さて、食料自給率100%超、物価が安いことで有名なタイ王国での我が家の財布。いま一体どうなっているのでしょうか?
実は、過去2ヶ月に渡って食費を計算したところ、面白いくらいに同じ数字が出ました。
外食代は別で、月々「3万バーツ」。
ん?
「3万バーツ=10万円」
シンガポール時代よりはやや安いけど、期待していた「?分の一」とはほど遠い数字です。
こんなことは可能なのだろうか。子供たちが成長期を迎えたため急に食べる量が増えたのか、あの60ン歳のメイドさんは実は大食いなのか、私はこのタイのどこでお金を浪費しているのか?
実はタイのような発展中の国はまだまだ貧富の差が激しく、買い物をする店によって物価に大きな差が生まれます。我が家の最寄りのスーパーは「西洋人向け」で、陳列棚には懐かしい商品がたくさん並んでいる代わりにお値段も高め。輸入物なので、ちまたのタイの物価とは無関係。昨日日本人向けスーパーで買いたくなってやめた韓国産の梨は約600円でした。日本よりも高い。
ならば地元の人が集まるスーパーへ行きましょう、と意気込んだのはいいものの、スーパー内の匂いや、人混み、欲しいものが見つからない(←当たり前)ということで一回きりでギブアップ。 我が家で頻用されるようなもの(これまた特殊なものが多い、例えばアボカド)が地元のスーパーにあるわけがありません。
ということで、結局は駐在員向けのスーパー+近所に出ている生鮮品の屋台を利用するというところに落ち着いたわけです。それでやっとシンガポール時代とほぼ同額の食費。もしすべて駐在員向けスーパーで買い物をしていたらシンガポール時代よりも高額になること間違いなし。おそるべしタイの駐在員生活。
安「泰」にはほど遠い我が家のお財布、タイの安い物価を肌で感じることができるのだろうか。
次回に続く。
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