5.08.2014

食材デリバリー

フランス料理もトルコ料理も中華料理もギリシャ料理もカリフォルニア料理もメキシコ料理もすべて大好きだけど、一つだけ選ばなければならないとしたら、躊躇なく和食!美味しいご飯を食卓に並べたいけど、仕事が忙しいから買いに行く余裕がない。私は配達をしてくれるスーパーや卸業者のサービスを重宝しています。

1. ローカルスーパーのデリバリー
シンガポールのローカルスーパーでもデリバリーをしてくれます。一般に、GiantSGD200以上、Cold StorageJason’sSGD150以上の買い物をすると無料配達してくれます。こちらは幸い(?)アルコール類が高価なので、ビールをちょちょっと買うとすぐにSGD200は越えます。たいていは当日あるいは翌日くらいに届くのですが、旧正月前後は要注意!なんと近所のGiant(自宅から1kmくらい)で大量に買い物をしてしまい、旧正月前だったので配達が10日後(!)のときがあって愕然としました。むろん、配達を頼むときに予定は分かるので、ずっと待ち続けているわけではないのですが、それにしても10日後って国際郵便並み?
2. 明治屋のデリバリー
シンガポールには明治屋がありオンラインで買い物をしたものを配達してもらえます。手続きをするために一度お店に出向かなければなりませんが、それが終われば後はオンラインショッピング。我が家のお米はここで購入しています。それ以外に冷凍冷蔵のもの、近所のローカルスーパーにはないようなもの(例:みょうが、福神漬、銀だらなど)も配達してもらえるので助かります。日系ではありませんが、友人らはredmart.comを愛用しているようです。

3. 俵屋のデリバリー
さらに最近発見し重宝しているのが俵屋さんです。もともとは日本産のお米をシンガポールで精米する会社みたいなのですが、私は最近日本産の魚介類を購入して楽しんでいます。先日は友人らを集めて我が家で食事をしたときに牡蠣のグリルと帆立貝の天ぷらをご馳走しました。日本直送の魚介類、本当に美味です。みんな大満足してくれました!
おおぶりの牡蠣。生食でもイケルとのふれこみでしたが、
一応お客様にお出しするので軽く火を通しました。
残念ながら殻つきではなかった!

初めてS&Bのもみじおろしを購入しました。シンガポールでは美味しい和食屋で
食事すると高価なので、自宅で美味しく食べられるように工夫するようになりました
注意しなければならないのが、俵屋の配達業者。数年前にシンガポールに進出してきたヤマトの冷凍宅配便で自宅に届くのですが、これが日本のヤマトとはサービスレベルが雲泥の差!先日は冷凍牡蠣が届くはずが、私が業者を信じきって玄関先でお米を受け取ってしまい、長男が気づいてエレベーターまで宅配のお兄ちゃんを呼び戻しに走ってくれました。結局我が家の冷凍牡蠣は予定の午前中ではなく、当日午後遅くに届くという始末….お客様に出そうと思っていた牡蠣だったし、一応安全性を確認するために、こちらのヤマトに電話して冷凍保存方法を再確認(最終的には上の写真のようにぷりぷりの美味しい牡蠣がいただけましたケド)。あぁ、ひと手間増えて面倒くさかった。
まだまだ気の抜けないシンガポール配達事情。なかなか日本のようにはうまく行きませんが、発展途上ながら頑張っています。

5.07.2014

お引越し(その9)

前回の続き。

子供たちにとってバンコクで最良の環境を見つけたと思った矢先に、この環境からバンコク市内の日本語学習塾に通うのは非常に困難だということが分かりました。

さて困った。

公共の交通機関もないから市内から家庭教師に来てもらうのも無理そうです。

さて本当に困った。

ということで、現在考慮中の対策・選択肢。

1. 学研の通信教育
通信教育ではどこかに通う必要はなく、バンコク市内の自宅に毎日月曜日から金曜日にプリントが配達される方式です。配達のお兄ちゃんに完成したプリントを渡し、それが添削されたら直して再提出。言うまでもなく、我が家のすばらしいロケーションには配達されません。バンコクの学研に直談判に行ったところ、一週間分を我が家まで郵送することは可能だということでした。

私自身通信教育の経験はありません。誰も教えてくれる人がいないのにどうやって新しい内容を学ぶのだろうかとか、学校や塾というのは休み時間の同級生との交流も楽しいのではなかったっけとか、実際に先生が目の前にいないと人間はさぼり始めるのではないかとか、いろいろと疑問はあります。

2. 土曜日に個別指導
少なくとも週に一度は先生と一緒に学ぶことが大切なのではないかと思うので、私が休みの土曜日朝に市内までみんなで個別指導教室まで通うことを考えています。「クラス」という雰囲気はないのでしょうが、少なくとも「先生」が教えてくれるので、それをもとに一週間かけて宿題をすればなんとかなるかもしれない….

3. 漢字検定を毎度受ける
シンガポール同様バンコクでも漢字検定が開催されます。今までも子供たちは塾のお勉強以外にも漢字検定を何度か受けてきました。私もタイ語のお勉強が落ち着いたら2, 3級くらいから受けてみようかと考えています。家族みんなで受けると結構楽しめたりして。

4. ISBの日本人コミュニティと仲良くする!
ISB生徒の11%は日本人です。単純計算でも約200人の日本人がキャンパスにいるはず!しかし大半の日本人生徒は市内からバス通学しているとのことです。やはりこの不便な地域に住む人は少ないようです。塾もスーパーも美容院もすべて市内にあるので、当たり前といえば当たり前でしょうね….しかし負けじと日本人のママたちと仲良くなって、日本語教育に関して何かよいアイディアがないかどうか是非聞きたいものです。

5. 我が家の和書を充実させる
読書家の長男は図鑑・まんが・小説何でも読みます。それを利用して日本語教育の一環として「とにかく本を読ませる」ようにするのはどうでしょうか。問題は次男。ウルトラマンとギネスブックしか読みたがりません。今後の課題は次男坊。

どれ一つとっても完璧な対策はありませんが、すべてをバランスよく取り入れたら最後にはなんとかなるかな?

どなたかバンコクの田舎生活に興味のある元教師の日本人女性など知りませんか?三食昼寝つき住み込みで子供たちに国語をたたき込んでもらいたいものです…..(夢)

5.06.2014

お引越し(その8)

バンコク異動に向けての準備は続く。今回は子供の日本語教育編。

シンガポールでは週に2回(国算)子供たちはバスで早稲田アカデミーに通っていて、なんとかぎりぎり日本語を学んできました。授業は週に2回だけなので、あとは毎日毎日宿題をして頑張っていました。私の中では国語が必須でした。また、子供たちにとってインターの算数よりも難しい塾の算数はよい気分転換になっていたようです。そして、早稲アカの先生方の指導はすばらしく、子供たちはいやな顔一つせず通っています。「おかあさんよりも教え方がずっと上手」だから好きだそうです。
早稲アカの授業。最前列の青いパーカーが長男です
さて日本人人口5万人と言われているタイ王国でも日本語教育環境はシンガポール並みに整っているはずです。

ということで、まずはインターネット調査。

すると出てくるわ出てくるわ。大手(河合塾四谷大塚早稲田アカデミー学研)と提携したり教材をシェアしている塾が市内にはたくさん!さらに、バンコクには世界でももっとも歴史の古い日本人学校があります。生徒数3000人!日本人学校に通いながらいずれは日本で受験することを考えている生徒さんがたくさんいそう。

なかなか期待できそうなバンコクの日本語教育環境。

次に現地調査。シンガポールの早稲アカで大変お世話になった先生が数年前にバンコクで開塾したので、情報収集も兼ねて先生に会いに行ってきました。

バンコク市内の主な塾は平日の放課後に授業があり、生徒さんは塾バスやタクシーや自家用車で送迎されているそうです。国算だとやはり週に2度通うことになります。ところが、送迎の環境がシンガポールほど安全安心ではなく、渋滞や季節的な洪水のためごく近隣に住んでいる生徒でも通うのが困難だそうです。遅刻は当たり前。
こうなったらもう塾どころではない!
結論:市内に住居を構えている生徒なら市内の塾に通うことができるが、遠くから通うのは無理だろうとのこと。渋滞と季節的な洪水のため、いくらドライバーさんが自家用車で子供たちの送迎をするとはいえ、平日の放課後に週に2度もISB周辺の我が家から市内に通うのは子供にとって過酷。

おっと、バンコクに住み始める前から大きな壁に打ち当たってしまった。

次回に続く。