3.03.2015

How to Hug a Porcupine (その2)

私が参加している親向けの育児セミナーの進行役は学校のカウンセラーです。

日本の学校には常勤のカウンセラーはいるのでしょうか。私が通っていたアメリカの公立学校には、授業を担当する先生以外に「カウンセラー」の先生が常勤でいました。現在子供たちが通っている学校にもカウンセラーがたくさん常駐しており、とてもとても心強い存在です。

カウンセラーの先生方のjob descriptionは実に多様。現在の学校では、いま思いつくだけでも次のようなときにお世話になっています:
1. 入学前の面接・テスト
2. 入学後に新入り生徒のケア(転校生だけをグループで集めてお昼休みにピザやアイスクリームを振る舞い、転校後の心境チェック)
3. 入学後に新入り親のケア(親向けのセッションで「転校に伴い生徒がどういう心境下にあるか」という話をされた)
4. 教育・進路相談(これはまだあまりないけど、中学校や高校ではこのような相談を多く受けるはず)
5. 不登校やいじめの問題など、敏感にそれをキャッチして対応
6. 我が家の場合はなんと兄弟喧嘩の仲裁までしてくれました(恥ずかしかったケド)
7. 授業の時間を利用して「麻薬の話」「中学校にあがったら」などの講義を子供たちにしてくれる
8. そして、今回のように親を集めてセミナー主催

担任の先生が授業に専念できるようにサポートする縁の下の力持ち。

このように学校になくてはならないカウンセラーの先生が二人でJulie Ross氏の本に基づいてセミナーの進行役をしてくれます。一人は小学部のカウンセラー、現在我が家の二人が大変お世話になっている方。もう一人は中学部のカウンセラー、来年度から長男くんがいろいろとお世話になる予定の方。

セミナーに出席する私に対して長男はどう思ったのか。続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿