2.05.2015

憧れのサックス再開

まだシンガポールにいた頃、音楽の授業で長男くんがサックスを吹き始めたことを紹介しました。これは週に2度ある音楽の授業のことだったので、一人の先生がサックスやバイオリンやフルートなどなどを20人超の初心者に同時進行で教えていたという、やや無謀感のある企画でした。

しかし長男くんにとってはピアノ以外に触れる初めての楽器だったので本人はご満悦。楽しそうに毎週毎週違う音を覚えて帰ってきました。

新年明けからバンコクでもサックスを教わる機会に恵まれました。学校の校舎を使用するのですが、今度は個人レッスンです。本人は嬉しそうに初日の授業に挑んでいました。私もちょうど仕事を早退できる日だったので、初日は挨拶がてら先生に会いにいきました。
授業の様子。さすが個人レッスン、30分で教わる量の多さと質の高いことに驚きました。
本人も手応えがあったようで、「最初は基本的なことしか教えてくれなかったけど、
まともな音を出すのに基礎が必要なのだと分かった」な〜んて
かっこいい感想を述べていました。
右側の先生もなかなか教え上手だったし、出だし上々。
家での練習の様子。ピアノの練習は「やらされ感」があるようですが、
サックスは自主的に練習できそう(希望的観測)。
肺活量1000ccのため、サックスを含め木管楽器はまったくできない私です。初日練習している彼の音出しを聞いて「GのつもりがBフラットに聞こえるよ」とダメ出ししていました。でもどう調律してもGまで下りてきません。困ったな〜。そうだ、先生にメールを出して今度調律の方法を教えてください、と伝えておこう!

返ってきた返事が次の通り:
「アルトサックスのキーはEフラットなので、アルトサックスのGはピアノのBフラットなんです〜。それで当たっています〜」

やばい、音楽の世界って音符一律じゃないの?どうやら普通のピアノの楽譜はサックスには併用できないらしい。

みなさん、子供に楽器を習わせる場合は自分に馴染みのある楽器がお勧めです♡。

次男にはぜひトライアングルかカスタネットを勧めようっと。

2.04.2015

物件情報(その5)

これまで2つのクレイジー物件を紹介しました。どちらも無駄に広く、やたらとバスルームが多く、つくりの悪いことが共通しています。

しかし人間の感覚というのは恐ろしい。クレイジーな間取り図を見た後ではこの次の物件が「普通」に感じてなりません。
この物件は全体の大きさが306平米。前回の800超平米の半分以下です。
2階の部屋はバスルームをシェアすることとなり、収納スペースも少ないようです。
どうでしょうか、みなさんにもこの物件がしょぼく見えるのではないでしょうか?

アメリカにある自分の実家よりも広い敷地にも関わらず、なんだか狭く感じてしまう私です。

やはりクレイジー物件には隠れた罠があったようです。そう、いったんあの規模のクレイジー度に触れてしまうと簡単に普通の感覚は取り戻せないようです!

次回につづく….

2.02.2015

物件情報(その4)

5LLDDKKに住むという天才的発想を母に一蹴され、その後どうなったのか。クレイジー物件探しは続いています。

次のクレイジー物件。

これは不動産屋さんに予算と家族の大きさを伝え忘れたのが敗因でしょう。あちらはきっと電話で私の声を聞いて「お金持ちの奥様的な二重あご」「子供4人くらいいる恰幅のよい体格」などを想像していたに違いありません。

そして提案してきた物件は次の通り。
田舎の公民館くらいの大きさか,
それ以上ありそうな外観。
これは1階部分の間取り図。庭を入れないで計算している広さはなんと家だけで868平米。
1階部分にはキッチン、ダイニング、あとどうやって使い分けるのか分からない3つの居間。
キッチンの広さは27平米。私が駒場で住んでいたアパートより30%くらい広い。
そしてなんでキッチンは正方形なのか?長方形のほうが使いやすいのに。
この中唯一評価できるのはPool WC+Showerという外からアクセスできるシャワー+トイレ。
これは我が家のボーイズが外から帰宅してきてすぐに家に入れたくないときの
「中間地点」として利用できそう。

続いては2階部分。やはり注目したいのはMaster Bedroom、56平米。
こんな広い部屋にいたら情緒不安定になりそうです。
なぜここで建築家は部屋を2つに分けてもう少し使い勝手のよいつくりを思いつかなかったのでしょうか。

極めつけ3階のルーフガーデン。これだけで200平米超。
予算の2倍、広すぎだったからという理由で即座にお蔵入り。家だけで868平米なんて住んでしまったら発狂するかもしれません。探し物は絶対に見つからなさそう。誰かを呼んでも呼んでも来てくれなさそう。3階に忘れものをしたらすぐに取りに行きたくなさそう。掃除してもしても終わらなさそう。

写真では庭が広そうに見えます。しかしこちらに到着して発見したこと。我が家のボーイズは最近パソコンやiPadでやるゲームにはまっていて庭なんていらない!それどころか、虫+毒蛇が多いので外は危険!

次回からは学習し、自分の予算と家族の大きさをしっかりと説明することにしよう。

家探しの旅、まだまだ続く。

2.01.2015

物件情報(その3)

4LDDKFではなく、3LDK+2LDK=5LLDDKK(?)に住もう!という天才的発想。その後どうなったのか。

5LLDDKKに住むとなるとメイドさんに大きな部屋を与えることができるし、運転手さんの待機部屋もどこかに設けることができる。我が家のお客さんには比較的大きな部屋+バスルームを利用することができる。マンションの高層階に住めば湖の景色を堪能できるし、敷地内にプール、スポーツジム、レストランもある。私も現在のお化け屋敷から出てもう少し普通の大きさの3LDKに住むことができる。

しかも新築物件2戸なのに現在のお化け屋敷の家賃より安い月々の家賃!

ところが。

今回の天才的発想を我が家の最重要客人、またの名「実母」に紹介したところ、即座に大反対されました。

理由:
1. 寝る直前まで孫の顔が見ていたい。別の部屋に滞在していたらそれができない。
➡ふむふむ、なるほど。
2. お手伝いさんと同じところに住めるかいな(たぶんこっちが本音)
➡やっぱり….

1ナノ秒で一蹴されこのアイディアはお蔵入りとなりました。

ということで、物件探しはまだまだ続く。