1.27.2014

美しいイスタンブール

子供たちが冬休み期間日本で過ごしている間、私は仕事のためバンコク、遊びのためイスタンブールに行ってきました。イスタンブールは昔から行ってみたいと思っていた古都で、今回はトルコ周遊などせずイスタンブールにしぼって6日間たっぷり滞在してきました(それでも足りない)。またイスタンブールに行ったら是非訪れたいスポットを紹介します。
INSEAD時代の友人らとディナー。やはりINSEADコネクションは素晴らしい!
 友人とディナーをしたSunset Grill & Bar。270度広がる夜景はおそらくイスタンブールで一番きれい。サービス満点、ご飯もおいしい。
スルタンアフメット・ジャーミィー(ブルーモスク)の厳かな雰囲気に癒されました
イスタンブールといえばブルーモスク。イスラム信者が多くいる国の中ではわりと「ゆるめ」のトルコですが、ここでは入院前にスカーフで頭を覆い、肩は隠すように指導されます。現役の寺院なので、私が見学したときは信者がトルコ語と英語で説教を聞いていました。
エジプシャンバザール(スパイスマーケット)
 私は人混みが苦手なので、スパイスマーケットは本当に通過しただけですが、値段交渉好きな関西気質の人にはもってこいのマーケットです。トルコのお土産ものがホテルや空港の?分の一の価格で購入できるそうです。
初ハマム体験。INSEAD友人のお勧めのハマムだけあって気持ちよかった!
友人のおすすめのハマムKilic Ali Pasa Hamamに予約を入れて行ってきました。初のハマム体験に最初は緊張しましたが、温泉やサウナ好きの日本人なら絶対に楽しいはず!このハマムは日中女性用、夕方以降は男性用に営業しています。

まず、脱衣所で服を脱いで体に専用のタオルを巻いてスリッパをはきます。水着不要。次に案内されて浴室へ。中央にある熱い大理石のへそ石の上にタオルを敷いて30分ほど横になって休みます。休むと言ってもだいぶ熱いので寝返りを打ちながら石に当たる体の部分を変えないと熱すぎます。30分もすると体のあらゆる毛穴から汗が出てきます。

次に太ったおばさん(十中八九太っていると考えてよい、しかもブラと半ズボンというかなり露出度の高い格好で仕事しています)に呼ばれて体を洗ってもらいます。希望すれば顔と頭も洗ってもらえます。私は肌が弱いので遠慮しましたが、アカスリが気持ちよいらしい。

私が驚いたのは、お客さんがいないとき従業員は必ずハマムの掃除をしているということ。確かにとてもきれいに維持されていて、潔癖性の日本人でも文句なしの清潔度。イスラム教の教え「清潔は信仰の半分」を守るために信者のみなさんモスクに入る前に足をちゃんと洗っています。清潔にして寺院を訪れられるようにと、ハマムというのは従来モスクの隣りにあったのも納得できます。

ちなみに、写真はありませんが、このハマムから徒歩2−3分のところにあるイスタンブール現代美術館もおすすめです。古都で有名なイスタンブールにある唯一のモダンアートの美術館で、内部のカフェからボスポラス海峡が見えてアジア側や旧市街の景色が楽しめます。

知り合いに教えられたレストラン。狭い通りのビルの奥のエレベーターを上がった6階にある。この写真でも看板が写っていますが、見えますか?
さてトルコといえばハマム以外の楽しみはお食事。できるだけ知り合いに聞いたおすすめのレストランで食事をするように心がけました。GoogleMapsやおなじみ「地球の歩き方」でだいたいは簡単に見つかるのですが、この写真のレストランだけはレビュー通り見つかるまでだいぶ時間を要しました。ちなみに上の写真のTavanarasiという店名を見つけた人はLasik不要です笑。中は日本の個人経営居酒屋みたいに雰囲気よし、サービスよし、味よし!
Tavanarasi内装
外国でタクシーに乗ることをあまり好まない私ですが(料金をだまし取られるのを人一倍嫌う)、イスタンブールでは公共交通機関を市内移動に利用していました。乗り物好きにはもってこいの観光地です。私は特定の乗り物に乗れるように観光する場所を毎日選びました(普通は逆)。

1. メトロ(地下鉄)
2. トラムヴァイ(路面電車)
3. ノスタルジック・トラムヴァイ(アンティークの路面電車)
4. テュネル(パリのメトロの試作版ともなった短距離の地下鉄)
5. フニキュレル(地下ケーブル)
6. メトロビュス(専用レーンを走るバス、渋滞中などでも速い!)
7. モトル(乗合水上バス)

次回はインドシナの国々を周ります(仕事です)。