12.15.2014

ADHD的な子供をもって(その8)

その後。

わいみんに通って約半年でいったん卒業しました。わいみんが「これでしばらく様子見ましょう」と太鼓判を押してくれました。

しかし一度だけ「再発」したため、急いでわいみんに会いにいき、また少しだけ通いました。面白いことに、「再発」した患者本人が「ちょっと調子が悪いから、わいみんのところに行かなきゃ!」と大騒ぎ中に言い出すのです。本人はきっとすごくわいみんに頼っていたのでしょう。

「再発」後また沈静化して、現在どうなっているのか。

現状:字は汚い、せっかち、こつこつ嫌い、テーブルマナー悪い、朝起きるの苦手、何でも遅い、面倒くさがりや、期待外れだと立ち直りが遅い。

ほとんど単なる性格としつけの問題となってしまいました笑。

ちなみに、本当の本人を知らずにこのブログのエントリーだけ読んでると「どんなモンスターだ?!」と思うかもしれませんが、実はこの彼が我が家ではより「優しい、思いやりあふれる、悪を嫌う子」なのです。

最近は友人や他人の前ではすっかり大騒ぎをしなくなりました。本人は「はずかしい」ということが分かったようです。最近は家で大騒ぎをしても夜になると「お母さん、今朝はひどいことを言ってごめんね」と言えるようになりました。

彼が本当にADHDなのかどうか結局誰も分かりません。30年前の世界(ADHDの概念がまだなかった頃)だったら少し扱いにくい子供として片付けられていたかもしれません。もしかしたらただ一時的に性格が狂っていただけかもしれません。

でもあのときにできる限りのことをやって本当によかったと思います。親−子供だけで解決しようとしていたら両人とも狂っていたことでしょう笑。あまり感情移入しない第三者の介入は本当に有難かったです。

ところで、シンガポールで沈静化したと思っていたのに、今度バンコクに引越すに当たり、バンコクの新しい学校側から気になる手紙が…..

まだまだ続くでしょう?

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