3.11.2015

How to Hug a Porcupine(その8)

サンドイッチ法、I statementの続き。

サンドイッチの具にはYou statementは用いずI statementを用います。

前回のYou statementI statementに変えてみます。繰り返すようですが、これは英文の本なので、この段階で日本語に変えるとややぎこちない感じになります。

例1)「アナタが前日に洗濯物を片付けないから、毎朝ドタバタするのよ」「毎朝急いで制服を探しているから、学校に遅刻するのではないかと、ワタシは気がかりである」

例2)「アナタはお手伝いをしない」「毎日頑張ってお皿洗いをしてくれるとワタシの家事が減るのでワタシの心が軽くなる」あるいは「家事が減るのでワタシは幸せな気分になる」

例3)「アナタが宿題をやってないから成績が落ちるのよ」→「宿題がきちんと提出されているのかどうか、ワタシは戸惑いを感じる」

ここで要注意。下のパンと具の間に but を入れてはならない!日本語でいうと「でもね」。私も頭の中で練習したときにごく自然に「最近お手伝いをたくさんしてくれてえらいね(パン1)。でもね、朝起きるのが遅いと etc etc(具)」というふうに、毎回毎回「でもね」「でもさ」「けれども」を入れてしまいます。

これがよくないらしい。Butを入れてしまうと、下のパンの部分で子供をほめた内容がすべて相殺されてしまいます。

それでは接続語はどうするのか?本によると「省略」。これ結構難しいです。どうしても接続語を入れたい場合は「さて」「ところで」あたりでどうでしょう笑。

次回、サンドイッチ法最終ステップ。

0 件のコメント:

コメントを投稿