3.05.2015

How to Hug a Porcupine (その4)

「ハリネズミ」シリーズ続きます


健全な親子関係を構築していくことが最終目的のこのセミナー。そのためには何が必要なのか。
1.  Listening with Heart
子供が怪しげな発言をするとどうしてもネガティブに考えてしまうのが親心。即、責める方向に行きがちです。

子供が生まれたときのことを思い出してみましょう。生まれたての頃は24時間子供の主張をしっかりと理解してあげようと努力していたではありませんか。親の主張や気持ちを赤ちゃんに無理やり伝えるようなこともしませんでした。


Listening with Heart - 言葉だけではなく、子供の態度や表情を通じて本当に言いたいことをじっくりと聞いてあげよう!簡単なようですが、実際は容易なことではありません。いきなり決めつけるのではなく、相手の言い分を聞きながら、相手を観察して隠れた事実を引き出す必要があります。赤ちゃんの頃とは違い、子供が口達者になればなるほど、相手の辛口発言につられそうになるという落とし穴あり。


我が家の実例を紹介。


ときは学校の修学旅行最終日。


3日ぶりに見る長男くんの姿を楽しみに私も仕事を早退して他のママたちとバスの帰来を待ちわびていました。ちゃんとご飯は食べただろうか、お友達と仲良くできただろうか、虫にさされていないだろうか、少しはたくましくなっただろうか。


バスから降りてくる生徒はみなそれぞれのママのところに駆け寄り、ドラマのような再会を披露していました。そしてやっと降りてきた我が家の長男くん。私はみんな同様にドラマチックな再会を想像・期待していたのですが、どうも様子がおかしい!


ふてくされた顔、人の顔を見てもまったく喜ぶ素振りもなく、「ただいま」の挨拶ももちろんなし。


普段なら「アンタさ~、挨拶くらいしなさいよ!」(ヤンキー風)とその場でキレるところなのですが、ここは、Listening with Heart


続く。

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