4.07.2014

ふたたびロンドン(その2)

後半はロンドン@ミーハー編。

1. Notting Hill
90年代後半Julia RobertsとHugh Grantが出演した映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台となったNotting HillのPortobello Roadに行ってきました。週末になるとPortobello Roadの両側に屋台がたくさん並んでとても活気があるらしいのですが、残念ながら今回は平日に訪問。
舞台となったはずの本屋さんの前で日本人観光客に扮して撮影
その晩、10年ぶりくらいに映画を見てみました。Hugh Grantが住んでいた青いドアの家はペンキを剥がして去っていく観光客などに嫌気がさして家主が売り払ったらしく、今日はもうありません。さらに、私がポーズをとっている写真の本屋は映画中店先にベンチなどなかったから、映画で使用された本物の本屋かどうかも怪しいです。

2. Book of Mormon
ニューヨークのBroadwayで大ヒットだったミュージカルBook of Mormon(あらすじはこちら)をロンドンでも観賞できます。

このミュージカルの意図はおそらく「モルモン教を小馬鹿にすること」なのですが、倫理的に果たしてそこまでのことをしてもよいのだろうか、と疑問に思うくらい内容は過激そのもの!しかしとにかくBroadwayでもLondonでも連日チケット売り切れ状態。私もプレミアを払ってやっと入場可能でした。
本番前、まだ内容がよく分かっていない私
このミュージカルを観に行こうという人にいくつかアドバイス。

まずモルモン教について一般的な知識を少し身につけておくとよい。一緒に行った友人らは当日Wikipediaを拾い読みしたそうです。これで十分。

また、モルモン教信者を個人的に知っている人で、その信者がバカにされるようなことがあったら自分も一緒に傷付いてしまいそうな人はこのミュージカルを観ないほうが賢明です。まったく笑えないかもしれません。

あとはしゃべるスピードの問題。ペースが速すぎて理解できない英語表現が多々あります。それを上記の一般的知識で少し補うことはできても、すべては理解できないかもしれません。私も実際理解できない部分がありました。しかし、アクションや仕草やダンスが十分面白いので、完璧にリスニングできなくても十分に楽しめます。

お決まりの土産品。プログラム、マグカップ、コレクターズブック
 3. Les Misérables
ミュージカルといえば「レ・ミゼラブル」、ロンドン公演は今年で29年目。文句なしのロングラン。私自身ももう各国で20回以上は「レ・ミゼ」を観ています。ミュージカル初心者にも超おすすめミュージカル。映画も大ヒットだったストーリーですが、やはり生で観るのはひと味違う楽しみ方ができます。
こちらもついつい買ってしまった。プログラム、カラーのブロシュア、コレクターズブック
このミュージカルを観に行きたい人はあらかじめプログラムを購入するか、インターネットでだいたいのストーリーを頭に入れておくとより楽しめると思います。ビクトル・ユーゴの長編を読む必要はありません(長すぎるでしょう....)。

こちらも平日にも関わらず満員御礼、最後はスタンディングオベーション。ロングランだけあって回転式や可動式のセットがよかったです。

4. Miss Saigon
そして今年5月3日からもう一つ大好きなミュージカル「ミス・サイゴン」がロンドンに戻ってきます!「レ・ミゼ」が好きな人なら、同じ作詞家・作曲家がつくったこのミュージカルも同様に好きかもしれません。

すでにチケット売り切れ続出。またロンドンに行きたいケド.... 宣伝ビデオを観て我慢します....

ニューヨークやロンドンに住んでいたらミュージカル観賞をしすぎて家賃滞納しそうです。シンガポールというミュージカルとは縁遠い国に住んでいてよかった....

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