4.22.2015

プーケット2015(その4)

海リゾートで有名なプーケットですが、今回は遊びだけではなく、多少の社会見学も兼ねてSoi Dog Foundationという施設を訪問してきました。

「極楽タイ暮らし」によると、こちらの生活事情に詳しい山田均さんはタイの犬を3種類に分けるそうです。まずは「家の犬=ペット」、一番裕福な暮らしをしています。そして「お寺の犬」、これはお坊さんのおこぼれを頂戴している情けない犬。最後が「道ばたの犬=野良犬」。

タイの野良犬を英語圏の人たちはSoi Dogと呼ぶのですが(Soiは「小道」という意味)、この数はやたらと多い!タイの人々は敬謙な仏教徒であるため犬を殺処分できないという事情+いわゆる日本のような保健所がうまく機能していないため+家の犬でさえも放し飼いのことが多いので前提的に去勢手術をあまりしていないためだと思われます。

さて、プーケットで是非見学してみたかったこの施設、現在400匹くらいの犬と猫がいます。暑い中、外でケージごとに子犬、老犬、健常犬などが分けられていて、感染症やその他の病気にかかっている犬は個室に入り、敷地内のクリニックに入院中の犬や猫もいます。もともとはイギリス人カップルが始めたこの事業、完全に寄付によってまかなわれています。野良犬や猫を拾ってきては必要な予防注射を施し、去勢手術をします。元気な犬猫はそのまま元いた場所に戻し、病気やけがのある動物は施設で預かります。

この事業について一時間程度の映画も製作されています。

初めにガイドさんから話を聞き、
入ってはいけないケージ、自由に出入りしてもよいケージを教えてもらいました
子犬のケージが一番のお気に入りでした

この二匹が気に入ったようです

猫に対してはアレルギーが激しいので、短時間の滞在
それでも発症しました!

違法ではありますが、タイ、ベトナム、中国では犬肉輸出入業者がいるらしく、
「痛い思いをした犬肉のほうがやわらかい」とされているため、
愛護団体からは生きているうちの犬の扱い方が問題視されています
この団体ではつい最近1500匹の犬を保護したため、
現在里親を探しているそうです。
現在建設中、タイで最大級の犬猫病院
我が家のお二人さん、社会見学のつもりがすっかり犬を飼う気になってしまいました。アレルギーがあるから無理!と言っても聞かず、「何でもするから!」と返されてしまいます。

一味違うプーケットでの体験でした。

来年のソンクランはどこに行こうかな。今からアイディア募集中。

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