5.03.2014

SISFF

先日SISFF主催のgala eventがCanadian International School Lakeside campusで行われたので参加してきました。長男のドリアンビデオは結局は賞に選ばれませんでしたが、小学生の部から高校生の部まで様々なテーマのビデオを観賞できて、長男も私も大満足して帰ってきました。高校生の部の優秀作品などは素人目からするともうまるでプロの腕前。さすがでした。
本物のディレクターのように大きなポスターの前で写真撮影
今後もこのようなコンテストがあったら一緒に作品に取り組んで一喜一憂していきたいと思います。

4.29.2014

お引越し(その7)

さてタイ語を勉強し始めてそろそろ半年が過ぎますが、やっとこさ文字が読めるようになってきました。先日タイ人友人がFacebookに「ชอบมาก」と書き込みをして「大好き」と読めたのが初めての快挙です。

タイ語は決してビジネスレベルまでもっていこうとは思いません(私の場合、医療用語レベルまで?「麦粒腫」とかタイ語で覚えるのは絶対にいや)。

まずはオフィス内でスタッフが話していることを盗み聞きするため+ドライバーやメイドさんとのコミュニケーションのためです。特にオフィス内で私の悪口を言っているときにリスニング力を発揮するつもりです♡。いずれは、道路標識を読んで自分で運転したいため+看板や新聞の見出しなどを読んで世の中で何が起きているのかをいち早く知るため。
こんな感じで子供たちが寝静まった後に
スカイプでNat先生と勉強しています。
タイ語を勉強する意義として、生活の質向上以外に、自分がねらっているのは、タイで出会う方々の私に対するイメージ向上のためです。タイ人はプライドが高いため(これは自分の国を大切にしている証拠で結局はよいことなのだけど)、どうしても外国人を排除しようという態度が見られます。そのあらわれか、外国人名義での土地や家の所有は認められていません。

その点シンガポールは逆。自分の小国(少なくとも土地面積的には小国)に外国産業をどんどん誘致し、公用語のトップも国際語の英語を採用。外国人の家やマンション所有はもちろん認められていて、様々な国の人々がシンガポールに投資しています。そうやってこの小国はここまで発展してきました。

タイのスタンスは「タイ人だけでやってやろうじゃないか」だそうです。

私はシンガポールのスタンスもタイのスタンスもどちらも分かりやすくて好きですが、タイのほうが自然と手強く感じます。やはり外国人に対する受け入れ体制を促進したほうが発展につながるような気がします(シンガポールがそのよい例)。

しかし、「タイ人だけでやってやろうじゃないか」ということですから、その対応をするためには信用を得ておくことが大事で、「タイ語を学ぼうとしている」外国人のほうがまだ信頼を得るのが容易かもしれません。というのが私の考え。

実際日本にも駐在の外国人は多くいますが、日本語をまったくしゃべらない人よりも、少しでもしゃべっている人のほうがなんだか「よい人」に見えませんか?本当は根拠がないのだけど、それが人間の心理だと思います。

ということで、下心ありありタイ語学習中♡

そう、私は「よい人」にみられたいのです♡♡

4.28.2014

お引越し(その6)

パラダイス・シンガポールを離れることに対してどんよりとしていた私を勇気づけたのは、シンガポールとバンコクの両方をよく知る(両方に住んだ経験をもつ)友人らでした。

驚いたことに両方を知る方の大半は「バンコクのほうがよい」と言うのです。バンコクからシンガポールに異動したドイツ人家族は、シンガポール滞在を短めに切り上げ、バンコクに戻っていきました。また、現在シンガポールに住んでいる友人でも「選べるのならシンガポールよりもバンコクに住みたい」と数人が言います。

私にとっては青天のへきれき的発言。「そっか、私はバンコクのよいところを見ようとしていない」ことに気付き、即方向修正。

よし、バンコクのほうがよいという友人らをちょっと信じてみよう。

私には見えないよい点がたくさんあるのかもしれない。シンガポールは見た目がきれいだから好きになるのにそんなに時間がかからなかったけど、もしかしたらバンコクは時間をかけたら好きになれる大都市なのかもしれない。

そこでまずすぐに始めたこと:タイ語レッスン。

タイと日本は似ていて、自国の言葉を非常に大切にしています。現地語を話さない外国人がタイや日本に住むことになったときに不便を感じることが多いと思います。一言も学ばずに駐在する方も多いと思いますが(実際に私の前任もそんな感じ)、私は現地語を学ぶことによってそこでの生活の楽しみ方が増え、かなり楽になると思うので、現地語を勉強するのは重要なことだと考えています。

ということで、バンコク派の友人らの言うことを信じることにして、バンコクでの生活は楽しいはずだと考えるようにし、昨年10月にタイ語レッスン開始。

まさに20年ぶりに学ぶ新言語。文字はへびみたい、しゃべるときは音をやたらと伸ばすし(国民性もあるのか?)、発音が難しい。

前途多難。

次回に続く。

4.27.2014

お引越し(その5)

前回の続き。

市内にあって便利なNISTに通うとなると、学校の行き帰りは子供たちだけでは行かせられません。自宅と学校はきれいだけど、周囲の環境は危ないので「ちょっと出かけてくるね」などあり得ません。しかし郊外にあって(私にとって)不便極まりないISBに通うとなると子供たちは日本やアメリカの子供のように自分の足で誰にも頼らずに学校生活を送ることができます。「ちょっと友達のところに行ってくる」も現実的なシチュエーションです。

う〜ん、自分の幸せか、子供たちの幸せか(おおげさ)。

実際はほとんど悩まずに決断を下しました。

サンディエゴの海で遊ぶ2人(5年以上前)
私が目指しているのは、できる限り子供たちが自由に遊び回れる教育環境。むろん、シンガポールでまだ小さい頃はメイドさんが毎日徒歩5分の学校まで送迎をしてくれていましたが、子供たちが安全に通学できる年齢になってからは自分たちで通えるように交通マナーをたたき込み、今では(多分)安全に(今のところ)事故なく子供だけで通っています。

結論:子供たちはISBに通わせて、私は通勤地獄を味わおう。

あぁ、私って素晴らしい母親だわ。という自己満足も束の間、さてこの通勤地獄をどうやって克服していこうか。

次回はバンコク異動のための準備について。