12.14.2012

友人のサイトを宣伝

さてビジネススクールINSEADで出会った仲間たちは違う世界(ビジネス)からきている人間ばかりで、私は日々たくさんの刺激を受けながら学校に通っていました。

そんな中で卒業後にentrepreneurとして小さなビジネスを始める人が多く、今日はその友人らのサイトをいくつか紹介したいと思います。

http://www.winkydesigns.it/slap.html
これはかわいらしい中国系アメリカ人の女の子が始めた会社です。さまざまなデザインの腕時計を考案し、ブランド名には堂々と自分の名前を使用。私も発足当時腕時計を20個ほど購入して友人らにクリスマスにプレゼントしました。

http://www.visitmemonthly.com/
ははは、このサイトはなんともinnovative。何を売っているのかはサイトをビジットしてのお楽しみ(笑)。そして経営者はこの商品とは縁遠い人。

http://basecamphotels.com/
これはアウトドアが好きな友人が奥さんやお友達を一緒に考案しているブティックホテルです。サイトを見ているだけでLake Tahoeに行きたくなります。

http://www.playroomchina.com/en/shop
ははは、このサイトも新コンセプト。中国初(だと思う)のオンライン性ショップ。このサイトはまだあまり深くはチェックしていませんが(本当ですってば)、これが中国大陸でヒットしたらものすごいことになること間違いなし。

http://sooqini.com
これはロンドンにいる人たちがお互いにサービスやグッズを売買できるというサイトです。

www.dafiti.com.br/fb
これはブラジルのオンラインショッピング(だと思う)。実際はボルトガル語だからちゃんとは読んでいません...そしてなんとサイトのオーナーはフランス人友人。彼は必死でポルトガル語を勉強していました。

次のBill Gatesになるのは誰だかわかりませんが、とにかく全員頑張っていて楽しそう。

12.12.2012

昨日の続き(緊急中断)

前回の続き。

会計: 「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」

(カチン)⬅ まぎれもなく、怒り開始の音

私 : 「打つつもりのない、年齢からして適応のない、間違ったワクチンのお金を請求しようというのですか」

(ちなみに、保険が利くのでHibワクチンの分をたとえ請求されても財布は痛くない。でもそんな問題ではないのは明白)
(私が働いている会社はこの病院ととても盛んに交流のある関係にあります)
(健康児にワクチンの1つや2つを余計に打ったくらいで将来に大きな影響がない)
(しかし全身状態に大きく影響する薬を間違って打たれたりしたときのことを考えると、ことの重大性に気づいていない会計に憤慨)

私 : 「間違った分の注射代を払う気はありません」

結局正しく打たれた注射のみの請求書がすぐに出てきて無事に支払いを済ませました。

(今日の分すべて無料にして、という大阪人的な強引さはさすがにない私)

自分たちが間違えて打ったワクチンのお金を請求。間違えたせいで1ヶ月後にまた私は仕事を休まなければならない。家に帰ってもこのもやもやとした気持ちは治まらず、このようにまずはブログで発散しています。
そしてこのようなことが二度と起きないように私はこのように反省しました:

1. 自分が臨床医だったとき、看護婦さんがよく「先生〜、目だけ借りてもいいですか〜」とか「これを一緒に確認してください」と言ってきてくれました。当時は「習わしかクセか分からないけど、よく何度もチェックするなぁ」と感心していました。しかし!今回のことがあってから、違う目で見ることの大切さを実感。今度からはたとえ「母親」という立場での受診だとしても、打つ前に箱を読ませてもらうことにしました。日本ではちょっと勇気のいる申し出・行動だと思いますが、シンガポールは多民族国家。いろいろな国民性の人々が集まっているから、注射液の箱を見せてという不思議な母親が他にもいるかもしれない。そしてそして海外に住んでいるあまり現地語が得意ではないママたち:身振り手振りで箱を見せてもらおう!たとえ既に薬を注射器に吸っていても打つ前なら遅くない、箱の横文字を読もう!

2. 人を信用し過ぎるのはやめよう。同じ医療従事者だからどうしても私は相手が「仲間」だと思ってしまいがちですが、誰にでもミスはあります(自分にも)。大切なのは、ミスが起きる前に止めることと、起きてしまった後の対応です。前者は自分にも努力するべき点があるはず。

3. 医療ミスがあったというドクターからの説明を聞いているときの自分があまりにも簡単に許容し過ぎた。ミスはミス。大きくても小さくてもちゃんと責任をとる姿勢となるまで笑顔はやめよう。この性格上、普段からへらへら笑っているので厳しい表情を保ち続けるのは個人的には難しいのですが(笑)、今回はドクターとの話し合いの段階で会計の話までしたほうがよかった。

あぁ、昔よく夜勤の看護婦さんに「目」や「耳」やたまに「手」も貸したなぁ。あれは思ったよりも大事だったんだなぁ。

12.11.2012

シリーズ緊急中断!

シリーズ「楽しい子育て」を書き始めて間もないですが、ちょっと許しがたいことがあったので緊急中断します!

シンガポールでは子供でも日本では通常受けないB型肝炎やA型肝炎などなど予防接種を受けることが薦められます(本来ならば渡航前にするのですが、私の怠慢のせいで来星2年近くなる今頃になって焦って現在注射打ちまくり)。

毎年のように細かく変化するワクチン事情。新ワクチンが出たり、昔から打たれてきたワクチンが急に副作用続出のため中断されたり。

そんな中、なかなかさっぱりした小児科医を見つけたのでいろいろとアドバイスしてもらいながら子供たちの予防接種を打ってもらうことになりました。

本日2回目。2種類注射されたにも関わらず、長男次男ともに涙ゼロ。嬉しそうに絆創膏を見せてくれました。そしてお会計を待っていると先生にまた呼ばれ...
先生: 「実は看護師のミスで間違った薬を打ってしまいました
私:  「何をどう間違えたのでしょうか」
先生: 「HBV(B型肝炎)を打つつもりがHibワクチンを打ってしまいました」
私:  「確かHibワクチンは5歳までに打つワクチンですよね」
先生: 「そうです、その通りです」

(Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンが日本で導入されたとき我が家はすでに日本に住んでおらず、結局二人とも現在5歳以上の年齢になってしまって打ちそびれた状態。5歳以上の年齢では通常打たない)

私:  「正直に教えていただきありがとうございます。打つはずだったHBVは?」
先生: 「1ヶ月後にまた来てください」
私:  「分かりました」

とまあ、無駄な薬を打たれたショックはあるものの、致死的な薬を打たれたわけでないし、通常は大きな副作用のない医療ミスだったので安心したのが正直な気持ち(ごくたまにワクチン接種後髄膜炎・脳炎はある)。看護師が「B」のつく薬同士を間違えて持ってきたようですが、医師も箱に明記されている薬剤名を再確認しなかったなど、なんとまあお粗末この上ない。1ヵ月後にまた仕事を休まなければならないのが面倒。まあ、なにはともあれ二人とも無事。

そしてお会計。

会計:「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」

次回に続く。

12.10.2012

楽しい子育て(その3)

シンガポールに来て驚いたことは無数にありますが、(お金持ち)駐在員の子供たちのお誕生日会が豪華なこと!
  • クラス全体を誘うことは当たり前。
  • ピエロを雇う。
  • プールつきの施設を部分的に貸し切る。
  • ケータリングをお願いして豪華食事を振る舞う。
  • 同行した親にはシャンパンやワインを堪能してもらう。
  • お誕生日の子供は誰からだか分からないプレゼントを無数にもらう。
  • エンターテインメントとしてピエロのほかにプロに頼んでフェイスペインティング、バルーンアート、マジックショーなどなど。
このように幼稚園児の誕生日会なのにまるで誰かの定年祝いのような豪華さ。

我が家でもここ2年間お二人さんのお誕生日会を催してきましたが、規模や予算はその時々の(親の)気分次第。

例1 長男8歳のお誕生日
シンガポール上陸してまもない頃、上記のような豪華なお誕生日会に圧倒されつつ企画したのが、長男8歳のお誕生日会。
場所:マンション内のイベントルーム
人数:お友達10人程度
エンターテインメント(お姉さんを雇った):考古学者体験(恐竜の化石掘り)、恐竜のエッグハント
食べ物:ピザ+野菜スティックなど簡単なもの
写真:最右が長男、特別な道具を使って化石掘り中


例2 次男6歳のお誕生日
時間がなくてまともなお誕生日会を企画する時間がなかった忙しい時期でした。
場所:我が家
人数:お友達3人程度+ママたち
エンターテインメント:DVD鑑賞
食べ物:手作り料理
写真:ママたちとの話が楽しすぎてバースデーケーキを出し忘れたため、みんなが帰った後に3人でさびしくハッピーバースデー...

例3 長男9歳のお誕生日
どうしても今年のお誕生日はNight Safariでやりたかった長男でした。
場所:Singapore Night Safari、その後我が家でお泊まり会
人数:お友達3人
エンターテインメント:シンガポールで有名な夜の動物園Night Safari。そこのバギー貸し切りガイドつきツアーに申し込みました。
食べ物:動物園では持参したポップコーンとソフトドリンク、他は買い食い。朝はメイドさん手作りの朝ご飯でした。

例4 次男7歳のお誕生日
次男の希望でBBQおよびプールパーティーを開催しました。BBQエリアがプールに隣接しているので両方同時進行が可能です。雨期のシンガポールですから、天気次第でどうなるか分からないドキドキ感たっぷりのこの企画...当日の天気はまずまず!幸い雨は降らず、子供たちはゴムボートの乗って楽しくプールで遊び、大人は和気あいあいと食べたり飲んだり。途中のピニアータはなかなか盛り上がりましたよ。
場所:我がコンドのBBQおよび雨対策としてイベントルームも確保
人数:子供10人、大人15人
エンターテインメント:プール、Twisterというゲーム、ゴムボート、ピニアータ
食べ物:友人に協力を得てBBQを準備してもらい、さらにメイドさんは休日返上でその他お料理を用意してもらいました。バースデーケーキは次男希望のイチゴのショートケーキ以外に人数が多いためにチョコレートケーキも用意しました。次男はよく理解していなかったけれども、ゲストには私個人の友人が4組含まれていました(かねてからお誘いしようと思っていた4組を「ついでに」誘ってみた)。
写真:パーティー当日朝から忙しく買い物しました。嬉しそうに風船を持っている次男。大人気だったゴムボート。ピニアータを力強く棒でたたく次男。



来年はどんな企画をしようかな?