12.04.2014

ADHD的な子供をもって(その2)

さて他のそのような点に困るのでしょうか。

2. 期待と違う展開だと立ち直れない
我が家では新しい体験をするときに必ず起こり得る事態をできる限りすべて説明し網羅します。これは、期待や予定と違う展開になったときに彼がなかなか立ち直れず、立ち直れないままその後の約束に遅れたことが何度もあるからです。先日海釣りに行ったときに地元のトイレが使いこなせずしばらく(一時間くらい)彼は立ち直れずにいました。これは私が事前に地元のトイレの使用方法や清潔度などいろいろと説明しておけばよかったのですが、ここまで頭がまわらず、結局初体験は苦いものとなってしまいました。
2年前、楽しい遠足のはずが、途中で帰るはめになりました。
私も同行して行ったのですが、同行しなければこうはならなかったのかもしれません。
彼のこのような態度は私がいるときに多く発生します。
この遠足では、泥を手づかみしなければならず、このような経験が
初めてだった彼は、目に泥が入ってから(期待と違う展開)
立ち直れず、集団行動ができなくなり一人だけ遠足中止となりました。
このときは他にもたくさんのエピソードが重なった時期だったので、
学校側から「退学」をほのめかされ、私は気が気ではありませんでした。
3. 字が汚い、整理整頓が苦手、授業中に歩き回る、質問されたときに手を挙げずに答えを言ってしまう
学校には今まで何度も何度も呼び出されました。面白いことに、字をきちんと書くことをより重視する日本の環境では書字について日常的に注意されますが、インターナショナルスクール環境ではあまり言われません。その代わり両方の環境で整理整頓が毎年注意されるので、これは世界のどこに行ってもきっと彼の整理能力の低さは共通して言われるのでしょう。授業中にお友達のところまで勝手に歩いていってしまうのも困りもので、授業妨害につながります。

4. おおざっぱ
宿題や課題を見ていてもおおざっぱにこなしているだけで詳細な説明やディテールは苦手なようです。だいたいやっておけばよいと思ってしまうのでしょう。ピアノを弾かせてみると顕著。間違っていてもオイラは大丈夫〜と言わんばかりにまったく気にせず弾き続けます。

5. 早とちり・せっかち
何をするにもすぐに結論・結果にたどり着こうとします。地道な練習や努力は嫌い。

多彩な症状続く。

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