8.13.2013

メイドさんも夏休み(その2)

前回にひき続きメイドさんネタ。

やることのない我が家でどうやって夏休みを過ごしてもらえばよいのでしょうか。5週間も一人でいると次のような事態にならないかという懸念。
  1. 熱中症
  2. 脱水
  3. 飢死(犬並みの信用か?)
  4. 盗難
  5. 暇すぎる(実はこれが一番心配)
  6. 我が家でフィリピン的パーティーを開催
さて上記5。これが難問ですが、今夏は次のように工夫してみました。
  1. Starhubに電話してフィリピンチャンネルに加入。平常時彼女の部屋にテレビはないし、時間もないはずなので加入はしていませんが、子供たちも私もいない夏休み期間中は加入して(月16ドル)彼女がいつでも懐かしいフィリピンの番組が見られるように用意しました。
  2. 平常時は思いつかないような場所でも掃除しておいてもらう。
  3. 普段からGrouponで彼女が通えそうな一回きりのクッキングクラスに目を光らせていました。今までスコーン、カップケーキ、パン作り教室などに行ってもらいました。
  4. 以前のエントリーでも紹介しましたが、Expat Kitchenというお料理教室でメイドさん専用のfocus classesに申し込みました。彼女はすでにbasicやintermediate classを受けているのである程度料理は上手にできますが、今夏はいろいろな国のお料理や普段よりも工夫が必要なお料理に挑戦してもらうことにしました。全部で4回行ってもらい(週に1度、3時間ずつ)、私が帰ってきた先週から試しにいろいろとお料理してもらっていますが、思いのほか上手にできているので高いお金を払ってよかったなと思います。我が家に遊びにくるお友達がいたら今度からは次のようなお料理を振る舞えそうです。
  • Greek chicken parcels: ベーキングシートを利用して鶏胸肉、チェリートマト、ほうれん草とフェタチーズなどをハーブと一緒にオーブンで暖める一品。
  • Moussaka: なすを使ったお馴染みギリシャ風ラザニア。ベシャメルソースも手作り。
  • Roasted pumpkin feta and spinach salad with a curry dressing: カボチャ、カシューナッツ、ほうれん草、フェタチーズが入った地中海風サラダ。
  • Couscous stuffed zucchini: クスクスとズッキーニが好きな私。ズッキーニの中にトマトソース味のクスクスを入れてチーズをのせて焼いたもの。
そして最後上記6番「我が家でフィリピン的パーティーを開催」しないようどう工夫するのか。彼氏を連れ込んで夫人の洋服を着てベッドで寝ていたところ見つかってしまった伝説的メイドさん。仲間を呼んで大騒ぎをしていたところ家のご主人が帰ってきて見つかってしまったワイルドなメイドさん。似たような話はたくさん聞きます。しかし我が家のメイドさんは今年で50歳になる「高齢メイド」だし、私が不在中に我が家で大騒ぎしようと思い立ってしまわれてはもうコントロールできないので、もし仲間を呼んでオールナイトで騒いだとしても帰ってきたときに何も壊れていなくて家の中がきれいだったらいいかな..... という諦め気分。

先週帰ってきたときはいつも通りの家にいつも通りのメイドさんがいたので安心しました。本当は突然死などが一番怖いしね。みなさんもお気をつけくださいませ。

8.12.2013

メイドさんも夏休み(その1)

5月に一度投稿して以来の投稿となってしまいました。

実は夏休み中ほとんど家にはおらず、ホーチミン、バンコク、ロサンゼルス、サンディエゴなどなど忙しく仕事&遊びのために旅行していたため、投稿をさぼってしまいました。

子供たちは6月下旬にさっさと日本の小学校へ体験入学に行ってしまい、私もほぼ5週間不在となる予定だったため、当初はメイドさんをフィリピンへ一時帰国させようと考えていました。ところが、「お金がかかるため」シンガポールにいさせてくださいとの返事。飛行機代はこちら持ちだし、どういうことだろうと聞くと、どうやらと遠い親戚から自分の家族にまでお金をせがまれるため、シンガポールにいたほうが安上がりだそうな。ナルホド。

さてメイドさん(つまりは他人)を5週間も監視なしで家に置いてよいものだろうか。いろいろな良からぬ結果が脳裏をよぎる。
  1. 熱中症
  2. 脱水
  3. 飢死(犬並みの信用か?)
  4. 盗難
  5. 暇すぎる(実はこれが一番心配)
  6. 我が家でフィリピン的パーティーを開催
などなど。

そこでどうしたらよいのか。

本当に本当にうちにいて欲しくない場合はメイド斡旋業者に頼んで一日15ドルでtraining centerという名ばかりの宿泊施設に泊めてもらうことができます。私としても一人で寂しくしているよりも、上記1−6すべてのリスクを回避できるし、彼女も宿泊施設にいたほうが仲間と一緒にワイワイ楽しいかと思ってこの案をメイドさんに提示したところ、「できたらそこには行きたくない(彼女的には大きく首を横に振っているのと同じ)」と言われてしまいました。いったいどういう所なのでしょうか.... 汚いのかな...

ということで、我が家でhouse sittingしてもらうことになりました。

まずは上記1−3を回避するために食費を一日に20ドル渡しておきました。20ドルという金額が果たしてどうなのかというのは正直分かりません。私は、シンガポールのフードコートでは一回5ドルで食事できることから、一日3食x5ドル+αという雑な計算でこの金額に決めました。つまりは毎食フードコートで外食しても余るはずの金額です。

上記4はまあ、我が家にあまり高価なものがないことと、最近は信用するようなってきたことから考えなくてもよいことにしました。

次回に続く。