11.07.2014

Loy Krathong

11月6日はLoy Krathong、日本でもお馴染みの灯篭流しでした。自分の罪を謝罪するタイで2番目に大事なお祭りです。ということで、我が家の3人は罪多き3人、これはこれは行かねばなりません。

準備としてまず子供たちは学校のタイ語クラスで手作りのkrathongを作成してきました。バナナの木の幹を土台にして、周囲にバナナの葉っぱを貼り付けます。そして中にお花、ろうそく、お線香を入れて出来上がり。私とメイドさんのkrathongは近所の屋台で購入。

タイではソンクラーンの次に大事なこのお祭り。我々の住んでいる地域には大きな池があるので当日はみんなでそこに集まりました。学校のお友達も多く参加していて子供たちも嬉しそうでした。

大きなステージではライブミュージックやタイの伝統的な踊りが催され、周りは屋台やゲームスタンドが並んでいました。お祭りとなると、屋台が集まるところは日本と変わりありません。

入場したところで、bread krathongを無料でいただきました。食べるためではなく、灯篭流しのため。
 
手前左のkrathongはbread krathong(パンがなんとも言えない緑色)
長男が手に持っているkrathongは学校で作ってきたお手製のkrathong
メイドさんが持っているのが近所で購入してきたkrathong
お線香とろうそくに火を灯します
本当はkrathongの中に爪のかけらと髪の毛を一本入れるらしい
中にお金を入れる人もいるらしい(おさい銭)
そして他のkrathongのところまで流します

明かりが灯されて流れていくkrathongがきれい

ステージでは歌に踊り、周囲は様々な屋台があり中央ではみんなわいわい食べて飲んでいる
平日だったのが残念!我が家は学校・仕事があるので早々に退散
この後夜遅くまで花火大会が催されました☆
 どこの国もお祭りは楽しい!来年はもっとエンジョイできるようにLoy Krathongの満月の夜が週末に当たるように祈りましょう。

11.05.2014

家のこと(その5)

シンガポールで大人気だったメイドさんネタ。

食費を盗まれていた話失踪・逃亡した話詐欺に遭った話などいろいろありました。

今回はバンコクで雇っている住み込みメイドさん(タイ人、写真は前回エントリー内)の紹介をします。

幸い、現在のところみなさんが喜ぶようなネタはありません(安堵のためいき)。

以前の雇用主(インド系アメリカ人)に11年間雇われ、この度その雇用主がアメリカに帰ることになったため彼女はこの夏ちょうど新しい職を探していました。彼女と会う前に私はその雇用主さんとも電話で話し、お墨付きをもらっていました。今までの各雇用主宅で長期に渡って働いていたようです。年齢はかなり上ですが(60歳以上)、確実に経験値は高いはず。

我々が住んでいる地域はバンコクより北にある少し特殊な地域で、一軒家が多い特徴があります。バンコク市内で働き慣れているメイドさんはこの地域では働きたがらないという話もあります。

その理由が、「家の中に階段があって、庭もあって、敷地面積が広すぎるから」。

バンコク市内の駐在員は大多数が高層マンションに住んでいるので、部屋に入ってしまえば「平屋」ですが、我が家は2階建てだし、他のおうちは3階建てやら4階建てやら。庭は幸い庭師さんが週に2,3回手入れをしているのでメイドさんはノータッチ。しかしながら外をほうきではいたり、ごみ捨てをしたりと結構メイドさんの行動範囲は広いはずです。

家はやたらと広く、トイレの数も無駄に多い。子供の宿題の世話をしながら、毎晩おいしいご飯を作り、さらにこの広い家をきれいにしなければならないとなると、慣れているメイドさんでないと気後れしてしまうのでしょう。

さて帰宅後に飲むビールと食べるご飯だけを楽しみに生きている私にとって、お料理が上手な人は必須。シンガポール時代の二人のメイドさんは栗原はるみさんの料理本(英語)を渡して料理をしてもらっていました。二人目の方かなり投資してお料理学校に通ってもらいました。今回の方はもともとタイ料理、インド料理、簡単な西洋料理などのお墨付きをもらっていたので、かなり期待できました。

そして世界最強助っ人の母に来泰依頼し、7週間日本の家庭料理特訓をしました。煮魚、炊き込みご飯、酢の物、カレー、ぎょうざ、とんかつ、えびフライ、竜田揚げなどなどなど。やはりもともと料理上手な方ですから、めきめきと力をつけていき、現在では最強助っ人と同じくらいの力を発揮しています。まだたった一つたまにできないのが、「組み合わせ」です。例えばしょうゆ味のお魚の日はしょうゆ味のおひたしにせずに酢の物に変える、などという細かいコンビネーションはまだ勉強中。しかし確実に最強の料理人に育ちつつあります。今後は「おつまみ」の概念を教え込み、座ったらまずビールと一緒に「お通し」が出るように仕込む予定(←完全にオヤジ化)。

周囲にはフィリピン人やミャンマー人のメイドさんを雇っているご家庭が多いのですが、私はやはりタイ人のメイドさんにしてよかったと思います。まず、ビザの心配がない!周囲のフィリピン人メイドさんたちは決まった間隔で国外に出て「観光ビザ」を更新しています。短い人だと2週間に一度カンボジアやミャンマーの国境越えをしているとか。聞いているだけで面倒くさそう。

あと、タイに住んでいて一番楽しいのはこちらの言葉や文化を学ぶことです。タイ人のメイドさんだと日常的にあちらこちらで子供たちにいろいろと教え込んでいるので助かります。今週はタイ各地でLoy Krathongという灯篭流しが行われるのですが、それについての情報をくれました。あと、子供たちに「ご飯だよ!」「早く!」というときはタイ語で言っています。

最後に、こちらの公共料金の請求書を読解してくれる!「これは電気代」「これは水道代」など。支払いにも行ってくれるので多忙ママは助かります。水道代が非常に高いということで(と請求書に書いてあった)、水漏れの部分の修理を依頼したこともありました。こういうときに助かっています。

以上、バンコク二人三脚ならぬ、三人六脚生活。どこの国でも周囲に助けられてなんとか暮らしていっています。

次回、我が家の食費について。

11.04.2014

家のこと(その4)

さて、今回は我が家のヘルプについて。運転手とメイドさん、この二人がいなくては成り立ちません。

まずは運転手さん。バンコクでは大変な危険運転をするドライバーさんが多い中、我が家のドライバーさんはごくごく穏やか。あまりにもゆっくり運転されてもイライラしそうですが、彼は速すぎず遅すぎず、程よいスピードで走ってくれます。また、地図が読めないドライバーが大多数を占めるようですが、我が家の運転手さんは地図が普通に読めます。日本に住んでいると当たり前のようにタクシーの運転手に地図を渡すだけで目的地にたどり着けますが、バンコクのちまたのタクシーではそう簡単には目的地に連れて行ってもらえません。

車の洗車もしてくれるし、ゴルフカートのガソリン追加と洗車、自転車のチューンナップや修理もしてくれます。仕事中に簡単なお使いも頼めるので、昨日も家具修理のお店に壊れた椅子を届けてくれました。
運転手さんにはこの車庫にある乗り物の管理をお願いしています。
左から乗用車、近距離用のゴルフカート、自転車4台。
右手前にあるのはメイドさんの自動三輪バイク。
私は何を隠そうもともとは運転大好き人間です。バンコクでもぜひ運転にチャレンジしたいと思っていたのですが、危険運転が多いということ、事故に遭ったら必ず外国人のせいにされるということ、道路標識が読めないということ(たとえ読めたとしても、読むのに時間がかかりすぎるため、すでに通り過ぎている….)で、なかなか踏み出せません。素晴らしい運転手さんのサポートがあるから、運転する意欲が更に失せるというのもあります。通勤時間(時間帯によって片道30分から60分くらい)を利用してメールを書いたり、新聞を読んだり、寝たりできるのも大きなメリットです。

こんな便利な運転手さん、先日フアヒン旅行に同行してもらいました。フアヒンはバンコクより運転して3時間くらいの海リゾートで、日帰りには少し厳しい距離です。ということでタイで初めての1泊ドライブ旅行に出かけました。運転手さんの宿泊施設は500THB(1600円くらい)で用意できるようで、ギリギリ渡すのも申し訳ないから食事代も込みということで1000THB渡しました。便利なのは行き帰りだけではありません。フアヒン内の観光をするときにあらかじめ行き先を伝えておくと彼はホテルのスタッフに行き方を聞いて連れていってくれます。いちいち知らないタクシーやトゥクトゥクに乗って交渉しなくてもよい!女1人、子供2人で旅行している我々としてはリスクマネジメント観点からも重要です。

次回はパタヤ1泊旅行を計画中。また運転手さんを連れて行きます。

日曜日は運転手さんもメイドさんもお休みの日です。土曜日のうちに遠出の用事は済ませておき、日曜日は町内のみの行動範囲で楽しめるように工夫しなければなりません。つまりは写真のゴルフカート(なぜか免許なし保険なしで地域住民は乗り回している)で行ける距離内です。当初はどうなることやらと思っていましたが、映画館、モール、スーパー、ネイルサロン、KFC、マクドナルド、少ないけど各種レストランは行動範囲内にあるので、不便な思いはさほどしていません。

このように自分で運転しない生活の反動でしょうか、私は日本やアメリカに行くたびにレンタカーを借りて運転しまくっています。

年末年始など局所的な危険運転手がいたらそれはきっと私です☆

次回メイドさんについて。

11.03.2014

楽しい子育て(その7)

お誕生日会アップデート。

2012年のエントリーで我が家でのお誕生日会について少しお話しました。

今日はその続き。

例5 長男10歳のお誕生日
シンガポールにできたばかりのAdventure Cove Waterparkにお友達と一緒に行きました。
場所:Adventure Cove Waterpark, Sentosa Island
人数:子供9人、大人2人
エンターテインメント:最新型のウォータースライダーがたくさんあります
食べ物:会場に頼んだ簡単なフィンガーフードとバースデーケーキ

大きな車+運転手をレンタル。
子供たちは遠足気分。
我が家に集合してもらい、帰りも我が家まで親にお迎えにきてもらいました。
子供たちは波のプールやウォータースライダー、シュノーケリング体験などなどたくさん遊びました
ケーキが小さいと、後で文句を言われました笑
とても楽しかったね!
例6 次男8歳のお誕生日
次男の希望でボーリングパーティーを開催しました。
場所:運転して10分のところにあるボーリング場で2レーン貸し切り
人数:子供12人、大人3人
エンターテインメント:ガーターに入らないような壁つきレーンのボーリング大会
食べ物:会場のケータリング+ケーキは持参
毎度お馴染み手作り招待状

バースデーに欠かせない三角ハットは自分で絵や名前を書けるように油性のペン各種用意。
会場に風船があると誕生日会らしくなります
友人とツーショットのバースデーボーイ
今日は脇役、長男と私(SGD2のDAISO眼鏡が似合うかどうかは別として)
バースデーケーキ
時期が時期なだけに(?)クリスマスツリーの前で最後に一枚撮影

例7 長男11歳のお誕生日
タイに引越して2ヶ月しか経っていない時期のお誕生日会ということで、我が家で 簡単に開催することになりました。
場所:自宅
人数:子供8人、大人2人
エンターテインメント:エアーホッケー台、グループで行われるゲーム2種
食べ物:メイドさんには休日返上で揚げ春巻き、カリフォルニアロール、野菜スティックなどお料理を用意してもらいました。バースデーケーキは近くのモールのYAMAZAKIに頼んであったイチゴのショートケーキ。


風船があると普通の家でも急に「お誕生日会会場化」します。
Party favorsは時期を考えてハロウィンテーマ(DAISOにて購入)
自分で飾りつけをして嬉しそう!



グループに分かれてゲームをしました。
私は準備のために家中にクイズカードを隠してゲーム中は監督していました
2つ目のゲームは今大流行りのマインクラフトゲーム
こちらのバースデーキャンドルはすぐに溶けるため、キャンドルを消し終わる頃には
下にロウが落ちています。それをすくい出してから振る舞わないとロウを食べることになります….
クラスのお友達と撮影
メイドさんには大変お世話になりました
パーティが終わった後はゲームルームでお馴染みベイブレード
追加情報。つい先日我が家の向かいのおうちの4歳になる三女のお誕生日会がありました。これはすごかった。参加人数30人ほどでしょうか、フェイスペインティング、マニキュア、バルーンアート、マジックショー。
お向かいさんの玄関前で開催された大規模バースデーパーティー。
マジシャンの格好も派手だし、アシスタントの破れた黒いストッキングやその巨体からも
目が離せませんでした。ここでは我が家の長男ショーに参加

12月の次男の誕生日はバンコクのキッザニアかな?また報告します。

11.02.2014

家のこと(その3)

どこの国に引越してもトイレネタはよく出ます(このブログだけか)。

我が家のタイでのトイレ事情。

到着直後にトイレを2回詰まらせた長男。みなさんもトイレを詰まらせたことがあるかもしれません。

しかしタイでトイレを詰まらせると被害の度合いが違いすぎます。

つまり「トイレが詰まって流れない」だけではなく「トイレから下水があふれてくる」のです。通常トイレに入っている水の量以上の水の量がどんどんあふれてきます。

どんどん。どんどん。

一瞬よぎる怖い考え「このまま止まらなかったらどうしよう」。2011年タイ国内を震撼させた大洪水がここで始まったらどうしよう。報道陣に囲まれたら何と言おう。長男がこれでいじめられでもしたら困るから「私のう○ちで詰まりました」という話にしようかどうしようか。以下妄想続く。

タイのお手洗いが部屋より一段下がっているのを当初疑問に思っていました。明らかに現在のバリアフリーの概念に逆らっているつくりです。しかしあれはきっとあふれるトイレの水が部屋や廊下のほうまで行かないようにする工夫なのです!あの段差のおかげで部屋や廊下は被害に遭わずに済みました。
手前のお手洗いで局所的な洪水が起きたときに部屋側を守ってくれるこの有難い段差
さてその後クラシアンの10倍ほどの時間がかかってなおしてもらったこのトイレ。

今後も詰まらないとは限りません。

というわけで、早速シャワートイレを家に2台設置することにしました。こちらのお手洗いのトイレット周辺には電源となるソケットが近くにないので、このシャワートイレはなんと水圧式(電気を使わない)という優れもの。ところ変われば製品も改良されるものです。

さてこれで我が家は安泰…..

なわけがありません!シャワートイレを設置したにも関わらず 我が長男、その後一度だけ詰まらせました。「タイのトイレは詰まるから、ここでは小さいのしか出さないこと」など言っても聞いてくれないお年頃なのか(どうやらダウンサイズは難しいらしい)。

最後はやはり「しゅぽしゅぽ」頼み。いつの発明品か、これはいつの時代も優れもの。
この「しゅぽしゅぽ」はどうやら「ラバーカップ」というおしゃれな名称をもつらしい
現代の最新技術(?)+ 先代からの知恵(??)に頼っている我が家のトイレ事情です。