車通学が安全にできているかを見張ってくれていたり、蛇が庭に出たら退治してくれたり、セキュリティに関しては頼っていたガードマンさんたち。

ちょうど夏休みで子供たちは不在だし、そのサービスが受けられないからといって、痛くもかゆくもないのですが。それよりもこの明らかな契約違反を堂々とするこの家主。本当におそろしい世の中です。

結論:契約書はただの紙切れである。家主の気分で書き換えられる。

次回に続く。