メイド仲介業者はメイドさんの紹介以外に、トラブルが起きたときのカウンセリングも行ってくれます。今回のようなケースで、第3者として話を聞いてもらえるのは非常に助かります。
仲介業者のDilaに事情を説明したら、一瞬Dilaの顔がくもり、はっきりとは言わなかったけれども荷物の中身を聞いた彼女の心の中では「明らかに詐欺だろう.....」という考えがよぎったようでした。Dilaの提案は、Singpost(シンガポールの郵便会社)に電話してトラッキング番号から詳しい情報を知り得てはどうかということだったので、是非にとお願いしました。
Dila: ロンドンから送られてきたトラッキング番号45457SDFGの荷物がどうやらマレーシアで止められているようなのですが。
Singpost: そのようなトラッキング番号は存在しません。ロンドンから送られてきた荷物は最後がGBで終わっているはずです。また、シンガポールに届くはずの荷物がマレーシアで止められているのもおかしな話です。正しいトラッキング番号を送り主から聞いてきてください。
Dila: どうやらマレーシア当局よりUSD4000の請求をされているみたいなのですが。
Singpost: たとえ罰金の対象であってもせいぜいUSD400程度で、そのような高額に及ぶことはありません。
というふうに徐々にこの話は完全に詐欺だろうということが明らかになってきました。Dilaは電話を切った後にメイドさんにこの話はおかしな点がたくさんあるから考え直したほうがよいと説明しました。
メイドさんが「あぁ、これは詐欺なのだな」という表情をしたところで、私はやっと彼女もだまされていた側なのだと確信し、妙に安心しました。
学習点:明らかに疑わしい場合でもいきなり否定するのではなく、第3者も交えて状況証拠を増やしていき、相手の気持ちやプライドを傷つけないように対処すべし。
メイドさん自身も納得したのでしょうか、数時間後に携帯にメールが届き、「もう二度とこのようなことにならないようにします。お許しください」だそうだ。
メイドさんはその育った環境から「ずる賢い」か「ナイーブ」、極端な二層に分かれる人種であることを忘れてはいけません。我が家のメイドさんはその後者のナイーブなのでしょうけれども、しばらく要観察だなと思いました。自分の子供がこのような詐欺に巻き込まれたら大人になるためのステップと考えることはできますが、私自身より年上の人がこうも簡単に巻き込まれるといちいち対応しているのがおそらく面倒になってきます。
そして次のメイド関係のネタが出現するまでメイドシリーズお休み。
3年半住み慣れたシンガポールを離れ、2014年夏から微笑みの国タイ王国に移り住みました。多忙なママとやんちゃな子供たちには新しい土地でいったいどんな冒険が待ち受けているのか。毎日の出来事や日々考えていることをつづっていきたいと思います。
1.09.2013
12.31.2012
メイドさん(余談その3)
私の脳裏:
1.彼女もグルで私からお金をせびろうとしているのか
2.彼女はカモで、「お父さん」にだまされているのか
まずはこの荷物を送ったとされる「お父さん」、本当は誰なのかにせまりました。怖い顔で直接的に質問すると彼女も事実を言わないかもしれないので、やんわりと「どうやって知り合ったの」的な雰囲気で質問。すると本当のお父さんではない、彼氏みたいな感じ、でも会ったことがない....などという曖昧な返事です。
そしてさらに詳しく話を聞くと、無事に荷物が届いたあかつきにはUSD25000の半分のUSD12500を彼女にくれるという約束だったらしいのです。月に数百ドルの給料で働いている彼女にとってUSD12500というとものすごい大金です(私にとっても大金)。
そこで初めて彼女に私の考えを簡単に述べました。
1.USD4000をぽーんと渡せるような経済力は私にはありません。
2.メイド仲介業者に助けてもらえないか一緒に相談に行きましょう。
彼女はしぶしぶ了承しました。私にお金を出してもらえないと知ると彼女は自分の部屋で少し涙を流していました。
仲介業者は幸い徒歩5分のところにあり、土曜日の午前中はDilaという従業員がデスクに座っていました。事前に電話し、こういう事情で今から相談に行ってもよいかと聞くと快く承諾してくれました。
次回に続く。
1.彼女もグルで私からお金をせびろうとしているのか
2.彼女はカモで、「お父さん」にだまされているのか
まずはこの荷物を送ったとされる「お父さん」、本当は誰なのかにせまりました。怖い顔で直接的に質問すると彼女も事実を言わないかもしれないので、やんわりと「どうやって知り合ったの」的な雰囲気で質問。すると本当のお父さんではない、彼氏みたいな感じ、でも会ったことがない....などという曖昧な返事です。
そしてさらに詳しく話を聞くと、無事に荷物が届いたあかつきにはUSD25000の半分のUSD12500を彼女にくれるという約束だったらしいのです。月に数百ドルの給料で働いている彼女にとってUSD12500というとものすごい大金です(私にとっても大金)。
そこで初めて彼女に私の考えを簡単に述べました。
1.USD4000をぽーんと渡せるような経済力は私にはありません。
2.メイド仲介業者に助けてもらえないか一緒に相談に行きましょう。
彼女はしぶしぶ了承しました。私にお金を出してもらえないと知ると彼女は自分の部屋で少し涙を流していました。
仲介業者は幸い徒歩5分のところにあり、土曜日の午前中はDilaという従業員がデスクに座っていました。事前に電話し、こういう事情で今から相談に行ってもよいかと聞くと快く承諾してくれました。
次回に続く。
12.29.2012
メイドさん(余談その2)
マレーシア政府に荷物を送ってもらうためにUSD4000を用意したいと言ってきた我がメイドさん。
以下、この話がちゃんちゃらおかしい点を復習しておきたいと思います。
ちゃんちゃらおかしい点その1:
彼女はすでに50歳近い年齢、その父親ときたら多分よぼよぼの70歳そこらの男性で、ベトナム沖なんちゅう過酷な状況で働いているわけがない
ちゃんちゃらおかしい点その2:
船便だろうと航空便だろうと(このシナリオではどうやら船便)、花束を送ったらイギリスから届いている頃にはしおれていること間違いなし
ちゃんちゃらおかしい点その3:
ダイアの指輪やUSD25000など、雇い主の私ですら持っていないような高級なものがなぜメイドさんに届くのか。そのような高級品を送ってくれる「父親」がいるのならなぜ彼女はメイドとして我が家で働いているのか。
ちゃんちゃらおかしい点その4:
シンガポールに届く荷物がマレーシアでつかまっているのもおかしい。シンガポール入国の時点で荷物をチェックされるのならまだ理解できる。
ここまでで既に4つのちゃんちゃらおかしい点があります(まだまだある)。
さてここで彼女は私を説得するために「お父さん」という人物にスカイプ電話をかけました。どうやらベトナム沖からは電話はできないけどスカイプはできるらしい。すると、その人物がまたちゃんちゃら怪しい人物。まず英語のアクセントが明らかにフィリピン人のアクセントではない。さらに彼女は母国語のタガログ語ではなく、英語でその人物をしゃべっている。お父さんとは母国語でしゃべるのが普通でしょうが。
この時点で私の考えは2つに分かれていました。
1.彼女もグルで私からお金をせびろうとしているのか
2.彼女はカモで、「お父さん」にだまされているのか
この後、電話を切った後にもう少し詳しく話を聞くことにしました。
次回に続く。
以下、この話がちゃんちゃらおかしい点を復習しておきたいと思います。
ちゃんちゃらおかしい点その1:
彼女はすでに50歳近い年齢、その父親ときたら多分よぼよぼの70歳そこらの男性で、ベトナム沖なんちゅう過酷な状況で働いているわけがない
ちゃんちゃらおかしい点その2:
船便だろうと航空便だろうと(このシナリオではどうやら船便)、花束を送ったらイギリスから届いている頃にはしおれていること間違いなし
ちゃんちゃらおかしい点その3:
ダイアの指輪やUSD25000など、雇い主の私ですら持っていないような高級なものがなぜメイドさんに届くのか。そのような高級品を送ってくれる「父親」がいるのならなぜ彼女はメイドとして我が家で働いているのか。
ちゃんちゃらおかしい点その4:
シンガポールに届く荷物がマレーシアでつかまっているのもおかしい。シンガポール入国の時点で荷物をチェックされるのならまだ理解できる。
ここまでで既に4つのちゃんちゃらおかしい点があります(まだまだある)。
さてここで彼女は私を説得するために「お父さん」という人物にスカイプ電話をかけました。どうやらベトナム沖からは電話はできないけどスカイプはできるらしい。すると、その人物がまたちゃんちゃら怪しい人物。まず英語のアクセントが明らかにフィリピン人のアクセントではない。さらに彼女は母国語のタガログ語ではなく、英語でその人物をしゃべっている。お父さんとは母国語でしゃべるのが普通でしょうが。
この時点で私の考えは2つに分かれていました。
1.彼女もグルで私からお金をせびろうとしているのか
2.彼女はカモで、「お父さん」にだまされているのか
この後、電話を切った後にもう少し詳しく話を聞くことにしました。
次回に続く。
12.27.2012
メイドさん(余談その1)
さて大人気だったメイドさんシリーズ(笑)。今回また少しだけ復活させたいと思います。
前回後半で主人公だったメイドさんの話。49歳フィリピン人女性。今も元気よく我が家で働いてくれています。
日本でクリスマス・正月を過ごすために子供たちは既に日本へと旅立っていた先週の土曜日のこと。ひさしぶりに朝午前9時くらいまで寝て気持ちよく朝食の紅茶を作っていたときにいきなりメイドさんが真剣な眼差しで....
メイドさん:奥様、相談したいことがあります。ちょっと助けて欲しいのです。
私:(危険信号。むむ、金をせびられる)どうしたのですか。
メイドさん:実は事情があってUSD4000をお借りしたいと思います。
私:(やっぱり)どういう事情ですか。
メイドさん:それが....
ここから事情を理解するのに約30分(言葉の壁の&信じられない状況のため)。
なので、彼女はUSD4000を貸してくれたら、その荷物がシンガポールに届いたらすぐに中に入っている現金からお金は返すと私に言ってきました。
次回に続く。
前回後半で主人公だったメイドさんの話。49歳フィリピン人女性。今も元気よく我が家で働いてくれています。
日本でクリスマス・正月を過ごすために子供たちは既に日本へと旅立っていた先週の土曜日のこと。ひさしぶりに朝午前9時くらいまで寝て気持ちよく朝食の紅茶を作っていたときにいきなりメイドさんが真剣な眼差しで....
メイドさん:奥様、相談したいことがあります。ちょっと助けて欲しいのです。
私:(危険信号。むむ、金をせびられる)どうしたのですか。
メイドさん:実は事情があってUSD4000をお借りしたいと思います。
私:(やっぱり)どういう事情ですか。
メイドさん:それが....
ここから事情を理解するのに約30分(言葉の壁の&信じられない状況のため)。
どうやら彼女のお父さんは現在ベトナム沖で仕事をしているのですが、そのお父さんがイギリスからシンガポールにいる彼女に荷物を送ったと。中身は次の通り:花束(?)、手書きのカード(?)、ハンドバッグ2つ(?)、ダイアモンドの指輪(??)、USD25000(?????)。それがマレーシア政府にトラップされ、現金の無断輸送をしていたため罰金も兼ねてUSD4000をマレーシア政府の銀行口座に送金したらその荷物をあらためてシンガポールに送ってもらえるとのこと。その口座番号や荷物のトラッキング番号などすべての情報が入っているemailも見せてくれました。
なので、彼女はUSD4000を貸してくれたら、その荷物がシンガポールに届いたらすぐに中に入っている現金からお金は返すと私に言ってきました。
次回に続く。
12.14.2012
友人のサイトを宣伝
さてビジネススクールINSEADで出会った仲間たちは違う世界(ビジネス)からきている人間ばかりで、私は日々たくさんの刺激を受けながら学校に通っていました。
そんな中で卒業後にentrepreneurとして小さなビジネスを始める人が多く、今日はその友人らのサイトをいくつか紹介したいと思います。
http://www.winkydesigns.it/slap.html
これはかわいらしい中国系アメリカ人の女の子が始めた会社です。さまざまなデザインの腕時計を考案し、ブランド名には堂々と自分の名前を使用。私も発足当時腕時計を20個ほど購入して友人らにクリスマスにプレゼントしました。
http://www.visitmemonthly.com/
ははは、このサイトはなんともinnovative。何を売っているのかはサイトをビジットしてのお楽しみ(笑)。そして経営者はこの商品とは縁遠い人。
http://basecamphotels.com/
これはアウトドアが好きな友人が奥さんやお友達を一緒に考案しているブティックホテルです。サイトを見ているだけでLake Tahoeに行きたくなります。
http://www.playroomchina.com/en/shop
ははは、このサイトも新コンセプト。中国初(だと思う)のオンライン性ショップ。このサイトはまだあまり深くはチェックしていませんが(本当ですってば)、これが中国大陸でヒットしたらものすごいことになること間違いなし。
http://sooqini.com
これはロンドンにいる人たちがお互いにサービスやグッズを売買できるというサイトです。
www.dafiti.com.br/fb
これはブラジルのオンラインショッピング(だと思う)。実際はボルトガル語だからちゃんとは読んでいません...そしてなんとサイトのオーナーはフランス人友人。彼は必死でポルトガル語を勉強していました。
次のBill Gatesになるのは誰だかわかりませんが、とにかく全員頑張っていて楽しそう。
そんな中で卒業後にentrepreneurとして小さなビジネスを始める人が多く、今日はその友人らのサイトをいくつか紹介したいと思います。
http://www.winkydesigns.it/slap.html
これはかわいらしい中国系アメリカ人の女の子が始めた会社です。さまざまなデザインの腕時計を考案し、ブランド名には堂々と自分の名前を使用。私も発足当時腕時計を20個ほど購入して友人らにクリスマスにプレゼントしました。
http://www.visitmemonthly.com/
ははは、このサイトはなんともinnovative。何を売っているのかはサイトをビジットしてのお楽しみ(笑)。そして経営者はこの商品とは縁遠い人。
http://basecamphotels.com/
これはアウトドアが好きな友人が奥さんやお友達を一緒に考案しているブティックホテルです。サイトを見ているだけでLake Tahoeに行きたくなります。
http://www.playroomchina.com/en/shop
ははは、このサイトも新コンセプト。中国初(だと思う)のオンライン性ショップ。このサイトはまだあまり深くはチェックしていませんが(本当ですってば)、これが中国大陸でヒットしたらものすごいことになること間違いなし。
http://sooqini.com
これはロンドンにいる人たちがお互いにサービスやグッズを売買できるというサイトです。
www.dafiti.com.br/fb
これはブラジルのオンラインショッピング(だと思う)。実際はボルトガル語だからちゃんとは読んでいません...そしてなんとサイトのオーナーはフランス人友人。彼は必死でポルトガル語を勉強していました。
次のBill Gatesになるのは誰だかわかりませんが、とにかく全員頑張っていて楽しそう。
12.12.2012
昨日の続き(緊急中断)
前回の続き。
会計: 「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」
(カチン)⬅ まぎれもなく、怒り開始の音
私 : 「打つつもりのない、年齢からして適応のない、間違ったワクチンのお金を請求しようというのですか」
(ちなみに、保険が利くのでHibワクチンの分をたとえ請求されても財布は痛くない。でもそんな問題ではないのは明白)
(私が働いている会社はこの病院ととても盛んに交流のある関係にあります)
(健康児にワクチンの1つや2つを余計に打ったくらいで将来に大きな影響がない)
(しかし全身状態に大きく影響する薬を間違って打たれたりしたときのことを考えると、ことの重大性に気づいていない会計に憤慨)
私 : 「間違った分の注射代を払う気はありません」
結局正しく打たれた注射のみの請求書がすぐに出てきて無事に支払いを済ませました。
(今日の分すべて無料にして、という大阪人的な強引さはさすがにない私)
自分たちが間違えて打ったワクチンのお金を請求。間違えたせいで1ヶ月後にまた私は仕事を休まなければならない。家に帰ってもこのもやもやとした気持ちは治まらず、このようにまずはブログで発散しています。
そしてこのようなことが二度と起きないように私はこのように反省しました:
1. 自分が臨床医だったとき、看護婦さんがよく「先生〜、目だけ借りてもいいですか〜」とか「これを一緒に確認してください」と言ってきてくれました。当時は「習わしかクセか分からないけど、よく何度もチェックするなぁ」と感心していました。しかし!今回のことがあってから、違う目で見ることの大切さを実感。今度からはたとえ「母親」という立場での受診だとしても、打つ前に箱を読ませてもらうことにしました。日本ではちょっと勇気のいる申し出・行動だと思いますが、シンガポールは多民族国家。いろいろな国民性の人々が集まっているから、注射液の箱を見せてという不思議な母親が他にもいるかもしれない。そしてそして海外に住んでいるあまり現地語が得意ではないママたち:身振り手振りで箱を見せてもらおう!たとえ既に薬を注射器に吸っていても打つ前なら遅くない、箱の横文字を読もう!
2. 人を信用し過ぎるのはやめよう。同じ医療従事者だからどうしても私は相手が「仲間」だと思ってしまいがちですが、誰にでもミスはあります(自分にも)。大切なのは、ミスが起きる前に止めることと、起きてしまった後の対応です。前者は自分にも努力するべき点があるはず。
3. 医療ミスがあったというドクターからの説明を聞いているときの自分があまりにも簡単に許容し過ぎた。ミスはミス。大きくても小さくてもちゃんと責任をとる姿勢となるまで笑顔はやめよう。この性格上、普段からへらへら笑っているので厳しい表情を保ち続けるのは個人的には難しいのですが(笑)、今回はドクターとの話し合いの段階で会計の話までしたほうがよかった。
あぁ、昔よく夜勤の看護婦さんに「目」や「耳」やたまに「手」も貸したなぁ。あれは思ったよりも大事だったんだなぁ。
会計: 「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」
(カチン)⬅ まぎれもなく、怒り開始の音
私 : 「打つつもりのない、年齢からして適応のない、間違ったワクチンのお金を請求しようというのですか」
(ちなみに、保険が利くのでHibワクチンの分をたとえ請求されても財布は痛くない。でもそんな問題ではないのは明白)
(私が働いている会社はこの病院ととても盛んに交流のある関係にあります)
(健康児にワクチンの1つや2つを余計に打ったくらいで将来に大きな影響がない)
(しかし全身状態に大きく影響する薬を間違って打たれたりしたときのことを考えると、ことの重大性に気づいていない会計に憤慨)
私 : 「間違った分の注射代を払う気はありません」
結局正しく打たれた注射のみの請求書がすぐに出てきて無事に支払いを済ませました。
(今日の分すべて無料にして、という大阪人的な強引さはさすがにない私)
自分たちが間違えて打ったワクチンのお金を請求。間違えたせいで1ヶ月後にまた私は仕事を休まなければならない。家に帰ってもこのもやもやとした気持ちは治まらず、このようにまずはブログで発散しています。
そしてこのようなことが二度と起きないように私はこのように反省しました:
1. 自分が臨床医だったとき、看護婦さんがよく「先生〜、目だけ借りてもいいですか〜」とか「これを一緒に確認してください」と言ってきてくれました。当時は「習わしかクセか分からないけど、よく何度もチェックするなぁ」と感心していました。しかし!今回のことがあってから、違う目で見ることの大切さを実感。今度からはたとえ「母親」という立場での受診だとしても、打つ前に箱を読ませてもらうことにしました。日本ではちょっと勇気のいる申し出・行動だと思いますが、シンガポールは多民族国家。いろいろな国民性の人々が集まっているから、注射液の箱を見せてという不思議な母親が他にもいるかもしれない。そしてそして海外に住んでいるあまり現地語が得意ではないママたち:身振り手振りで箱を見せてもらおう!たとえ既に薬を注射器に吸っていても打つ前なら遅くない、箱の横文字を読もう!
2. 人を信用し過ぎるのはやめよう。同じ医療従事者だからどうしても私は相手が「仲間」だと思ってしまいがちですが、誰にでもミスはあります(自分にも)。大切なのは、ミスが起きる前に止めることと、起きてしまった後の対応です。前者は自分にも努力するべき点があるはず。
3. 医療ミスがあったというドクターからの説明を聞いているときの自分があまりにも簡単に許容し過ぎた。ミスはミス。大きくても小さくてもちゃんと責任をとる姿勢となるまで笑顔はやめよう。この性格上、普段からへらへら笑っているので厳しい表情を保ち続けるのは個人的には難しいのですが(笑)、今回はドクターとの話し合いの段階で会計の話までしたほうがよかった。
あぁ、昔よく夜勤の看護婦さんに「目」や「耳」やたまに「手」も貸したなぁ。あれは思ったよりも大事だったんだなぁ。
12.11.2012
シリーズ緊急中断!
シリーズ「楽しい子育て」を書き始めて間もないですが、ちょっと許しがたいことがあったので緊急中断します!
シンガポールでは子供でも日本では通常受けないB型肝炎やA型肝炎などなど予防接種を受けることが薦められます(本来ならば渡航前にするのですが、私の怠慢のせいで来星2年近くなる今頃になって焦って現在注射打ちまくり)。
毎年のように細かく変化するワクチン事情。新ワクチンが出たり、昔から打たれてきたワクチンが急に副作用続出のため中断されたり。
そんな中、なかなかさっぱりした小児科医を見つけたのでいろいろとアドバイスしてもらいながら子供たちの予防接種を打ってもらうことになりました。
本日2回目。2種類注射されたにも関わらず、長男次男ともに涙ゼロ。嬉しそうに絆創膏を見せてくれました。そしてお会計を待っていると先生にまた呼ばれ...
先生: 「実は看護師のミスで間違った薬を打ってしまいました」
私: 「何をどう間違えたのでしょうか」
先生: 「HBV(B型肝炎)を打つつもりがHibワクチンを打ってしまいました」
私: 「確かHibワクチンは5歳までに打つワクチンですよね」
先生: 「そうです、その通りです」
(Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンが日本で導入されたとき我が家はすでに日本に住んでおらず、結局二人とも現在5歳以上の年齢になってしまって打ちそびれた状態。5歳以上の年齢では通常打たない)
私: 「正直に教えていただきありがとうございます。打つはずだったHBVは?」
先生: 「1ヶ月後にまた来てください」
私: 「分かりました」
とまあ、無駄な薬を打たれたショックはあるものの、致死的な薬を打たれたわけでないし、通常は大きな副作用のない医療ミスだったので安心したのが正直な気持ち(ごくたまにワクチン接種後髄膜炎・脳炎はある)。看護師が「B」のつく薬同士を間違えて持ってきたようですが、医師も箱に明記されている薬剤名を再確認しなかったなど、なんとまあお粗末この上ない。1ヵ月後にまた仕事を休まなければならないのが面倒。まあ、なにはともあれ二人とも無事。
そしてお会計。
会計:「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」
次回に続く。
シンガポールでは子供でも日本では通常受けないB型肝炎やA型肝炎などなど予防接種を受けることが薦められます(本来ならば渡航前にするのですが、私の怠慢のせいで来星2年近くなる今頃になって焦って現在注射打ちまくり)。
毎年のように細かく変化するワクチン事情。新ワクチンが出たり、昔から打たれてきたワクチンが急に副作用続出のため中断されたり。
そんな中、なかなかさっぱりした小児科医を見つけたのでいろいろとアドバイスしてもらいながら子供たちの予防接種を打ってもらうことになりました。
本日2回目。2種類注射されたにも関わらず、長男次男ともに涙ゼロ。嬉しそうに絆創膏を見せてくれました。そしてお会計を待っていると先生にまた呼ばれ...
先生: 「実は看護師のミスで間違った薬を打ってしまいました」
私: 「何をどう間違えたのでしょうか」
先生: 「HBV(B型肝炎)を打つつもりがHibワクチンを打ってしまいました」
私: 「確かHibワクチンは5歳までに打つワクチンですよね」
先生: 「そうです、その通りです」
(Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンが日本で導入されたとき我が家はすでに日本に住んでおらず、結局二人とも現在5歳以上の年齢になってしまって打ちそびれた状態。5歳以上の年齢では通常打たない)
私: 「正直に教えていただきありがとうございます。打つはずだったHBVは?」
先生: 「1ヶ月後にまた来てください」
私: 「分かりました」
とまあ、無駄な薬を打たれたショックはあるものの、致死的な薬を打たれたわけでないし、通常は大きな副作用のない医療ミスだったので安心したのが正直な気持ち(ごくたまにワクチン接種後髄膜炎・脳炎はある)。看護師が「B」のつく薬同士を間違えて持ってきたようですが、医師も箱に明記されている薬剤名を再確認しなかったなど、なんとまあお粗末この上ない。1ヵ月後にまた仕事を休まなければならないのが面倒。まあ、なにはともあれ二人とも無事。
そしてお会計。
会計:「本日は申し訳ありませんでした。本日打った2種類のワクチンの合計金額から1割引きしております」
次回に続く。
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