4.27.2015

タイに住めるか住めないか(その7)

みなさんは果たしてタイに住めますか。

朝起きてからずっとセミの鳴き声がするこの季節。今回はみなさんが○○を生理的に受け付けるかどうか。

大雨の翌日、外に出てみたある日。

前日に洗車をしてしまい「雨に降られちゃった~」と悔やんで近づいたマイカー。
あれ?何か黒い点がついている....
何だこれは。大量の羽がついている?!

家の中から窓に近づいてみると....


またまた大量の羽が....
庭に出ようとガラス戸に近づくと....

またまた大量の羽が....
大雨中に行き場を失った大量の虫が家や車に侵入しようと戦った末、この敵には勝てないと諦めたとき、羽だけ置いて去っていた跡?! 羽を置いて歩いて帰ってしまったのか....

シンガポールも南国ですから、タイ同様大量の虫がいました。しかし、シンガポールはその国民性のせいか、定期的な害虫駆除が徹底されていました。隣接のコンドで害虫駆除作業中はスモッグのように空気がかすむので、学校の休み時間に生徒が外出禁止となるくらいとにかく徹底していました。環境保全的にはどうか知りませんが(ようは殺虫剤をまいているのだから)、害虫や蚊を駆除してくれるので、私など小動物が苦手な人間としては非常に住みやすい環境でした。街中にいるときは虫よけを忘れるくらい。

しかし、タイは環境に優しい国民性のためか(?)害虫対策が徹底していない印象。自宅の庭に出るだけで蚊に刺されるので、タイに引越してから子供たちに「お母さんのにおいは虫除けスプレー」と言われるようになってしまいました。

日本でも夏場や夕暮れ時に悩まされる蚊や蛾。

ここタイではほぼ年中夏です。虫除けスプレー、蚊取り線香、ベープマット、虫除けシール、ムヒなどなどとのお付き合いが一年中続きます。

場所によっては蚊がデング熱やマラリアなどの媒介をしているので本気で要注意です。

アナタはタイに住めますか。

4.26.2015

タイに住めるか住めないか(その6)

自分はおそらくタイに住むことはないだろう、と思っているみなさん:まだ続きます。

プロフェッショナリズムというコンセプトがあります。プロフェッショナリズム世界ランキングで、日本はダントツ1位です。

例を挙げましょう。日本ではおそらく店員に対してこのような教育をしています。
1. 周りにお客様がいる限り、店員同士の私語は慎む。私物のスマホに届いた電話やメールに応じない。
2. 職場に向かうときはその仕事にふさわしい格好で行く。

私が通っているネイルサロン。地元でやっと見つけたサロンで、流血事件の噂なく、ある程度英語で対応してもらえます。店員さんはいつもニコニコしています。

しかし。

お客様用と思われるテレビにタイ語や英語で番組を流していますが、私のペディキュア中に面白い番組がついていると、こんな感じ。
後ろを向いて仕事をしている....
見ずにはいられないのでしょうね。自分の携帯に電話がかかってくるともれなく出るし、店員同士も世間話が絶えない。
やっと私の足を見てくれていると思ったら、
実はこのときイアホンを用いて携帯でボソボソとしゃべっています。
相手は日本人(私)なので、どうせ世間話もできないという理由で平気で携帯でしゃべるのだと思います。日本ではおそらく接客が日本人相手だろうと言葉が通じない外国人相手だろうと「どうせ話もできないから、友達に携帯でしゃべろう」という感覚はないと思います。

でも出来上がりはこの通り: 
クリスマスを意識したペディキュア
アイルランド国旗の色を使用したSt Patrick's Dayペディキュア
アート入りペディキュアが200バーツ(750円くらい)で、クォリティはかなり気に入っています。
毎回季節に応じた色をつかってアート入りペディキュアを楽しんでいる。
驚くことに、アートは無料です。
この国の隠れモットーはたぶん「終わりよければすべてよし」。ペディキュアのお客さんにはペディキュアをするのが仕事で、途中のカスタマーサービスは二の次。

ちなみに、職場でホテルのスリッパをはいている同僚の足元の写真が撮れたらまた今度アップします。職場ではふさわしい格好をするというコンセプトがまだまだのタイです。私がそのうち現地化の末、ホテルのスリッパで仕事をしていたら誰か厳重注意してください。

アナタはタイに住めるか住めないか。