4.26.2015

タイに住めるか住めないか(その6)

自分はおそらくタイに住むことはないだろう、と思っているみなさん:まだ続きます。

プロフェッショナリズムというコンセプトがあります。プロフェッショナリズム世界ランキングで、日本はダントツ1位です。

例を挙げましょう。日本ではおそらく店員に対してこのような教育をしています。
1. 周りにお客様がいる限り、店員同士の私語は慎む。私物のスマホに届いた電話やメールに応じない。
2. 職場に向かうときはその仕事にふさわしい格好で行く。

私が通っているネイルサロン。地元でやっと見つけたサロンで、流血事件の噂なく、ある程度英語で対応してもらえます。店員さんはいつもニコニコしています。

しかし。

お客様用と思われるテレビにタイ語や英語で番組を流していますが、私のペディキュア中に面白い番組がついていると、こんな感じ。
後ろを向いて仕事をしている....
見ずにはいられないのでしょうね。自分の携帯に電話がかかってくるともれなく出るし、店員同士も世間話が絶えない。
やっと私の足を見てくれていると思ったら、
実はこのときイアホンを用いて携帯でボソボソとしゃべっています。
相手は日本人(私)なので、どうせ世間話もできないという理由で平気で携帯でしゃべるのだと思います。日本ではおそらく接客が日本人相手だろうと言葉が通じない外国人相手だろうと「どうせ話もできないから、友達に携帯でしゃべろう」という感覚はないと思います。

でも出来上がりはこの通り: 
クリスマスを意識したペディキュア
アイルランド国旗の色を使用したSt Patrick's Dayペディキュア
アート入りペディキュアが200バーツ(750円くらい)で、クォリティはかなり気に入っています。
毎回季節に応じた色をつかってアート入りペディキュアを楽しんでいる。
驚くことに、アートは無料です。
この国の隠れモットーはたぶん「終わりよければすべてよし」。ペディキュアのお客さんにはペディキュアをするのが仕事で、途中のカスタマーサービスは二の次。

ちなみに、職場でホテルのスリッパをはいている同僚の足元の写真が撮れたらまた今度アップします。職場ではふさわしい格好をするというコンセプトがまだまだのタイです。私がそのうち現地化の末、ホテルのスリッパで仕事をしていたら誰か厳重注意してください。

アナタはタイに住めるか住めないか。

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