4.21.2015

プーケット2015(その3)

Taxi Meterという看板があるところから乗車したにも関わらずメーターを隠したまま運転しようとするプーケットのタクシーマフィア。

おそらくこの時点で多くの人たちは当初言われた500バーツという金額を払うのだと思います。しかし、私は一歩踏み込んで「いったいいくらのために自分はここまで殺気立っているのだろうか」「メータータクシーといってもどこまでメーターが信用できるのだろうか」というところに非常に興味を持ってしまいました。こんな母親に付き合う子供たちも大変です笑。

ということで、運転手に無理やりメーターをつけさせました。メーターをつける前に運転手は何か私にタイ語で言ってきましたが、そんなの無視。

結果。メーターで420バーツ(1500円くらい、メーター表示の320バーツ+空港出発で100バーツ加算)。カウンターで言われた値段は500バーツ(1800円)。

ちなみに、単純に距離計算をすると値段は300バーツのはずでした。

考察。運転手が多少回り道をしているのか、メーターが細工されているのか知りませんが、メーター計算もほんの少し高く表示されるようになっているのでしょうか。カウンターで言われた値段はおそらく細工されたメーターの値段を少し高めに言ってみてメーターにこだわらない観光客が支払うのを期待しています。

この運転手は最後「よいご旅行を」と笑顔で去って行きました。どういう神経なのか分かりませんが、これがプーケットの現状です。

まだ2800台以上がマフィア経営のプーケットのタクシー。今回のように、「メータータクシーのふりをした元マフィア」みたいなタクシーもたくさんいるのだと思います。メーターつきのタクシーが導入される去年、マフィア側からの反発もかなりあったようです。

今回の唯一の救いは、「提携ツアー会社」に立ち寄らずにまっすぐホテルに向かったことでしょうか。

ちなみに、夜間到着、荷物が多い・重い、子供が小さい観光客などはあまりこのような冒険をしないほうがおすすめです。言われた通りの値段を支払うほうが賢明だし、高額でもホテルに迎えを頼んだよいが安心です。今回我々は様々な条件がそろって、白昼到着、荷物は少なめ、子供が大きい、タイ語も多少できる、英語ならけんかできる、私はブログのネタが欲しい(?)などなど条件がそろったためにこのような「実験」が可能となりました笑。
手元に残った用紙
運転手の名前が書いてあります
裏には意見・文句など書き込めるようになっています
プーケットのタクシーマフィア撲滅のためにも書いて投函しました
しかるべき場所に届くのかは不明ですが....
プーケットは大好きですが、島内の移動がとても高額なのが残念です。今後組織化されてマフィアが撲滅され、メーターつきで機能するタクシーが行き交う町になることを願います。

次回、プーケットで訪れたSoi Dog Foundationについて。

0 件のコメント:

コメントを投稿