1.22.2015

Chantaburiへ修学旅行(その2)

前回の続き。

往復のバスの中はゲーム機器やiPadの使用が許可されますが(されなければよいと思うのですが)、到着以降はすべて先生方に没収されるようです。先生方も往復7時間のバス車内をどのように過ごすかにだいぶ悩んだのでしょう、車内は個々でゲームをさせたほうが静かに過ごせるという結論に至ったのでした。

ところで、クリスマスにNintendo 3DSを買ってもらった長男くん。タイに戻ってきてから日本仕様の充電器がこちらで使用できないことに落胆。急遽私のお買い物リストには「タイで使える3DSの充電器」が追加され、私は泣く泣く彼の出発前日バンコク市内を駆け回って充電器を探しました。

だんだんバンコク事情に精通してきたのか、いつもはいくつかのモールをまわって何店舗かまわって初めて目当てのものが見つかるのですが、今回は2モール目で見つかりました。

そこで世界各国で使用できるマルチな充電器を入手したついで、何かソフトでも購入しておこうと思いました。そういえばマリオが欲しいと言っていたなぁ。

お店の人が「じゃぱにーずそふと、あります」というので、手作りちっくなパンフレットをぱらぱらめくってみました。途中で「1200バーツ」と言ってきたので、「おー、日本並みの値段だ」と驚いていたら、先方は「for 119 games」というのでさらに驚き。

海賊版です。

みなさんなら子供に海賊版を購入しますか?私にとっては難しい選択肢です!今回はとりあえず適当にごまかして購入せず。

さて話が少し脱線してしまいました。明日いよいよ帰ってくる長男くん、少しは成長していることを期待。

1.21.2015

Chantaburiへ修学旅行(その1)

ご無沙汰しております。冬休みを実家+東京で過ごすという強行スケジュールで動いていたため、時差ぼけや体力の回復に時間を要してしまいました。

冬休み明け早々、今日から長男くんが2泊3日の予定でバスに乗って3時間半のChantaburiへ向けて出発しました。

シンガポールからタイに引越してきたことを日々後悔している私ですが笑(⬅それだけシンガポールが好きだった)、シンガポールに比べてタイはバンコク近郊で日帰りor1泊旅行のできる町が多いので、旅行好きには好都合。

Chantaburiもそんな目的地の一つ。パタヤを超えてさらに南東方面へ進むとカンボジアに近いその町に到着します。昔から宝石の集散地として有名でGem Streetと言われる宝石問屋街もあるようです。

子供たちは宝石の売買ではなく、マングローブや熱帯雨林の自然観察が目的です。その他やはり普段は授業でしか会えないお友達との宿泊や自由時間内の遊びなどが楽しみです。

昨年シンガポールからTioman Islandに修学旅行に行ったときも長男くんにとって非常に実りが多かったのを記憶しています。当時はブログに書かなかったのですが、昨年のTioman旅行以降彼は外出先でもう○ちができるようになりました。Tiomanの宿泊施設があまりにも汚かったのに4泊5日もしなければならなかったので、初めて家以外の環境でもう○ちをしたようです。どうでもよいように聞こえますが、親としては安堵。これで数日間の旅行もへっちゃらです。

さて今回の旅行はどのような準備をしたのか。彼も最近自主性が出てきたので、スーツケースの準備はすべて自分で。親の私は手伝い程度。

1. 荷物リストを眺めながら1ヶ月ほど前から「買い物リスト」を作成。仕事の合間に少しずつ必要物品を買い集めるよう私に指示。
2. 現地でのシャワーは45分間の休憩時間に全員が浴び終えないといけないとのこと。3人で一つのシャワーを共有する長男くん、規定の15分以内に浴び終えるか自宅で検証。出発前日は「急速シャワー」の練習をし、ストップウォッチが5分28秒と表示しているのを満足げな顔で確認。
3. 3人部屋には仲良しのお友達一人+「あまりきれいではない」お友達一人が一緒に宿泊する予定。「あまりきれいではない」そのお友達とはどのように接すればよいのか一緒に考えました。仲良しのお友達はタイ人。アジア人同士だとわりと感覚が似ているのでしょうか。「あまりきれいではない」お友達は北欧出身。前回も問題になった「靴を脱ぐかどうか」などで意見の食い違いが生じそうです。
4. 我が家同様、就寝時間が午後9時、起床が午前6時半だということを知った本人は安心したようです。2年前の宿泊授業のときに同室のお友達がやかましくて眠れず、泣いてしまった経験から、自分は睡眠を重視していることを自覚した長男くん。睡眠時間が確保できそうだと話してくれました。以前は「予定」や「旅程」などとは無縁だった彼も今回はだいたいのスケジュールを頭に入れて心の準備をしました。

どのように成長して帰ってきてくれるのか、あるいは退化して帰ってくるのか….

次回に続く。