3.05.2014

多忙ママの子育て工夫(その8)

私はおそらくシンガポールにきて初めてワークライフバランス的には満たされています。友人とのつきあいなどの面ではまだまだ理想の域ではないけれども、仕事と子育てのみのバランスを考えると今までで一番うまくいっている!

シンガポールにきてすぐは仕事も慣れず、生活も慣れず、学校にも慣れず。いろいろと忙しかったので、生活にゆとりがなく、学校行事の参加や学校のお友達との約束も最低限にとどめていました。

しかし昨年くらいから演劇の衣装も手作りできたり(今まではすべて出来上がったものを購入していた)、子供たちはたまにお弁当を持って学校に行ったり(今まではすべて給食)、お友達と遊ぶことも多くなりました。子供たちが学校で得てきた知識を週末中にさらに深く掘り下げたり、学校から持ち帰ってきたプロジェクトについて家でdiscussionすることもできるようになりました。

ここで間違えてはいけないのは、生活にゆとりが出てきたのは、私一人ですべてこなしているからではないということです。ここにはいろいろな人たちに助けがあります。

そのよい例が先週のCultural Week。これは年に一度恒例の大イベント。インターナショナルスクールというくらいですから、まさに世界各国の子供たちが集まっている学校です。1週間かけてそのdiversityをテーマにお祭り騒ぎ。楽しいイベントです。

まずはFood Fair。各国出身のママたちが協力して子供たち用にそれぞれの国の名産品を用意します。毎年ジャパンテーブルはどの国よりも大きな面積を誇り、日本人ママたちの気合いの入った手料理が提供されます。

我が家は今年カリフォルニアロールを提供してみました。本来は日本のものではないのですが(アメリカ出)、sushiであることには変わりないし、ナッツなどのアレルゲンを含まずヘルシーで食べやすいので、少しズルですが、出品してみました笑。

カリフォルニアロール、作るのも私とメイドさんの共同作業です。ずっと前にお料理教室でカリフォルニアロールを学ぶことを提案したのは私、そして今回の企画考案指示出しは私。主な材料購入はメイドさん。実際に作るのはもちろんメイドさん。仕上げの味見は私。材料の書き出しも私(学校側の指示で、アレルギーのある子供たちも楽しめるように材料を書き出します)。そして出来上がったのはこれ。

同じCultural Weekでもう一つのイベントがWalk of Nations。これは子供たちが出身国の衣装を着て行進します。我が家は毎年私の母作成の甚平を着て行っていましたが、今年は少しアイディアを変えて長男は忍者姿(やはりmade by 私の母)、次男は甚平ということになりました。

さて当日の朝。長男はおばあちゃんが作ってくれた忍者の衣装の刀用の穴がほつれていることに気付き、母(私)に家庭科能力がないと即座に判断すると、早速ソーイングセット(やはりおばあちゃんにもらった)を使って自分で縫い直していました。そして無事刀を携帯していける格好になりました。以下その写真。
長男のクラス写真。長男は最前列中央。
Walk of Nationsがリアルタイムでネット配信され、アメリカにいる私の母もこれを見ることができました。次男がJapanのサインを持っています。
私が仕事で忙しいときはWalk of Nationsのことをすっかり忘れるということもあったし、朝覚えていても「とにかく甚平でも持って行きなさい!行ってきます!」といった感じでした。しかし、最近はOutlook Calendarにすべての予定(仕事の予定も子供の予定も)を記入するようになって、子供たち関連のイベントのことを忘れることも少なくなりました。

面白いのは、私は学校行事やイベントを忘れなくなったけど、実際はあまり「手出し」はしていないということ笑。カリフォルニアロールを作るのはメイドさんだし、衣装作りはおばあちゃん(+お直しby長男)。

みなさんいつもいつもご協力ありがとうございます。

企画考案私、実行ほかの方。これからも我が家ではこのパターンでいきます。これが私のワークライフバランス法。

「多忙ママの子育て工夫」シリーズ、またネタが集まるまでしばらくお休み。

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