2.10.2015

物件情報(その6)

バンコクのクレイジー物件に触れていると様々な観点から感覚がおかしくなりそうです。無駄だ無駄だと思っている広い間取りばかり見たあとに、いざ普通の間取りの家をみるとなんだかしょぼく感じてしまうのです。お手洗いが3つになると急に不安になる自分(それでも全員で同時にう○ちできるけど)。

さらに、このような暮らしをしているといろいろと落とし穴があります。

落とし穴その1:
現在住んでいるお化け屋敷もそうですが、大きな物件は無駄なスペースを埋めるために様々な工夫が必要になってきます。 すべての部屋を「射撃練習用」にがらんとさせているわけにもいきません!ということで、我が家にはとうてい通常の家には入らないような家具が数々揃っています。エアーホッケー台、8人掛けダイニングテーブル+6人掛けダイニングテーブル、キングサイズベッド2つなどなど。

このように、家具を購入し過ぎてしまう傾向にあります。現実(例えば日本)に引き戻されたときに困ってしまうこと間違いなし。恐ろしいことに次は卓球台にしようかトランポリンにしようかビリヤード台にしようか、と深く考えずに購入しそうになる自分が常にいます。

落とし穴その2:
家具の買い方を忘れている。日本やシンガポールでは今より家がずっと狭かったので、新しい家具を買うときは寸法を測り、色合いなどを考慮し、本当にこの家具が我が家に必要かどうかなど十分に検討した上で購入していました。現在は「ま、どこかに入るでしょ」「ま、広いから色はどこかに馴染むでしょ」的な軽い感覚に変わりつつあります。実際どこにでも入ってしまうから危ない危ない。

落とし穴その3:
日本のマンションの間取り図を見ているとどうしても部屋の大きさのイメージがずれている。
これは実際86平米の都心のマンションなのですが、パッと見は150-180平米くらいに見えてしまう。
ということで、滞在半年で306平米の家でも狭いと思ってしまう自分がいます。10年や20年このような環境に身を置いた人は果たして日本やニューヨークやパリに戻れるのだろうか。

さて次回はついに私が住みたいと思っている物件の間取り図を紹介します。クレイジー度はどれくらいか?!