私が仕事中に子供たちがつまらない思いをしないようには様々な工夫、試行錯誤が必要です。子供たちが一番喜ぶのはやはりクラスメイトと遊ぶこと(playdate)!子供たちだけで約束を取り付けてくることがあっても、その後親同士でメールなり電話なりでフォローするのがマナー(と私は考える)。同じような考え方をする親でなければ、たとえ子供同士が仲良しでもなかなか遊ばせてあげられないことがあります。
先日親の顔がみえないplaydateを経験しました。
長男がとても慕っているクラスメイトで、学校では誘ってもなかなか遊びに出てこない男の子がいます。その子は親がインドネシアに住んでいて、シンガポールではお兄ちゃんとメイドさんと住んでいるらしいのです(詳細は知らないけど、話を聞いている限りではなんとなくかわいそう)。
ある日その子から「今度我が家でplaydateをしましょう」という招待状が仲良しグループに配られ、誘われたメンバーはやっと彼と学校以外の場所で遊べることを喜んでいました。招待状はパソコン入力されていてなかなか立派ですが、親の携帯番号もなく、RSVPする方法もなく、なんとなく怪しい感じ。通常は参加不参加を親が確認しますが、このplaydateではそれがありませんでした。
そして当日、幸い私も仕事が休み日で、表示された住所を訪れるとその子が待ち合わせ場所で一人けなげに立っていました。他のメンバーの到着が遅れていたので、彼は我々をコンド内の遊具に案内してくれて、他のメンバーを待つために一人待ち合わせ場所に戻りました。「え、これって子供主催なの?」と思い、なんとなくその場を離れられないでいた私は、決心してその子の親に電話してみました(前日に彼は誘ったクラスメイトたちにメールで家の電話番号を知らせていた、これも親が親に書いているメールではなく、子供から子供へのやりとり)。すると電話の相手(お母さん!たまたまシンガポールにいたらしい)は優しそうな人で、コンド内の自宅にいました。コンド内にいるのならなぜ息子と一緒にお友達を出迎えていないのか?!なぜ息子にすべてやらせているのか?!
いろいろな疑問が湧きつつ...
私は電話で到着しましたと今日よろしくお願いしますとだけとにかく伝えることはできましたが、息子が初めてクラスメイトを家に招待したのに、その親の顔(=私の顔)を見なくてもよいのかな....と不思議に思いました。私なら、息子がどのような子供と仲良くしているのか、その子の親はどのような人なのかということが知りたくなります。別にその親の職業を聞きだそうとは思いませんが、なんとなくどのような人たちなのか、というのは気になります。具体的に何が知りたいのかと聞かれると困るのですが、答えは「雰囲気」だと思います。
さてこの日は結局一応親がコンド内のどこかにいることを確認した上で、playdate参加メンバーが数人集まり始めたことで安心して私はいったん帰りました。なんとなくもやもやした気分でしたが、まあ、こういう形のplaydateもありなのかなと考えました。最終的に長男くんは楽しかったと言って帰ってきたし、ちゃんと昼食も食べてきたようだったし、お母さんはマンションの部屋にいたとのことでした。
ちなみに、このplaydateにはもっとたくさんの招待客がいましたが、後々他の親に話を聞いてみると、やはり「ちょっと放任すぎて我が家は参加しませんでした」とのこと。まったく同意見です、と相槌を打っておきました。我が家も仮に今回私ではなくメイドさんが送迎をしなければならない状況だったら、ちょっと子供をこのplaydateに参加させることはできなかったと思います。
さて、今度は我が家で親参加型のplaydateを開催しようかな。
次回もつづく。
3年半住み慣れたシンガポールを離れ、2014年夏から微笑みの国タイ王国に移り住みました。多忙なママとやんちゃな子供たちには新しい土地でいったいどんな冒険が待ち受けているのか。毎日の出来事や日々考えていることをつづっていきたいと思います。
2.15.2014
2.13.2014
多忙ママの子育て工夫(その3)
週末ぶっ通しの勤務が当たると子供たちは土日をほとんど二人+メイドさんで過ごさなければなりません。私は帰れそうなときは帰って家で仕事をすることもできるのですが、忙しい日はたとえ土日勤務でも職場を離れることができません。
そんな忙しい勤務に備えて子供たちのためのエンターテイメント各種を考案しなければなりません。
最近取り入れたのが「二人で映画館に行く」という斬新なアイディアです。以前からメイドさんも含めて三人で徒歩15分ほどの映画館に行くことはありました。しかし、キックボードで映画館に行くのも二人で、映画のチケットやポップコーンを買うのも二人で、もちろん帰宅も二人でというのは最近実験試行してみて成功したパターンです。日本ではよく小学校一年生から一人で電車に乗るなんてことはよくありますが、こちらシンガポールでは治安がよいにも関わらず子供だけで行動しているのはあまり見かけません(なぜか)。
初めて二人で行かせるときに、映画チケット2枚+ペットボトルの水+ポップコーン(小)を買うのに$30で足りるだろうと思っていたら、40セント足りなくてレジのお姉さんにまけてもらったということがありました。売り上げを1セント単位まで計算する厳しい売り場ならこのような機転は利かせられなかっただろうに、この映画館のどんぶり勘定にバンザイ。翌日そのお姉さんにお礼を言おうと思って映画館を訪ねたら、「どの人か分からない」ということで結局お礼は言えずじまい。次回からは子供たちに$30.40渡すようにしました笑。
さて少し困るのが週末子供たちをお友達と遊ばせたいときです(現代はplaydateというらしい)。私がいるときなら我が家に招待してご飯やプールやゲームやお泊まりなどできるのですが、私がいないときに遊びにこられて何かあったときに困るので、よほど仲良しでない限り、私不在の中でうちで遊ぶことは遠慮してもらっています。我が家の事情をよく知っている仲良しのお友達はしたがって自分のおうちに誘ってくれるようになります。
先日長男がお友達に誘われて一人で出かけて行きました。キックボードで3分ほどこぐと行ける距離のコンドに住んでいるクラスメイトで、私もそのママとよくしゃべります。到着したらとりあえずママから「到着しました!」というメール、さらに終了時間になってもまだ遊び足りなかったらしく「遅くなります!」というメール、最後に「今我が家を出発していきました!」という終了メール。このようなマメなママだと助かります。
逆に親の顔が見えないplaydateもあり、個人的にはあまり好みません。次回詳細。
そんな忙しい勤務に備えて子供たちのためのエンターテイメント各種を考案しなければなりません。
最近取り入れたのが「二人で映画館に行く」という斬新なアイディアです。以前からメイドさんも含めて三人で徒歩15分ほどの映画館に行くことはありました。しかし、キックボードで映画館に行くのも二人で、映画のチケットやポップコーンを買うのも二人で、もちろん帰宅も二人でというのは最近実験試行してみて成功したパターンです。日本ではよく小学校一年生から一人で電車に乗るなんてことはよくありますが、こちらシンガポールでは治安がよいにも関わらず子供だけで行動しているのはあまり見かけません(なぜか)。
初めて二人で行かせるときに、映画チケット2枚+ペットボトルの水+ポップコーン(小)を買うのに$30で足りるだろうと思っていたら、40セント足りなくてレジのお姉さんにまけてもらったということがありました。売り上げを1セント単位まで計算する厳しい売り場ならこのような機転は利かせられなかっただろうに、この映画館のどんぶり勘定にバンザイ。翌日そのお姉さんにお礼を言おうと思って映画館を訪ねたら、「どの人か分からない」ということで結局お礼は言えずじまい。次回からは子供たちに$30.40渡すようにしました笑。
さて少し困るのが週末子供たちをお友達と遊ばせたいときです(現代はplaydateというらしい)。私がいるときなら我が家に招待してご飯やプールやゲームやお泊まりなどできるのですが、私がいないときに遊びにこられて何かあったときに困るので、よほど仲良しでない限り、私不在の中でうちで遊ぶことは遠慮してもらっています。我が家の事情をよく知っている仲良しのお友達はしたがって自分のおうちに誘ってくれるようになります。
先日長男がお友達に誘われて一人で出かけて行きました。キックボードで3分ほどこぐと行ける距離のコンドに住んでいるクラスメイトで、私もそのママとよくしゃべります。到着したらとりあえずママから「到着しました!」というメール、さらに終了時間になってもまだ遊び足りなかったらしく「遅くなります!」というメール、最後に「今我が家を出発していきました!」という終了メール。このようなマメなママだと助かります。
逆に親の顔が見えないplaydateもあり、個人的にはあまり好みません。次回詳細。
2.12.2014
多忙ママの子育て工夫(その2)
親不在中にいかに子供たちの喧嘩を最小限に抑えつつ有効に子供たちの時間を使えるか(勉強も遊びも)。私の中では永遠のテーマです。私が専業ママだったら、お休みの日を利用してもっと勉強を教えられるでしょうし、もっとみんなで出かけられるでしょうし、お友達を招待してお泊まりなどももっとできるでしょう。しかし現実は違うので、その中でいかに工夫するかが大切になってきます。
それでは「大人の目」であるはずの我が家のメイドさんはどのようにプールで遊ぶ子供たちの相手をするのでしょうか。
答え:プールサイドで座っているだけ。子供たちが一瞬視界から消えてもあまり気にしない。しかし彼女なりに責任感はあるので、常にどこらへんにいるのか検討はついています。むろん、一緒に入って遊び相手になることはあり得ない。
一緒に食事することすらしない我が家のメイドさんですので、おそらく同じプールに入るのは彼女的には「身分の差」からあり得ないことなのでしょう。確かにプールに入っているメイドさんというのはほとんど見かけません。なので、一緒に入ることは期待しませんが、せめてちゃんと監視していて欲しい..... 他のメイドさんなどはもっとひどく、携帯でメールを書いていたり、メイドさん同士でおしゃべりしていたり。幸い我が家のメイドさんはわりと「一匹狼」的なところがあるので、プールサイドで知り合い同士輪になっておしゃべりをしているところは目撃したことがありませんが、日本の保育士さんやベビーシッターさんのように「他人様のお子様をお預かりしているのだから」的な態度はもちろんみられず、そこまで本気で監視しているようには見えません。ここで間違って理解してはいけないのは、彼女が不真面目でこの態度に出ているのではなく、単に上記の通り「〜の差」から生じる考え方の差であるということです。したがって彼女を責めているわけではありません。
さてここで我が家的リスクマネジメント方法。
結論は「子供たちに泳ぎをたたき込む」「体調が悪い日は無理して水泳しない」「水分補給をしっかりと」「メイドさん監視下でのプール遊びは、たとえ泳げてもプールに足がつくくらい身長が伸びてから」でした。シンガポール移住当時は7歳と5歳だった二人はまだ泳げず、背もまだ低く、ライフジャケットを装着してプールに入っていましたが、週に一度プライベートレッスンでスイミングの先生に通ってもらい、徹底的に泳ぎを教えてもらいました。今では上手に泳げるようになり、10歳と8歳になり、8歳児もぎりぎりプールから顔が出るようになりました。以上条件が揃ってからメイドさんと一緒にプール遊びをするようなりました。
このように「ちょっと怪しい監視byメイドさん」+「可能な限りのリスク管理」で我が家のプール遊びは可能な限り安全に遂行されます。
次回は我が家のエンターテイメントにおける落とし穴、珍経験。
私が仕事でいない間、我が家の中での「大人の目」はフィリピン人のメイドさんのみになります。みなさんが考えているような日本人の優秀なベビーシッターを想像してはいけません。我が家のメイドさんは信頼のおけるしっかり者ではありますし、ほとんど病気をしない元気で健康な人ですが、育ちの違いや社会的地位の違いや文化の違いや言葉の違いやXやYやZなどの理由で(切りがない)、日本のベビーシッターさんに対する「指導」よりははるかに丁寧に行わなければなりません。そしてリスクマネジメントの意味でも最大限の努力をしなければなりません。
例えばプール。
我が家のコンドは幸い施設も充実していて、週末のみならず平日も常夏シンガポールの空の下でここの住人はよくプールを利用しています。50メートルほどある大きなプールはまるでリゾートにあるような豪華な造りで、暑い日に飛び込むと言葉では言い表せないほど気持ちがよい!
このような素敵なプールを子供たちのエンターテイメントに使わない手はない。全員が家にいるときはピザをプールサイドにデリバリーしてもらい、クーラーボックスにビールやジュースを入れてタオル片手によくプールに出かけます。
これを私が不在のとき、特に長い週末勤務のときに子供たちだけでも利用できないものか。
子供たちだけで行くわけにはいきません。我がコンドでも親によっては子供だけでプールに行かせているご家族がいますが、私は仕事柄プールや海での溺死やで溺れかけた患者さんの案件を担当することがあります。水泳が得意な子供でもたまたま熱中症にかかっていたためふらっと気を失い亡くなりかけたケースがありました(12歳男児、水泳は得意スポーツ)。このような理由で私の中でのポリシーで「子供だけでプールに行かない」というのは日々口すっぱく言っています。
これを私が不在のとき、特に長い週末勤務のときに子供たちだけでも利用できないものか。
子供たちだけで行くわけにはいきません。我がコンドでも親によっては子供だけでプールに行かせているご家族がいますが、私は仕事柄プールや海での溺死やで溺れかけた患者さんの案件を担当することがあります。水泳が得意な子供でもたまたま熱中症にかかっていたためふらっと気を失い亡くなりかけたケースがありました(12歳男児、水泳は得意スポーツ)。このような理由で私の中でのポリシーで「子供だけでプールに行かない」というのは日々口すっぱく言っています。
それでは「大人の目」であるはずの我が家のメイドさんはどのようにプールで遊ぶ子供たちの相手をするのでしょうか。
答え:プールサイドで座っているだけ。子供たちが一瞬視界から消えてもあまり気にしない。しかし彼女なりに責任感はあるので、常にどこらへんにいるのか検討はついています。むろん、一緒に入って遊び相手になることはあり得ない。
一緒に食事することすらしない我が家のメイドさんですので、おそらく同じプールに入るのは彼女的には「身分の差」からあり得ないことなのでしょう。確かにプールに入っているメイドさんというのはほとんど見かけません。なので、一緒に入ることは期待しませんが、せめてちゃんと監視していて欲しい..... 他のメイドさんなどはもっとひどく、携帯でメールを書いていたり、メイドさん同士でおしゃべりしていたり。幸い我が家のメイドさんはわりと「一匹狼」的なところがあるので、プールサイドで知り合い同士輪になっておしゃべりをしているところは目撃したことがありませんが、日本の保育士さんやベビーシッターさんのように「他人様のお子様をお預かりしているのだから」的な態度はもちろんみられず、そこまで本気で監視しているようには見えません。ここで間違って理解してはいけないのは、彼女が不真面目でこの態度に出ているのではなく、単に上記の通り「〜の差」から生じる考え方の差であるということです。したがって彼女を責めているわけではありません。
さてここで我が家的リスクマネジメント方法。
結論は「子供たちに泳ぎをたたき込む」「体調が悪い日は無理して水泳しない」「水分補給をしっかりと」「メイドさん監視下でのプール遊びは、たとえ泳げてもプールに足がつくくらい身長が伸びてから」でした。シンガポール移住当時は7歳と5歳だった二人はまだ泳げず、背もまだ低く、ライフジャケットを装着してプールに入っていましたが、週に一度プライベートレッスンでスイミングの先生に通ってもらい、徹底的に泳ぎを教えてもらいました。今では上手に泳げるようになり、10歳と8歳になり、8歳児もぎりぎりプールから顔が出るようになりました。以上条件が揃ってからメイドさんと一緒にプール遊びをするようなりました。
このように「ちょっと怪しい監視byメイドさん」+「可能な限りのリスク管理」で我が家のプール遊びは可能な限り安全に遂行されます。
次回は我が家のエンターテイメントにおける落とし穴、珍経験。
2.11.2014
多忙ママの子育て工夫(その1)
平日のみならず週末や夜間など不規則なスケジュールで働いているお母さんたちは一体その間子供たちをどうしているのでしょうか。ベビーシッター、親、パートナー、夜間保育などたくさんの選択肢がありそうですが、我が家は基本的に「メイドさん+各種エンターテイメント+私ができるだけ早く帰る」という三本立てです。
残念ながら子供の世話に関してはあまり期待できない我が家のメイドさん。子供たちがいかに楽しく過ごせるか工夫しながらいろいろなアクティビティを提案する....なんて絶対にあり得ません。期待できるのは、食事の世話+シャワー監視(+いつもの家事全般)。寝かしつけに関しても期待できません(寝る時間に帰宅すると、ほとんど無法地帯みたいになっている)。
というふうに彼女の得手不得手をよくよく分析していくと、まずは子供たちを飽きさせないエンターテイメントを考えないことには、結局私の不在中子供たちはずっとテレビを観ることになります。出勤前に私は毎度毎度ホワイトボードにその日可能なアクティビティを次のように制限時間も含めて書き出します(毎回すべてではない)。
[例]
我が家ですでに2年も住み込みで働いているにも関わらず、私が上記のアクティビティの選択肢を出勤前に書き出していかないと彼女は思いつかないらしく、現在でも書くのを忘れると子供たちは一日中つまらないこと(=テレビ)をしています。機転の利く人だと働き始めて1ヶ月くらいで上記リストが頭の中で入っていて、臨機応変に対応してくれそうですが、我が家のメイドさんは食事のメニューと一緒で、残念ながらその発想力が欠如しています。ちなみに、すべてのフィリピン人のメイドさんがこうではなく、ご家庭によっては、子供の相手は抜群にうまいが、家事が下手!料理がまずい!という方もいらっしゃるそうです。
そして「勉強をさせておいてください」と曖昧にしておくと子供たちは「勉強はすでにやった」と言い張って彼女をだましにかかります。ので、現在は可能な限り英語と日本語で勉強する項目を書き出し、一つの項目に対して子供たちはノートなりプリントなりを彼女に提示しないといけないシステムを考案しています。また、「ピアノを練習させておいてください」と曖昧にしておくと子供たちは1分弾いただけで「やった」と言い張ります。ので、タイマーを15分に設定し、その15分間はピアノの座りっぱなしにさせておくよう指導します。
さらに、「早く寝ろぉぉぉぉ」とせかさないといつまでも床に入らない二人なのに、なぜか彼女は彼らは勝手に寝ると思い込んでいるらしく、彼らがまだ起きているうちから自分の部屋に引っ込んでしまいます。理由は不明。最初のうちは何度か注意してみましたが、何度言っても結果が同じなので最近は私も諦め気味。というわけで三本立ての最後「できるだけ早く帰ろう」という結論。むろん、夜勤でも職場を離れられないママですと、こうもいかないのでしょうけれども、幸い私の夜勤は途中から家に帰ってもよい勤務状況なので、私は誰よりも早く仕事を片付けて早く帰路につくように心掛けています。目指すは彼らの推定就寝時間。
次回はエンターテイメント各種の工夫や落とし穴。私が不在の中行われるエンターテイメント、子供たちには時間を楽しく有効に使ってもらいたい反面、私は各々のリスクマネジメントまで考えなければなりません。
残念ながら子供の世話に関してはあまり期待できない我が家のメイドさん。子供たちがいかに楽しく過ごせるか工夫しながらいろいろなアクティビティを提案する....なんて絶対にあり得ません。期待できるのは、食事の世話+シャワー監視(+いつもの家事全般)。寝かしつけに関しても期待できません(寝る時間に帰宅すると、ほとんど無法地帯みたいになっている)。
というふうに彼女の得手不得手をよくよく分析していくと、まずは子供たちを飽きさせないエンターテイメントを考えないことには、結局私の不在中子供たちはずっとテレビを観ることになります。出勤前に私は毎度毎度ホワイトボードにその日可能なアクティビティを次のように制限時間も含めて書き出します(毎回すべてではない)。
[例]
- テレビ 1時間
- Apple TVでダウンロードした映画 2時間
- iPad 1時間
- 近所の映画館で映画を観に行く 2時間
- 午後x時から近所のお友達のおうちに遊びにいく 3時間
- お絵描き 2時間
- コンド内の遊具で遊ぶ 1時間
- 人生ゲームやMonopoly 2時間
- プール 2時間 など
我が家ですでに2年も住み込みで働いているにも関わらず、私が上記のアクティビティの選択肢を出勤前に書き出していかないと彼女は思いつかないらしく、現在でも書くのを忘れると子供たちは一日中つまらないこと(=テレビ)をしています。機転の利く人だと働き始めて1ヶ月くらいで上記リストが頭の中で入っていて、臨機応変に対応してくれそうですが、我が家のメイドさんは食事のメニューと一緒で、残念ながらその発想力が欠如しています。ちなみに、すべてのフィリピン人のメイドさんがこうではなく、ご家庭によっては、子供の相手は抜群にうまいが、家事が下手!料理がまずい!という方もいらっしゃるそうです。
そして「勉強をさせておいてください」と曖昧にしておくと子供たちは「勉強はすでにやった」と言い張って彼女をだましにかかります。ので、現在は可能な限り英語と日本語で勉強する項目を書き出し、一つの項目に対して子供たちはノートなりプリントなりを彼女に提示しないといけないシステムを考案しています。また、「ピアノを練習させておいてください」と曖昧にしておくと子供たちは1分弾いただけで「やった」と言い張ります。ので、タイマーを15分に設定し、その15分間はピアノの座りっぱなしにさせておくよう指導します。
さらに、「早く寝ろぉぉぉぉ」とせかさないといつまでも床に入らない二人なのに、なぜか彼女は彼らは勝手に寝ると思い込んでいるらしく、彼らがまだ起きているうちから自分の部屋に引っ込んでしまいます。理由は不明。最初のうちは何度か注意してみましたが、何度言っても結果が同じなので最近は私も諦め気味。というわけで三本立ての最後「できるだけ早く帰ろう」という結論。むろん、夜勤でも職場を離れられないママですと、こうもいかないのでしょうけれども、幸い私の夜勤は途中から家に帰ってもよい勤務状況なので、私は誰よりも早く仕事を片付けて早く帰路につくように心掛けています。目指すは彼らの推定就寝時間。
次回はエンターテイメント各種の工夫や落とし穴。私が不在の中行われるエンターテイメント、子供たちには時間を楽しく有効に使ってもらいたい反面、私は各々のリスクマネジメントまで考えなければなりません。
2.10.2014
音楽の授業
子供たちが通っているインターナショナルスクールの新しい試みで、小学5年生から音楽の授業で好きな楽器を選んでそれを練習することになりました。
準備として、学校に楽器レンタルの業者さんが来て子供たちに楽器を演奏して紹介してくれたり、親はレンタル楽器を申し込んだり、やる気満々の親はその楽器を購入したり。選べる楽器はトロンボーン、トランペット、サックス、フルート、クラリネットなど木管楽器か金管楽器か。うちの長男くん、アルトサックスを選びました。週に2回の授業のために大きなサックスを背負って学校に通っています。
12月に始まったこの新しい試みですが、目新しさからか、彼はどうやら普段やっているピアノよりもアルトサックスのほうが楽しい様子。彼にしては比較的積極的に練習しています。
私はこの世でもっとも面倒くさがりやなので、手入れが必要な楽器などまったく興味ありませんが、彼はせっせとサックスの内部を掃除したりリードの状態を観察しているみたいです。
ピアノが少し弾けるおかげで、音楽をやったことのない生徒に比べて楽譜を読むことに対する抵抗も少ないのか、わりと上達も早い(と本人は言います)。クラスの中でも上手なほうだとか。
そんなこんなで年度末には発表会があるようですが、日本の学芸会などに比べて程度が明らかに低い海外の学校の発表会。どうなるのか今からヒヤヒヤものですぞ。
準備として、学校に楽器レンタルの業者さんが来て子供たちに楽器を演奏して紹介してくれたり、親はレンタル楽器を申し込んだり、やる気満々の親はその楽器を購入したり。選べる楽器はトロンボーン、トランペット、サックス、フルート、クラリネットなど木管楽器か金管楽器か。うちの長男くん、アルトサックスを選びました。週に2回の授業のために大きなサックスを背負って学校に通っています。
12月に始まったこの新しい試みですが、目新しさからか、彼はどうやら普段やっているピアノよりもアルトサックスのほうが楽しい様子。彼にしては比較的積極的に練習しています。
私はこの世でもっとも面倒くさがりやなので、手入れが必要な楽器などまったく興味ありませんが、彼はせっせとサックスの内部を掃除したりリードの状態を観察しているみたいです。
そんなこんなで年度末には発表会があるようですが、日本の学芸会などに比べて程度が明らかに低い海外の学校の発表会。どうなるのか今からヒヤヒヤものですぞ。
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