2.15.2014

多忙ママの子育て工夫(その4)

私が仕事中に子供たちがつまらない思いをしないようには様々な工夫、試行錯誤が必要です。子供たちが一番喜ぶのはやはりクラスメイトと遊ぶこと(playdate)!子供たちだけで約束を取り付けてくることがあっても、その後親同士でメールなり電話なりでフォローするのがマナー(と私は考える)。同じような考え方をする親でなければ、たとえ子供同士が仲良しでもなかなか遊ばせてあげられないことがあります。

先日親の顔がみえないplaydateを経験しました。

長男がとても慕っているクラスメイトで、学校では誘ってもなかなか遊びに出てこない男の子がいます。その子は親がインドネシアに住んでいて、シンガポールではお兄ちゃんとメイドさんと住んでいるらしいのです(詳細は知らないけど、話を聞いている限りではなんとなくかわいそう)。

ある日その子から「今度我が家でplaydateをしましょう」という招待状が仲良しグループに配られ、誘われたメンバーはやっと彼と学校以外の場所で遊べることを喜んでいました。招待状はパソコン入力されていてなかなか立派ですが、親の携帯番号もなく、RSVPする方法もなく、なんとなく怪しい感じ。通常は参加不参加を親が確認しますが、このplaydateではそれがありませんでした。

そして当日、幸い私も仕事が休み日で、表示された住所を訪れるとその子が待ち合わせ場所で一人けなげに立っていました。他のメンバーの到着が遅れていたので、彼は我々をコンド内の遊具に案内してくれて、他のメンバーを待つために一人待ち合わせ場所に戻りました。「え、これって子供主催なの?」と思い、なんとなくその場を離れられないでいた私は、決心してその子の親に電話してみました(前日に彼は誘ったクラスメイトたちにメールで家の電話番号を知らせていた、これも親が親に書いているメールではなく、子供から子供へのやりとり)。すると電話の相手(お母さん!たまたまシンガポールにいたらしい)は優しそうな人で、コンド内の自宅にいました。コンド内にいるのならなぜ息子と一緒にお友達を出迎えていないのか?!なぜ息子にすべてやらせているのか?!

いろいろな疑問が湧きつつ...

私は電話で到着しましたと今日よろしくお願いしますとだけとにかく伝えることはできましたが、息子が初めてクラスメイトを家に招待したのに、その親の顔(=私の顔)を見なくてもよいのかな....と不思議に思いました。私なら、息子がどのような子供と仲良くしているのか、その子の親はどのような人なのかということが知りたくなります。別にその親の職業を聞きだそうとは思いませんが、なんとなくどのような人たちなのか、というのは気になります。具体的に何が知りたいのかと聞かれると困るのですが、答えは「雰囲気」だと思います。

さてこの日は結局一応親がコンド内のどこかにいることを確認した上で、playdate参加メンバーが数人集まり始めたことで安心して私はいったん帰りました。なんとなくもやもやした気分でしたが、まあ、こういう形のplaydateもありなのかなと考えました。最終的に長男くんは楽しかったと言って帰ってきたし、ちゃんと昼食も食べてきたようだったし、お母さんはマンションの部屋にいたとのことでした。

ちなみに、このplaydateにはもっとたくさんの招待客がいましたが、後々他の親に話を聞いてみると、やはり「ちょっと放任すぎて我が家は参加しませんでした」とのこと。まったく同意見です、と相槌を打っておきました。我が家も仮に今回私ではなくメイドさんが送迎をしなければならない状況だったら、ちょっと子供をこのplaydateに参加させることはできなかったと思います。

さて、今度は我が家で親参加型のplaydateを開催しようかな。

次回もつづく。

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