8.02.2012

メイドさん(その2)

シリーズ第2弾。メイド雇用について。

私が紹介所に持ち込んだ条件は次の通り:
1.          フィリピン人
2.          日本人家庭で働いた経験のある方
3.          子育て経験のある方
4.          以前の雇用主と連絡がとれる方

目を通した履歴書の中から2名に我が家に来てもらい実際に料理をしてもらいました。

初日の方はミートスパゲッティとサラダです。日本人家庭での経験はなく、面接の時点から日本食は馴染みがないと正直に言ってくれました。以前の雇用主(イギリス人)からは「仕事中に肘のケガをして我が家との仲が悪くなってしまったが、基本的には信用できるし、料理もまずくない」と聞いていました。

当日こちらで用意しておいた食材は、乾燥スパゲッティ、瓶入りミートソース、牛ひき肉、レタス、トマト。

多少「段取り」というものが理解できる人なら、正味30分程度の料理時間でしょうか。ところが、この方は2時間くらいかかり、また、用意した材料からは失敗できないようになっていると思っていたのですが、それでも見事にまずいディナーが仕上がりました。

残念ながら不合格。

二人目の方はカレーライスとサラダです。以前日本人家庭x2で経験を積んでおり、電話面接で炊飯器の使い方は分かる、カレーライスと味噌汁を作れるなどと教えてくれました。以前我が家の隣のマンションに暮らしていたことも分かり、地域の地理的な知識もありそう。以前の雇用主(日本人)からは「料理は上手にできるし、そのほかの家事も言えばできる」と聞き出しました。

当日こちらで用意したものは、バーモントのカレールー、お米、じゃがいも、人参、タマネギ、鶏肉、レタス、トマト。

これは見事に大成功で、日本の家庭で見られる美味しそうなカレーとフラッシュなサラダ出来上がりました。

本人もやる気があるし、すぐにでも来てもらえそうだったので即採用。歯並びのよい美人だったのも採用の理由でした(下心はないけど、一緒に住むならブサイクよりも美人のほうがよい)。

めでたしめでたし。と思っていた私はナイーブ。シリーズは続く。

1 件のコメント:

  1. ミートスパゲッティはなんといっても「パスタ」ですから、乾燥スパゲッティをゆですぎるとまずくなります(Imagine spaghetti at a diner along I-15 at 4 am).

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