12.31.2012

メイドさん(余談その3)

私の脳裏:
1.彼女もグルで私からお金をせびろうとしているのか
2.彼女はカモで、「お父さん」にだまされているのか

まずはこの荷物を送ったとされる「お父さん」、本当は誰なのかにせまりました。怖い顔で直接的に質問すると彼女も事実を言わないかもしれないので、やんわりと「どうやって知り合ったの」的な雰囲気で質問。すると本当のお父さんではない、彼氏みたいな感じ、でも会ったことがない....などという曖昧な返事です。

そしてさらに詳しく話を聞くと、無事に荷物が届いたあかつきにはUSD25000の半分のUSD12500を彼女にくれるという約束だったらしいのです。月に数百ドルの給料で働いている彼女にとってUSD12500というとものすごい大金です(私にとっても大金)。

そこで初めて彼女に私の考えを簡単に述べました。
1.USD4000をぽーんと渡せるような経済力は私にはありません。
2.メイド仲介業者に助けてもらえないか一緒に相談に行きましょう。

彼女はしぶしぶ了承しました。私にお金を出してもらえないと知ると彼女は自分の部屋で少し涙を流していました。

仲介業者は幸い徒歩5分のところにあり、土曜日の午前中はDilaという従業員がデスクに座っていました。事前に電話し、こういう事情で今から相談に行ってもよいかと聞くと快く承諾してくれました。

次回に続く。